あなたには 未来と可能性が
いっぱいあるから
全国で 緊急事態宣言が解除され 良かったと思う方がたくさんおられる中 まだまだ営業が難しい方もおられます
私の教室も 再開について日々悩んできましたが お稽古事というのは まさに 密閉 密集 密接の三密です
特に私の教室は 度々笑いも起き 楽しくお稽古をすることを モットーにしています
そして 遊び字は 私のお手本はありますが それが正解という意味ではないので あくまでも参考程度に 作品の一例として見ていただいています
ですから添削をすることもありません
正解も間違いもないというところが 遊び字の面白さではないかと思っています
真っ白なはがきの上に 誤って墨が落ちてしまうと 本来だったらそのはがきは もう清書としては使えないと思いがちですが それを字の一画とすると とても良い作品になり 時にはその作品が 今日一番の素晴らしさとなることもあります
ハプニングをハプニングとしないところが 楽しさであり 何より私が一番楽しませてもらっています
そんな訳で 生徒の皆さんも私も 無言でお稽古をするというのは きっと味気なく感じそうです
悩みに悩みましたが 私の個人運営の教室は 6月は一ヶ月間 世の中の様子を見る期間とし 7月からの再開に向けて準備をすることにいたしました
生徒の皆さんには 本当に申し訳なく そして とても淋しい思いですが どうか皆さん 私のことを忘れないでくださいね(3月 4月 5月 6月・・・もうここまでにして~)
話は変わりますが
お稽古事というのは
初めから そのお稽古に興味がある方が集まって来られて 皆さんが同じ方向を見ているので 人様に何かをお教えするお仕事の中では 比較的やりやすいのではないかと思います。
以前にお世話になっていた カルチャースクールの面接でお話くださったことがとても印象的でした
各教室はそれぞれカラーが違い
講師がおっとりしていると 生徒さんもおっとりしている
講師がテキパキしていると 生徒さんもテキパキしている
その講師のカラーに合う人が残ってゆき 合わない人は続かないと言われました
当たり前のようにも思いますが とても深いことをお伝えいただいたと思います
そして
「先生の教室は ほんわかしてそうですね!」
と言われました
ここでもやはり
いつも初対面の方に言われる
「ふわっとしてはりますよね!」
が もれなくお伝えくださいました
(私は ふわっと選手権があったら 優勝するかもしれません)
講師というのは お稽古の内容を上手くお伝えすることは当たり前ですが
その人の人間性が出て ある意味自分が今まで生きてきた姿も お見せしていることなのだと感じました
恐ろしや~
講師にどんなに技術と実力があっても 教室の雰囲気がギスギスとしていたら 生徒の皆さんもお稽古どころではないでしょう
かと言って
教室がとても和やかでも 殆どの生徒の皆さんが 講師より実力が上になったら きっと物足らなくなるでしょう
そうならない為には
日々 技術を磨くために 精進し
そして 人間性も磨かなければならない・・・
こりゃ~大変だわ~
今日の作品
いくつになっても学べるよ 素直な気持ちさえあれば
いっぱいあるある あなたの未来と可能性
ですが
遊び字がどうしたら 早く上手になるかと よくお尋ねいただくのですが・・・
結論としては
魔法のように パッと上手くなる方法はないという いたって普通の答えです
でも
他のお稽古事は分かりませんが
遊び字に関しては
① 一枚でも多く作品を書くこと (普通~!)
② 素直であること (こちらは曲者かな~!)
①に関しては 地道に努力あるのみ(但し 嫌々では効果なし! 心から楽しむというのが 絶対条件です!)
②に関しては 素直な心とは 私の作品をコピーの如く書き写すということではなく 柔軟な心という意味です
私がお伝えしたことを 100%取り入れる必要はありません
遊び字は 自由にのびのび書くことが醍醐味です
でも
「そんな方法もあるのね」
「じゃあ 一回やってみよか!」
という 柔軟な心があると 頑なに カッチカッチの心と頭より 取り入れられるスペースがあるので 可能性もより広がるかなぁと思います
とにかく
年齢が何歳ということよりも
「やってみよう!」
という気持ちが大事だと思います
今までお稽古に来てくださった方の
一番ちっちゃな女の子と 一番お姉さんの年の差は
なんと 88歳差です
凄くないですか!
私もだいぶんと年を重ねましたが 一番のお姉さんからしたら まだまだ ひよっこということでしょうか?(若いということか? 喜んでいいのか?・・・)
前向きな気持ちがあれば 何歳でも 学ぶことはでき
そして
あなたには 未来も 可能性も いっぱいあるということです
すご~い