大変大変と思っていたら・・・

言葉は気持ちに 気持ちは言葉に

 

5月も終わりに近づき 6月より いよいよ越境自粛緩和が始まりそうですね

私の教室も 個人運営の教室は 7月開講を目標としていますが お世話になっているカルチャースクール様は 6月から開講をしてくださるところもあるかもしれません

もしかしたら 一足先にお会いできる生徒さんがおられるかもしれないと思うと とても嬉しい気持ちです

 

今までは当たり前にできていたことができなくなり 細心の注意を払わなくてはならないことが数々出てくるようになりますが 初めは大変と思っていても 時が過ぎれば それも徐々に当たり前となり 今の時代の人が 生まれた時から携帯電話があるのが当たり前のように これから生まれてくる子ども達には 私達が今窮屈に思うことも 「何が大変なの?」と思うのかもしれません

 

私は今日までの30数年で 数々の病気をしたり 時に沼の底を見たりしましたが 一番感じることは 言葉と気持ちは繋がっていると思うことです

そして 残念なことに いいことより 悪いことのほうが より強固に 言葉と密接であるように思います

 

今でこそ ずぼらで 何事もなるようになる と言うか なるようにしかならんと思える いつも前向きでポジティブと言われる私になりましたが 子どもの頃は変に真面目で 極度の心配性で「もし 〇〇になったらどうしょう?」と 悪いことを先に考えてしまう どちらかと言えば後ろ向きなところもある性格でした

 

ですが 夫と結婚し 先々のことを考える私に

「次にやる時に考えたらええんちゃう!」

と言われ 本当に目から鱗が落ちました

「それでええんやと・・・」

自分とは違う感覚のおおらかな夫と結婚して 本当に良かったと思います

残念ながら 結婚生活が5年という短き縁ではありましたが・・・

 

その上 20代で夫と死別してからは あまりにも色々なことを経験したので

「もう 細かいことはどうでもええか!」

となり

と 言うより

「一人で 父親と母親の役目を完全にこなすことは無理なんや!」

と思い

「時にお父さん 時にお母さんとなり それぞれの半分以下ができれば よしとしよ!」

「でも 私が叱った時 一人だと子どもの逃げ場がないから 絶対に引きずらないようにしょう」

と思って

しっかり叱っても ドラマの撮影のように

「はい カット!」

で 恐い顔は終わり

「はい スタート」

で 笑顔にと 瞬時に切り替えることだけは 注意していました

 

もしかしら

我が子達には伝わっていなかったかもしれませんが・・・

でも ある時 子どもの一人から

「お母さんは 世界一優しい!」

「でも 世界一恐い!」

と言われた時 とても嬉しかったです

自己満足ですが あながち 間違った子育てではないのかもと・・・

 

とにかく 難儀な出来事が起きたとしても【大変】と思うことはやめようと思いました

私だけかもしれませんが 心が悪い方に引っ張られ 益々深刻でしんどくなるからです

「色々あるけど まぁ こんなもんやろう!」

と思うと 状況が変わるわけではないけれど なんか 気が楽になりました

でも 沼の底も見たという 様々な経験が どんどん強い刺激に鈍感になっていったかも・・・

辛い物を食べ出したら もっといける もっといけるみたいな・・・

 

そんなことで

何もかも 段々ずぼらに磨きがかかり 今では ダイヤモンドと肩を並べるくらいに しかも 最高級品質クラスに ずぼらが光り輝いております

難儀な経験も まぁ悪いことばかりでもないと思っています

 

そして

私は 言葉には力があると信じています

言霊という言葉を辞書で調べると

古代日本で 言葉に宿っていると信じられていた不思議な力

発した言葉どおりの結果を現わす力があるとされた

と書かれています

 

古代日本となっていますが 私は現代もこの通りだと思います

悪いことを先に考える癖のあった頃は

何故か

「これ なんか無くなるような気がする!」

と思うと 本当に無くなって どこにいったかさっぱり分からなくなるのです

(今と違って若いので 最近の酷い物忘れとは違います)

 

料理中も

「なんかこれ ひっくり返すん違うかな?」

などと思うと 必ずひっくり返してしまうのです

(決して 端のほうに置いているわけではありません)

 

ですが

ある時

テレビで 言霊のお話をされていて

人を悪く言うと それは人にその現象が行くのではなく 全て自分に悪い現象が起きると言われていました

とても怖く感じました

 

でも

そこまででなくても つい 弱音を吐いたり 良くない言葉を使ったり 良くない想像をした時は

「今の言葉は間違いですと言えばいいです」

と言われました

信じられない人には

「何それ?」

でしょうが・・・

 

でも

私は そんな時必ず

「もとい もとい 間違いました 〇〇は違います」

とマイナスに言ってしまった言葉を 必ず打ち消すようにしています

そうすると 何故かその現象は起きません

私の場合だけかもしれませんが・・・

 

言葉には言霊があると信じているので

私の書く遊び字は 前向きな作品が圧倒的に多いです

でも 自分を戒めるために

今日のような作品も ちょいちょい書いています

 

色々経験した結果から導き出した答えは

言葉は気持ちになり 気持ちは言葉になると思うので

大変大変と思ったら どんどん大変な方向に行ってしまうから

「いやいや よっしゃ何とかなる!」

と思って 今日も笑顔で生きて参りまする・・・です