彼女になったの♥
皆さん いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます
皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか
我が家の方では数日前 お昼間暖かく コートを着ていると汗ばむほどでした
大好きな桜とのお出逢いも もうすぐかと楽しみにしています
昨年は四ヶ月間のお籠もり生活で 自宅から見えるお山の桜を有り難く眺めていましたが 今年はもう少し近くで見られるでしょうかね
団体でのお花見は難しくても お散歩の時など 密にならないように 一人花見で 桜をゆっくりと堪能するまで愛でるというのも 時には乙なものではないかと思います
桜の見頃は本当にあっという間なので
「次の日曜日にでも!」
なんて思っていたら 雨が降って 地面に桜が張り付いているという悲しいことにならないように 見頃に愛でたいと思います
ですが 桜が咲く頃は 意外と寒い年もあります
皆さんもご自愛され 素敵な桜にお出逢いくださいね
それでは
今日の作品です
私 大好きなあの人の彼女になったの
私の初めての彼氏
しあわせ過ぎて
心がフワフワする
しあわせ過ぎて
心がクラクラする
ずっと
あなたの彼女でいたいな
ですが・・・
このホームページは 毎週日曜日に投稿しておりますが
今年は バレンタインデーも ホワイトデーも日曜日なので
想い文という恋愛の作品を掲載いたしました
バレンタインの作品は
ホワイトデーは
あなたの微笑みがほしいな
やっと巡り逢えたねって
言ってほしいな
何度も作り直したバレンタインチョコ
私と恋を始めてくれませんか
でした
彼も彼女が好きだったのでしょうかね
めでたく両想いになったようです
幸せ過ぎて
心がフワフワしたり クラクラしたり
なんとも初々しいです
「なってみたいものですな~」
と おばちゃんは思います
「素敵な恋をしてね♥」
そして
恋愛続きのお話になるのですが・・・
時に見る恋愛ドラマでは
私は絶対にハッピーエンドを望んでいます
途中どんなに
紆余曲折があろうとも
すれ違いがあろうとも
ライバルが現れようとも
意地悪な人がいようとも
たとえ途中グチャグチャでも
ラストがハッピーエンドだったら
なんか落ち着くと言いますか
満足感があると言いますか
「やれやれ~!」
「良かった~!」
と最終回を見終えることができます
ですが
これまた時に見る 海外の恋愛ドラマでは
最終回に 思わずツッコミを入れたくなるということが度々あります
時代物に多いのですが・・・
ワイヤーアクション満載で
ピユ~ンと 大きなお屋敷もひとっ飛び!
瞬間移動や 妖術・呪術が使えるという作品なら
一度天国に行っても 又生き返り
「命が二つありました!!!」
な~んて言われても
「まぁ そうか!」
「そんなこともあるか!」
と納得できるけれど
全くの生身の人間のお話で
純愛のラブストーリーなのですが
障壁があり
二人は結ばれないお話の展開なんです
人の多い道を歩いていて
今まで前を向いていたのに
すれ違う頃に
何故か二人が相手とは反対の横を見るという
まぁお約束と言えばお約束なのですが
「ああん そっち見たらあかんて!」
「もう教えてあげたいわ!」
「ほんま やきもきする!」
な~んて
冷静なもう一人の自分に
「ドラマやから!」
と言われながらも
やきもき!
やきもき!
