気付いてないのはあなただけ

あなたの素敵なところ

 

皆さん いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます

皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか

お昼間はまだまだ暑いですが 朝晩はとても凌ぎやすくなりました

皆さんのお住まいではどうですか

季節の変わり目となりますので どうぞご自愛くださいね

 

私はと言いますと

暑いからボ~っとしているのではなく 常にボ~っとしているのですが・・・

仕事に出かける時は 完全に凍らない程度に 数時間冷凍庫で冷やしたペットボトルのお茶を持って行くのですが 先日買い置きがなく 出先で買うことにしました

ちゃんと保冷バックも持って行きますよ

「偉いでしょ!」

「いやいや 普通ですね!」

そこから数時間後

仕事が終わり あの冷え冷えの美味しいお茶を飲もうと お茶を取り出すと

・・・・・

・・・・・

「え! 何で?」

よく冷えていたお茶を買ったはずなのに お茶が常温に!!!

・・・・・

・・・・・

凍らしていないので キンキンに冷たくないのは理解しているけれど いつもはもうちょっと冷たいはず・・・

・・・・・

・・・・・

そして

はたと気付きました

冷たい喉ごしを求めていたのに その希望を叶えられなかった理由は・・・

保冷バッグに入れているものの 保冷剤を入れてくるのを忘れていたので 保冷バッグとはいえ 只のバッグに格下げしております

「いや~ん!」

「私のバカバカ!」

ぬるくて当たり前です

なんとも情けない!

と 相変わらずな私です

「トホホ・・・」

 

 

それでは 今日の作品です

気付いてないのはあなただけ

いっぱいあるある

あなたの素敵なところ

ですが・・・

 

私には 無意識に物事を行うという 悪い癖があります

例えば

一旦出かけて すぐに忘れ物に気付き家に戻り 再度出かけようと思うと 鍵がないんです

玄関にも リビングのテーブルにも!

?????

?????

暫く捜すと思わぬところから出てきます

時には 洗濯機の上!

時には 電子レンジの上!

もう自分に

「おい!」

と言いたいです

 

洗濯機の上の時は 洗面所に置いている 髪留めを取りに・・・

電子レンジの上の時は キッチンに置いている のど飴を取りに・・・

王道に下駄箱の上に置くか

むしろ

玄関入ってすぐに 床に投げ捨てたほうが 確実に分かりやすいものを 忘れ物の置き場所まで行き その近くで無意識に鍵を置くので 我ながらたまったものではありません

暫く

「ないない!」

となります

 

洗顔するときも

自宅でかけている眼鏡を外したらもう最後!

眼鏡はどっかにいってしまいます

いやいや

無意識にどっかに置いてしまいます

これこそ 洗面台の後ろにある洗濯機の上に置けばいいものを リビングのテーブルでもなく キッチンのカウンターの上に置いて 一瞬行方不明になったり・・・

ある時なんて なんぼ捜してもなくて 近視でよく見えないので もう一つの眼鏡をかけて捜すと なんと キッチンに置いているクリープの蓋の上に 眼鏡が鎮座まします状況に・・・

「なんでやねん!」

と 自分で自分に ツッコミを入れております

もう本当に恐ろしいです

自分の無意識が・・・

 

ところが

無意識で難儀していることに違いがないのですが 一つだけ 自分にとっては助かることがあります

私にとっての無意識とは 時に無の状態になるということです

これに関しては ご理解いただける方がおられないかもしれないのですが・・・

 

例えば 長い距離を歩かなくてはならない時や 雨の中を歩かなくてはならない時など

あまり喜ばしくない状況の時 無になって 心のスイッチを切ることができます

それにより 鬱陶しさを感じず 時間も短く感じます

電車に乗っていてスマホなどを見ていると 降車駅までの時間が短く感じる時はありませんか

本当の時間はいつもと変わらないのにとても短く感じ 降車駅で降り損ねそうです

私は良くあるのですが 全くその状況です

たぶん何かに集中しているからではないかと思います

 

