腹立たしいこともあるけれど

大人の余裕で

 

皆さん いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます

随分涼しくなったように思いますが 全国的にはどうなんでしょうね

皆さんのお住まいでは如何ですか

我が家では 数日前の夜あまりに寒くて 慌てて窓を閉め 温度計を見ると なんと23度でした

「そら さぶいわ!」

さぶいは関西弁ですかね

寒いです!

 

ついこの間と思うくらい記憶に新しい頃には 自宅に帰ってきて温度計を見ると 度々33度で

「そら 暑いわ!!!」

と思っていたのに あれから10度も下がると 季節は完全に変わり 風邪を引きそうです

どうぞ 皆さんもお気をつけくださいね

 

今年は エアコンと扇風機に例年になくお世話になりました

エアコンが得意でない私でも さすがに今年はお世話にならないと 命の危険を感じる暑さでした

猛暑か 酷暑か 激暑か 炎暑か・・・

どう表現していいのか 本当に分からない程の暑さでした

それでも エアコンと扇風機のお陰で 命を守ることができました

エアコンさんと 扇風機さんには フル回転でお働きいただいたので 特別手当を支給しなくてはならないです

本当にありがとう!

 

それでは今日の作品です

腹立たしいこともあるけれど 

まぁ取りあえず

ここはちょっぴり 大人の余裕で

ですが・・・

 

私は 人様のことがあまり気にならないのですが 自分のおっちょこちょいなところには 顔では大人の余裕としているものの 心の中では

「ほんまに難儀なやっちゃなぁ!」

と思っております

ですが

長年これできたので 最終的には

「今更どうにもこうにもならんなぁ!」

となっております

 

思い起こせば 子どもの頃から

車体感覚ならぬ 人体感覚???がおかしいのか

それとも ただのおっちょこちょいなのか分かりませんが・・・

 

子どもの頃 庭にあった 松の木の低い枝の下で思いっきりジャンプをし 枝で頭を強打し頭がへこんだことがあります

目の前に 満天の星が光り輝いたというわけです

毎日その枝の下を通っていたにも関わらずです

 

大人になってからも 家具屋さんで ベッドの試し寝をするために 足元からごろんとしたところ 頭側にベッドテーブルがあることに 何故か気付かず まぁまぁ勢いよく寝たので 後頭部をベッドテーブルの角で

ゴ~ン!と・・・

「テーブルなんてあった?」

となっております

 

金属のドア枠に膝を強打して うずくまったこともあり・・・

ある時は 横着をして脚立を持ってこず 背もたれのある椅子を踏み台代わりにしたのですが 背もたれを自分の体の前にして上らなくてはならないところを 体の右側にして上ってしまい そのまま何も考えずに下りたら お尻の右側のお肉に背もたれの角が刺さる形になり しかも勢いよく下りたもので 出産以外では 今まで味わったことのない激痛が走り 暫く動けない状態となりました

そして

右のお尻にはえくぼができるという始末です

ただただおっちょこちょいなのですが・・・

人体感覚???がおかしいのかと ちょっと別の表現をしてみました

 

ずぼらで! おっちょこちょいで! どんくさくて!・・・

と三拍子どころか 多拍子に揃っております

そして

思ったことは すぐに手帳に書き留めるか すぐに行動に移さないと

「ちょっと後で!」

なんて横着をしようものなら 二度と思い出せないようになります

それでも まだ若い時は暫く考えたら思い出せたものですが・・・

今は 永久に永久に 迷宮入り!となり 未解決事件となってしまいます

難儀なこっちゃです!

