歩みの遅いかめさんも・・・

いつの間にか一等賞!

 

皆さん いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます

皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか

先日まで 我が家の方ではだいぶ寒い日もありましたが 昨日は晴天の上 ポカポカ陽気で お日さんに当たると暑いくらいでした

あまりに暖かかったので もしかしたら今年最後かもと思い 窓拭き レール掃除 ベランダ掃除と 電気傘の掃除をしました

年末に大掃除をしない派なので これでちょっと気が楽になりました

でも

暖かいと思って油断していたら 又突然寒くなるかもしれませんね

どうぞ皆さんもご自愛くださいね

 

 

それでは

今日の作品です

歩みの遅いかめさんも

のろのろ歩いているうちに

いつの間にか一等賞!

ですが・・・

 

私は 同時に色々なことをするのがとても苦手です

例えば 別の仕事を掛け持ちするなんて 至難の業ですが

もっと簡単に言えば

料理は好きですが 料理をしながら洗い物をして 完成した時には キッチンが片づいている人は尊敬と憧れです

何事にも集中し過ぎる癖があるので 私の場合は並行してするよりも 一つのことに集中した方が結局早く終わります

まぁ 洗い物に関しては 我が家には優秀なお手伝いさんがおられるので 私は料理だけをして 後はお任せしております

完璧に仕上げてくださいますよ

とっても優秀なお手伝いさんですから

プライバシーがありますが

お名前は

食洗機さん!です

 

昨日も 私自身は並行して物事はできないけれど 食洗機のスイッチを入れ 洗濯機を回し その間に窓拭きをしました

文明の利器を駆使し これで私でも 同時に3つの家事が進みます

今の時代に生まれて本当に良かったと つくづく思います

 

話は変わりますが・・・

私は 感覚でと言いますか 直感で生きている人間です

何かをやろうと思っても 私のお得意のずぼらという意味ではなく

(これをするのは今日ではない!)

と思うことがよくあります

もっと言えば その行動をすることに とてつもなく違和感があるというのが正しい表現です

自宅で仕事を始めようと思っても 何故か今ではないと思ってしなかったら 数日して 別のアイデアが浮かび もし行動していたら 全てが無駄になっていたということがよくあります

 

ですから

心が動かない時はやらない!

心の声に従う!

やりたくないこともやらない!

と決めています

勿論

仕事に行きたくないから行かないとか 人様にご迷惑をおかけすることは絶対に駄目です

そういうことではなくて 自分サイドだけで完結する出来事についてです

まぁ 私の場合は 遊び字の教室を開講し続けることが夢なので 生徒の皆さんにお会いできると思うと 毎日がワクワクし 仕事に行きたくないなんてことは 10年以上一度もありませんが・・・

 

そして

心の声に従うについては 今年の9月に究極がありました

出先から帰宅するときのことです

荷物は キャリーケースとバッグ2つのなかなかの量です

現地から自宅まで帰る方法は2パターンです

一つは

現地の最寄り駅から電車に乗り 自宅の最寄り駅から歩いて約10分で自宅に到着します

もう一つは

現地のバス停からバスに乗り 途中でバスを乗り換えて 自宅の最寄りのバス停から歩いて約1分で自宅に到着します

 

現地の最寄り駅とバス停までの距離は 殆ど同じです

又 出発時刻は バスの方が少し早いです

そして

バスは一度乗り換えをしますが 駅なので 隣接のスーパーでお買い物もでき 帰宅してからわざわざスーパーに行かなくても済み 一石二鳥でもあります

何より 荷物が多くて キャリーケースは車輪がついているものの 手がちぎれそうな重さなので 最寄り駅から10分歩くのも なかなか難儀そうです

 

このような場合 総合的に考えて

バスの乗降の際のキャリーケースの重さはあるにしても 一瞬のことなので どう考えても最寄りのバス停から約1分で帰宅できる方が楽です

バスの乗り換えの待ち時間に スーパーでお買い物もでき言うこと無しです

 

ところが ところが・・・

バス停に行くことに とてつもない違和感があります

現地から歩いていて もうすぐで バス停なら右折 駅なら左折という分かれ道がやってくるので どちらかに決定しなくてはなりません

「どう考えてもバスに乗る方が楽なはずなのに・・・」

「この とてつもない違和感はなんなんやろう???」

と考えているうちに とうとう分かれ道となりました

一瞬立ち止まったけれど

(右折したらあかんよ!)

と心の声が聞こえます

「なんで?」

と思いながら

でも

「いつも通り やっぱり心の声に従おう!」

と駅に向かいました

 

そして

駅に着き ベンチに

「よっこらしょ!」

(おばちゃんなので許してください)

腰を下ろした次の瞬間

「!!!!!!!!!!!!」

突然何の前触れもなく

雨が

ザーーーーーーーーーーーッと

もうビックリです!

小雨から始まるのではなく

まさしく

バケツをひっくり返した感じです

ホームにおられた皆さんも

「えーーーー!」

「良かった~!」

と口々に言われていました

私も声は発しないものの

心の中で

(バス停に行かなくて良かった!)

(バス停に行ってたら とんでもないことになっていた!)

(まだ自分が濡れるのはいいけれど この嵐のような風と横殴りの雨では 今完成したばかりの作品が濡れて台無しになるところやった!)

(右折したらあかんよ!と言ってくれたのは こういうことやったのね!)

(私の心の声 感謝感謝! 心からありがとう!)

と 自分で自分にお礼を言いました

 

現地を出た時の空は曇りではあったけれど 雨が降る気配は全くなく いつも活用させていただいている雨雲レーダーも確認したけれど 雨が降る様子もなく

唯々

「なんで???」

という感じでした

本当に助かったの一言です

そして

改めて 私の野性的直感?と 心の声も捨てたものではないと思いました

 

私は手も不器用だし スピード感の必要な仕事も苦手で 人様にきっとご迷惑をおかけすると思うので 今の 自営業で講師という仕事が自分に合っていると思います

そして

机に向って頭で作品を考えるのではなく 何故か舞い降りてきてくれるこの仕事が 自分では天職とも思っています

何でもそつなくこなせる人には憧れますが

今日の作品のように

歩みの遅いかめさんも

のろのろ歩いているうちに

いつの間にか一等賞! 

となれるように

これからも精進していきたいと思います

そして

手だけでなく あまりにも色々不器用なので 神様がきっと気の毒に思ってくださり

野性的直感が働き 心の声が聞こえるのと 作品が舞い降りるようにしてくださったのでしょうね~

「神様 ありがとうございます」

 

 

皆さんにとって 素敵な一週間でありますように

それでは また~