そして
二人は結ばれないまま
男性は 戦地に行ってしまうのです
女性は
「絶対に死なないで」
と言って送り出すのですが
最終回三回程前に
男性が戦で命を落とすという場面があり
最期は 槍が左胸に刺さり
しかも突き抜け
走馬灯のように
女性との思い出が巡り巡るという
お涙ものの場面です
「やっぱり戦地に行くとそうなるのか!」
「二人には結ばれてほしかったのに!」
と ハッピーエンドが好きな私としては
ドラマとはいえ がっかりです
ところが
それから三回程して最終回の日を迎え
その間に 男性の回想シーンは一度もなかったので
「最終回まで引っ張って盛り上げるパターン?」
と思っていたのですが
設定は十年後となり
5分経とうが
10分経とうが
男性は一向に登場しないのです
終了時間まで あと5分となっても
回想シーンすら出てこなくて
「え~ もうこのまま終わるの?」
と思っていたら
年配の男性が 女性をある場所に連れて行くのですが
話を聞いた女性が
「〇〇は死んでいないの?」
と言い
年配の男性が
「危ないところでした!」
「もう少し遅ければ もう助かっていなかったと思います」
「でも 連夜探し回り やっと見つけ 瀕死ながら息があり 助けることができました」
的なことを言い・・・
「・・・・・」
「・・・・・」
もうツッコミどころ満載で何から言えばいいのか・・・
場面は変わり
遙か彼方に 長身の男性が背中を向けて立っています
どう見ても 命を落としたはずの男性です
「それとも双子???」
「いやいや 残り3分では 今から どうにもこうにも 双子の説明なんて時間が足らんて!!!」
と思っていたら
その男性が振り返り
まぎれもなく 命を落としたと思っていた男性なんです
そして
ここからの2分半がなんともときめきます♥
駆け寄って抱き合うこともなく
声をかけることもなく
少し離れて ただただ見つめ合うのですが
なんとも美しい
勿論 美男美女だからということもあるのですが・・・
言葉がなくても
この先 二人はやっと結ばれて
幸せになるんだろうなぁという
余韻を残しながら
むしろ
言葉がないことで
十年という長い歳月の中で
触れ合うことがなくても
誰よりも強い想いで
お互いを愛していたという表現を
無言で見つめ合うだけで為し得た
感動の場面でした
もう演技力の高さに脱帽です
音楽で盛り上げ
最後の最後で
お互いへの想いの言葉が
場面でのセリフではなく
敢えて
男性と女性の
数秒のナレーションで聞かすという
なんとも憎い演出なんです
二人のナレーションが返歌のごとくで
画面上では表現されていない抱擁を
まるで耳で聴く抱擁の如くです
全40話以上もあったのに
ラスト2分半の素晴らしさに
心を全部持っていかれた感じです
「男性が生きていてくれて 本当に良かった~!」
「ときめく素敵な作品だった~!」
「やっぱり恋愛物はハッピーエンドでないと!」
「めでたし! めでたし!」
「・・・・・」
「・・・・・」
「おい!」
「ツッコミどころ満載と言ってたではないか!」
「え?」
「私が?・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
怒られそうなんですが
ハッピーエンド教の信者としては
「余は満足じゃ!」
という心境です
いやいや
そうは言いながらも
元い元い
ときめいている場合ではない
最後 女性に声を掛けた年配の男性は
お医者様だったのですが
間違いなく
名医!
スーパードクター!!
神医!!!
はたまた
神の手!!!!
だって
左胸を槍で刺されて 突き抜けて
すぐならまだしも
連夜探し回るということは
何日も経っているということなので
「どやさ!」
「そんなことある?」
「戦場でどんな処置をしたら助かるん???」
「何より もう少しで危ないところでしたって・・・」
「とっくのとうに 永遠の眠りについている状況ではないかと・・・」
「この神医が現代にも現れてくれないかしら!」
「でもでも よろしくてよ! これで」
「私はときめいて幸せだから」
「現実でも非現実でも 幸せな気持ちになれればいいじゃな~い」
「なんたって 私は ハッピーエンド教の信者ですから・・・」
全くもって ドラマ制作の方の思うつぼといいますか!
なんだかおかしいと思うところ満載でも
それを凌駕するときめき感♥
「まんまとやられた!」
という感じ
「でも それでも 少々疑問が生じても いやいや 大いに疑問が生じても ハッピーエンドに勝る物なし!」
「もうここまで来たら 私もいよいよですな!」
女性に
「絶対に死なないで」
と言われたから
男性は死ななかったという
深い愛は死をも超え
生への希望となるということも
テーマなんでしょうかね
つたない私の分析ではありますが・・・
いやはやお恥ずかしいです・・・
今日の作品の
しあわせ過ぎて
心がフワフワする
しあわせ過ぎて
心がクラクラする
これを恋愛以外でとなると
なかなか難しいかもしれませんが
幸い 私の場合は
今日の作品のような
想い文という恋愛の作品を書いている時は
しあわせ過ぎて
心がフワフワ
しあわせ過ぎて
心がクラクラです
このときめきが
どうか一生続きますように♥
皆さんにとって
素敵な一週間でありますように
それでは
また日曜日にお逢いしましょう
雅
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