一緒に泣いてくれる一人は
もっといい
皆さん お変わりなくお過ごしでしたでしょうか
お陰様で 私は元気にしております
数日前 始めての出来事に出くわしました
最寄り駅に設置してあるATMを使用したのですが 改札を出たら 10メートルくらい前を歩いていた若い女の子が 先にATMを使いました
少し離れた所に立っていて 私の番になったのですが 前まで行くと けたたましい音が鳴り出して
「え~ 機械壊れた?」
と ドキドキしていたら お金が残ったままでした!
でも 振り返ったけれど 女の子はもう見当たらず 階段を下りていってしまったようです
慌てて
「お金忘れていますよ~」
と叫んだら 女の子が気付いて戻ってきました
バツ悪そうに・・・
消え入るような小声で
「すみません」
と・・・
二十歳くらいでしょうかね
可愛いお顔の女の子でした
私しかいなかったけれど きっと恥ずかしかったんでしょうね
なんだか 初々しくて可愛かったです
ここで 私のようなおばちゃんになれば
「ハハハ いやごめんなさい!」
「助かったわ ありがとう」
「最近物忘れが酷くて・・・」
「買い物しても お金だけ払って よう品物貰わんと帰るねん!」
等々 決して恥ずかしくないわけではないけれど なんか一言言っておばちゃんの足跡残して帰りますが・・・
まぁ全員の方ではありませんけどね・・・
でも
恥ずかしさには もう初々しさはないかも・・・
怒られますかね
あくまでも 自分のことを言っています
ハハハです
恥ずかしさにも 初々しさはあるものだと実感した出来事でした
では 今日の作品です
楽しく話せる友達百人もいいけれど
一緒に泣いてくれる一人はもっといい
ですが
知人と 友達と 親友の違いはなんでしょうね
知人とは
字の如く お互いに知っている人ということでしょうか
友達は
知人よりはもう少し親しく 話したり 遊んだり 食事をしたりということでしょうか
そして
親友は
友達と同じなのですが 更に仲良く 心の内を話せる人ということでしょうか
片方が知人と思っているのに もう片方は 親友と思っている場合は少ないのではないかと思いますが
片方が 友達と思っているのに もう片方は 親友と思っている場合はあるかもしれませんね
友達と親友の境目は なんだかあやふやのような・・・
考え方は人それぞれですが・・・
私が思う親友とは
会う回数などの行動よりも 心の結びつきに重きを置いています
数年に一回しか会わなくても 親友と思っている人もいます
そして
親友と思っている人には 人様には知られたくない家庭内の出来事や 心の内を話せるのではないでしょうか
又
「この話は誰にも言わないでね!」
と前置きをしなくても 心に留めてくれると信じて話せる人が親友なのかもしれません
どんな話も 安心して話せるという信頼感がある人が 親友なのかもしれません
まだ携帯がなかった時代
我が家の電話帳には 親類や 数名の友達が書かれているだけでした
でも
今の私のスマホには 生徒の皆さんの電話番号が登録されていますので 多いことには違いないのですが 以前仕事でお世話になった方や 作品をご購入していただいたお客様以外にも 多くの人が登録されています
中には 失礼ながら もうどなたか分からない方もいます
特に LINEなどで 名前をニックネームに変更されたら 本当に
「この方どなた?」
となっています
昔は電話帳くらいの人数で事足りていたので 登録し過ぎかもしれませんね
知人が一番多くて 次に友達 そして 親友と少なくなっていきます
もし 自分が辛い状況になった時
登録者が 100名いても 1000名いても
片っ端から話すのではなく 数名の人にしか話せないかもしれません
でも
たとえ 一人でも 辛い気持ちを聞いてくれる人
たとえ 一人でも 心の涙を流してくれる人がいる人は幸せです
そして
自分も 相手にとって そのような人になれればいいと思います
多くの友達も素敵だけれど
親友は かけがえのない人生の宝物だと私は思っています
皆さん どうぞ素敵な一週間をお過ごしくださいね
それではまた
雅