雲一つない青空を思い出して

少しは楽になるから

 

皆さん いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます

皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか

 

私は 今月来月と年賀状の教室を開催しておりまして 一年で一番忙しい二ヶ月間です

先週は    月曜日から金曜日まで    毎日各教室に出向きました

往復3時間の教室もあれば 往復4時間の教室もあります

よく知人に

北海道に行ける!

韓国に行ける!

と言われています

午前と午後の両方の教室もありますので 一日仕事で 本当に小旅行の気分です

 

車の運転ができない上 病気になって自転車も乗れなくなったので どこに行くのも 徒歩か電車かバスです

車の運転ができる方が便利に決まっていますが 公共交通機関の良いところは 季節と共に移り変わる車窓を ゆっくりと楽しめるところです

桜であったり 紅葉であったり 雪であったりと・・・

とても豊かな気持ちになります

偉大なる自然に感謝です

どうぞ 皆さんにも素敵なことがいっぱい訪れますように

 

 

それでは

今日の作品です

雲一つない青空を思い出して

もやもやする気持ちも

少しは楽になるから

ですが・・・

 

人生を長く生きていれば ままならないことに遭遇することも度々あるかもしれません

自分で解決できたり 短い期間で解決できることは 辛いとはいえまだ良いかもしれませんが 自分一人ではどうにもこうにもならない時や 長期間に渡り思い悩むことがあると 心身共に疲れ果て 苦しく辛い日々となりますね

 

私も 30年以上に渡り 悩ましい問題があります

自分サイドで解決できないので とても難儀なことです

自分サイドで解決できないからこそ もう流れに任せるしかないというのが現実です

 

そして

大問題ではないけれど 別に40年以上悩んでいることがあります

それは

靴です!

「靴???」

「なんだか出だしは深い話かと思ったのに・・・」

というお声が聞こえてきそうですね

申し訳ないです・・・

 

そう 靴のお話なんです

でも

私にとっては 結構大問題かも!

しょーもない話ですが もう少しお付き合いいただけると嬉しいです

 

実は 私 人生に於いて 一度もこの靴ピッタリ!と思ったことがないんです

靴を履けば 必ずかかとが靴擦れを起こし エ~ンです!

小学生くらいまでは あまり意識がなかったけれど・・・

中学生になって サンダルやパンプスを履くようになってからは 今日まで一度もピッタリの靴にお出逢いしていないんです

本当に悲しい・・・

 

思い起こせば 物心のつく頃から お出かけにワンピースを着させてもらい サンダルをはかしてもらって ちょっとしたオシャレをしているにも関わらず お出かけ先ではいつもかかとに絆創膏を貼ってもらっていました

子どもなのに 絆創膏を貼るのは 指や膝ではなく 確実にかかとが一番多かったです

 

パンプスの試着をすると いつもブカブカで全く歩けない状況です

だから必ず 甲のところにストラップがくる靴を選んでいます

百貨店などの きちんとシューフィッターさんのおられるお店でも 店員さん泣かせの難儀しまくりです

いつも23㎝をお願いして試着させてもらうのですが

「だいぶ大きいですね!」

と言われ

小さいサイズを持って来られます

ですが

そうなると

小指などが当たって痛くて・・・

「革は伸びますから!」

とアドバイスを受けて購入しても やっぱり痛くて履かなかった靴がどれだけあることか・・・

又 逆に 少し大きいからと 中敷きを敷いてもらっても 結局一度もフィットすることがなく かかとがパカパカしてしまい 履かずじまいとなってしまいます

本当に勿体ないことです

洋服なら ちょっとくらい大きくてもいいかもしれないけれど・・・

 

ところが

ある日

無料で足のサイズを測ってくださるお店に たまたま行きました

そうしたところ

私の足のサイズは

なんと

21.5㎝らしいです

「21.5㎝!!!」

「小学生かしら・・・」

「それも もしや低学年か中学年くらい?」

 

6年生の時 22㎝の靴を履いていた記憶があるので あれから全くサイズが変わっていないの?

いやいや むしろまだ小さくなっているのか???

自分のことながら 本当に驚きです

「そら 23㎝なんて 私には巨大でブカブカのはず・・・」

 

それからというもの どこのお店に行っても 店員さんに

「私 機械で測ってもらったら 21.5㎝らしいです!」

とお伝えして ちょっとでも店員さんを泣かさないようにしています

 

しかし

自分のサイズがはっきりした喜びとは裏腹に 未だかつて ピッタリの靴に出逢っておりません

つい先日も

急遽 法要に履いていくパンプスを買いに行ったのですが・・・

急いでいたこともあり お店にある一番小さいサイズの22.5㎝を 何点か試着していると 店員さんが来てくださり

「だいぶ大きいですねと言われ・・・」

(22.5㎝でだいぶ大きかったらどうすれば???)

と 本当に毎回悩ましい問題です

そうすると

店員さんが

「倉庫に22㎝があるので持って来ますね!」

と言ってくださり

試着させてもらうと

なんと さっきよりピッタリの感触!!!

「もしや 人生初のピッタリの靴なの???」

それならば お赤飯を炊かなくては

皆さんに 大袈裟で笑われそうですが

私は本気なんです

もう嬉しくて 嬉しくて~

 

店員さんが

「ちょっと大きいですね!」

「21.5㎝も 持って来ましょうか?」

と言ってくださったけれど 小指の感じはもうギリギリなので

「こちらで結構です!」

と言って その靴をいただきました

大人になって 今まで22㎝の靴なんて買ったことがないけれど 幅広の3Eだったので ストラップがなくても脱げることなくバッチリ!!!

もうルンルンの気分です

 

そして

そのパンプスを履き 法要に行って参りました

微妙に大きいかもしれないけれど 小指が痛い訳でもなく 脱げることもなく自宅に戻ってきました

 

ところが

パンプスを脱いでみると

なんと 両かかとがズル剥けになっておりました!!!

黒のパンストを履いているので 血が滲んでいることにすら気付かず・・・

「エ~ン やっぱりあかんやん!」

「今回はいけると思ったのに・・・」

なんとも悲しいです

 

私は 又々 シューズジプシーとなりました

「こりゃぁ 一生続くな!」

「たかが靴!」

「されど靴!」

「それだけに なんだかモヤッとする!」

こんなに悩むんだったら オーダーメイドにすればいいんだけど 私には服以上にハードルが高くて・・・

今まで何度も 網目状の側溝に ヒールのかかとを入れてしまい 靴の革がめくれたことがあります

新品の初日にもあって・・・

もうテンションがだだ下がりとなります

それだけに 靴のオーダーメイドは どう考えても無理です!

 

何事もお気楽な私ですが 靴に関しては これからも なかなかスッキリしなさそうです

ですが

そんな時こそ

作者の私が

今日の作品の

雲一つない青空を思い出し

モヤモヤする気持ちを

吹っ飛ばしたいと思います

 

 

皆さんにとって 素敵な一週間でありますように

それではまた~