 

そして

私には 約4年に一回忘れることがありまして・・・

「何? そのオリンピック的な物忘れ?」

と 皆さんのお声が聞こえてくるようですが・・・

夏限定なのですが・・・

「またまた 何? そんな謎なこと?」

なんですが・・・

 

ある年の夏

扇風機を使い始め 仕事から帰宅すると 部屋がふんわりと涼しいんです

そうなんです

扇風機を消し忘れて外出してしまったのです

「あ~ やってしまった!」

となります

 

ですが

いくら学習能力のない私でも 次の日から外出するときは 扇風機のタイマーをセットします

「これで 万一忘れてもOK!」

そして

その年は 忘れることなくタイマーをセットするので つけっぱなしはありません

そして

次の年も

その次の年も

忘れることなく タイマーによりつけっぱなしはありません

ところが

おおよそ 4年目になると 何故か 以前自分が扇風機を消し忘れた事実をもう忘れてしまって 又初回に 消し忘れて外出してしまいます

扇風機を消さず 脳の記憶を消してしまうようです

どうも私の長期記憶は 3年程しかもたないようです

そして

「あ~ そうそう 外出時の扇風機はタイマーせな!」

となります

きっと賢い方からすれば

「もうそれならば いつもタイマーをMAXまでセットすればいいんじゃないの?」

となるのかもしれないのですが なんせ面倒くさがり屋なので ずっと家にいながら何度もセットし直すのも面倒で しかも タイマーが切れた時の もあ~っと暑い状況もがっかりだし・・・

ということで 外出時のみタイマーをかけています

でも

最近の私の酷い物忘れの状況では 4年ごとのオリンピック的な物忘れでなく

夏季オリンピック 冬季オリンピックの 2年に一回の物忘れになっていきそうです

「なんとも情けない!」

 

そしてもう一つ

腹立たしというより

「それ あかんやろ!」

という話なのですが・・・

数年前 あるお店に行くと その日からくじ引きの抽選が始まるようでした

抽選箱に手を入れ くじを引くということなのですが・・・

たぶんよそから来られたスーツを着た男性が お店の人に指示を出しておられます

抽選についての説明をされているのですが 私が商品を見ているすぐ前なので お話は丸聞えです

それによると・・・

スーツの男性が お店の若い男性に

「今日が初日やから 一等 二等が当たるとあかんから 当たりのくじは中に入れんといて!」

とのこと

(お~い 聞こえてますけど・・・)

と心の中で呟きました

腹が立つということはなかったですし お店の事情も理解できますが せめてバックヤードで話すとか お客さんに聞こえないところで打ち合わせをしていただいた方がよろしいのではないかと・・・

くじが楽しみでないわけではありませんが 私には欲しい商品があったので 別にそのお店にがっがりすることなく レジに行きました

お支払いを済ませると

レジのお姉さんが

「今日から抽選がありますので どうぞ」

と箱を差し出してくださいました

もうここからは ただただ滑稽でしかありません

私の方は

(はいはい 当たりくじのない抽選をするのね!)

と思い くじを引き

当然 はずれで

お姉さんの

「あぁ~ 残念でした~!!!」

というお言葉を聞き

心の中では

(私は全てのからくりを知っておりますけどね!)

と思いながらも 私もニコッと会釈をするという 大人の対応でお店を後にしました

別に腹は立たず むしろ ここまであからさまだと すがすがしいと言うか 笑えてくるほどでした

ですが

「お店の方 もしまた同じ状況があるなら 是非バックヤードでの打ち合わせをお勧めいたします!」

 

大人になったからと言って 腹立たしいことが起きないわけではなく むしろ 大人になった方が 理不尽なことも多くなり 大人の余裕とばかりではすまないことが多くなりますが それでも私は 人生において本気で怒らなくてはならない時と 人生においてたいしたことではないことをしっかり分けて どうでもいいことには 力を注がないことにしています

決して我慢をするということではなく どうでもいいことに時間を費やさない どうでもいいことに感情を動かされ煩わされないという意味です

だって

人生の時間は限られていて 自分が思うより短いです

どんなに若くても 明日も人生が続くとは限らないから・・・

嫌なことを思ったまま 怒ったまま 人生を終わりたくないです

いつ最後の日を迎えることになったとしても 笑って 心ときめくことにこそいっぱい時間を使って 幸せな気持ちで終わりたいと思います

是非とも

 

 

皆さんにとって素敵な一週間でありますように

それでは また~