でも

これには自分の無になれる状態を害さないという絶対条件があって・・・

長時間歩くとしても 手がちぎれるかと思う程 重い荷物を持っていたり 靴擦れを起こしていると 苦痛が先立ち集中が途切れてしまいます

雨の場合も 傘が吹っ飛ぶような強風や 顔にまで雨がかかるほどの豪雨では 無になるどころではありません

ですが

そうでなければ

1時間が5分になるとは言いませんが

「え! もう着いた!」

となります

これは本当に有り難いです

勿論一人の時限定ですが 1時間歩いている間 足は動いているけれど 意識は別の世界に行っているという感じで 体と脳が切り離されていると言いますか 体と脳が別行動という感じなのか それとも むしろ 体と脳が一体化しているという方が適切なのか 真逆なのですが 表現が非常に難しいです

 

やり方をお伝えするのはさらに難しいのですが・・・

例えば 歩いている間 声に出さず でも 全力で好きな歌を歌い上げるという行動も集中できます

高音も低音も本気です

多少唇がモゴモゴするかも・・・

 

私は 新しい教材を考えたり 新しい材料を使った作品などを 頭の中でワクワクしながら組み立てていると あっという間に時間が経過します

ルンルンとした気分でいることがポイントです

ここで間違っても 悩み事なんて考えるのは厳禁です!

理由は

楽しいことは 短く感じ

辛いことは 長く感じるからです

よろしければ どうぞお試しください

ただし

いくら意識が別世界に行っても 気を付けて歩いてくださいね

 

そして

私限定の話なのですが 実は弊害がありまして・・・

数名で話していて その輪におられない方から話しかけられても 全く聞こえないということがよくあります

すぐ近くで

「〇〇さん!」

と呼んでいただいているのに 気付かなくて 隣の方などに

「〇〇さん 〇〇さんが呼んではるよ!」

となります

あまりにも集中してしまっているのでしょうかね

輪の中の話し声以外の音が全く聞こえなくなるんです

なかなか難儀です

ですが

耳が不調という訳ではありません

検査したこともあるので・・・

 

そして

益々難儀なことに

我が子の一人が 私と全く一緒の状況なんです

子どもの頃から 真横で呼んでも聞こえていなくて・・・

決して無視している訳ではないのですが 本人的に 何かにもの凄く集中している時にそうなります

本当に不思議ですが 全く聞こえないのです

私とそっくりです!

そんなところ似なくていいんだけど・・・

DNAとは恐ろしいです!

もし 私が同じ状況でなかったら 我が子を連れて耳鼻科から脳外科から 病院のはしごをしていたかもしれません

でも 我が子も 耳に問題なく大人になりました

 

理解しにくい話をしていて申し訳ないのですが 私は子どもの頃から時々起こる 俗にいう ゾーンという領域に入った時に似ています

超集中状態に入って 周りの音が遮断されるように自分だけの世界になり 自分の普段の実力では考えられない 圧倒的な結果を生み出す時です

体は自分であって 自分でなくなるというか 達人が憑依したような感覚です

自分でもとても不思議です

 

そして

時間が極端に短く感じるのは 作品を書く時が圧倒的です

朝に書き始め 気付いたら薄暗くなっているということがよくあります

自分の感覚では 2時間程なのに 実際には10時間程経過しています

この10時間の間には 食事はしないけれど 飲み物を飲み お手洗いにも行きますが その行動は 筆を変えたり 和紙を変えたりという 一連の動作の一部になっていて あまり意識がないです

作品を書き終えると テーブルの上に マグカップが何個もあるいう感じです

こういう状態を持ち合わせることが 良いのか悪いのかは分かりませんが 難儀なことと捉えることもできますが 私の個性の一つと捉えようと思います

 

今日の作品の

気付いてないのはあなただけについては気付いていますが

又 素敵なことが私にはいっぱいあるのかも分かりませんが

私の欠点である無意識になるところも

精一杯おめかしして 無になれるという美点として 素敵なことに入れておこうかと思います

長所と短所は背中合わせと言いますか・・・

長所と短所は紙一重と言いますか・・・

相変わらず厚かましい幸せ者です

 

そして皆様

呼んでいただいても ちょいちょい聞こえていない私ですが 決して無視している訳ではないですので どうぞ許してください

「難儀なやっちゃ!」

と思っていただけると幸いです

「別世界に行ってるのね!」

「おーい 戻ってこ~い!」

と お声がけしていただけると幸いです

 

 

皆さんにとって 素敵な一週間でありますように

それではまた~