たまには左も見てごらん
皆さん いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます
皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか
桜の季節もいよいよ終盤になってきたようですね
私が眺める桜も 葉桜となっております
先日ふと思うところがありました
満開の桜が散り始める頃は 花びらがひらひらと舞い散っているように感じていましたが
葉桜になり 残り少ない花びらが舞い散るのを見ると ひらひらというよりも はらはらと舞い散っているという表現の方が 自分の心情には合っているように思いました
まだ満開で散り始める頃は ただただ美しいと思う気持ちのみでしたが 葉桜になり 残り少ない花びらが散ると 切なさやもの悲しさを感じるようになり ひらひらという言葉に含まれる明るい部分が合致しないように感じ はらはらという言葉の もの悲しさを携えた 一抹の哀愁の方がしっくりきて 又それを堪能するという心情です
表現としては ちょっと違うのですが
例えば
橋
端
箸
と ひらがなにすると 全て はしですが
耳で聞くイントネーションや
目で見る漢字
文章中 たとえひらがなでも その前後に書かれている文章で どのはしであるかは分かります
はしという同じ言葉でも色々種類があるように
桜が散るという現象にも たとえ散り方が同じでも 人の心情により 種類があるようにも思えるのかもしれません
そして
僅かに残った桜が散りゆくことには 哀愁を感じても 葉桜というのは 若葉が美しく これまた短い期間ではありますが 花ではなく若葉を愛でるという気持ちになります
そして
また一年先に 美しい花を私達に見せてくれる準備が始まったところなのだと思うと 尚更愛おしい気持ちになります
「どうか 来年も 美しいお花を咲かせてね♥」
それでは
今日の作品です
右ばかり見てるけど
たまには 左も見てごらん
こっちにも道があったんや
夢に一歩近づいた
ですが・・・
皆さんに笑われそうなのですが
私は免許を取得してから40年が過ぎました
ですが
ペーパードライバーという言葉が気を悪くするくらい
ペーパードライバーはペーパードライバーでも
この40年間 一度も一人で運転したことがないんです
免許を取得し 初めの数度だけで父に隣に乗ってもらっただけで・・・
「なんで???」
というお声が聞こえてきそうですが・・・
私は 自分が興味のあることとないことがとてもはっきりしていて その興味のあるなしは 時に言い換えると 自分に必要か必要でないかということでもあります
思い返すこと 17歳の時
父が
「これからは 嫁入り道具の一つとして 運転免許と ゴルフくらいできないとあかんから!」
と言いました
今このセリフを聞いたなら
キッパリと断ったかもしれないのですが
まぁ
子どもだったと言うか
無知だったと言うか
世間知らずの乙女だったのでしょうね
17歳の私には
「そんなものなのかなぁ!」
となんの疑いもなく
教習場へ通い
父とゴルフの練習をし・・・
「素直でしたなぁ!」
「今では考えられないけれど」
ははは~
スポーツは大好きで 男の子に教えてもらって 野球やサッカーもしたし スポーツ観戦が嫌いというわけではないけれど 見ていたら ウズウズして自分でやりたくなるので スポーツが余程好きだったのだと思います
ですが
何故か ゴルフには興味が持てず・・・
車の運転も 自分でするのではなく 恋人に乗せてもらうものという憧れがあったのかもしれません
とにかく
どちらにも全く興味がなく
免許は取得したものの どこかに乗って行こうという気持ちもなく
必要な時は 父か母に乗せてもらい 二十歳で夫と出会ってからは 夫に乗せてもらい
夫から
「危ないから 乗らんとき!」
と言われ
遺言のごとく守って乗りませんでした
そして
この度
免許の更新ハガキが届いたのを機に
とうとう自主返納をしました
本当はまだまだ乗りたいけれど 泣く泣くというわけでもないので
自主返納という言葉も 私にはふさわしくないのですが・・・
警察署で手続きをしたのですが
受付の女性の方が
「もう 今から乗れなくなりますが 本当に大丈夫ですか?」
と聞いてくださり
「大丈夫です!」
と答えたのですが
ここで
「やっぱりやめます!」
と言われる方もおられるのでしょうかね
私の場合は 何の迷いもなくお願いできますが
それでも
なんだかちょっぴり淋しい気持ちになり
(なんで~?)
と心の中で思った次第です
40年運転することがなかった私でさえ こんな気持ちになるのですから
他の方の心情を思えば なかなか離れがたく辛いものだと思います
そして
「記念に運転免許証を持ち帰りますか?」
と聞かれ
「はい」
と答え パンチの開いた免許証を手にすると
先程の返納する淋しさを埋めるかのような気持ちとなりました
受付の方の
「本当に大丈夫ですか?」
と聞かれるのは
最後の最後の確認の問いを耳で聞き頷くという
本当の意味での最後の儀式のようなものかもしれません
持参した写真をお渡しすると
「この写真が通用しない場合は 一週間以内に連絡がありますので」
と言われました
(通用しない?????)
(通用しないとは・・・)
(どんな場合???)
(大きさなど規定外の場合は その場で言っていただけるので どんな場合?)
(顔がどうと言われてもね・・・)
と心の中で思い
手続きも無事に終え
それから一週間も過ぎたので
写真の顔も どうも不備でなかったようで
後日
運転経歴証明書なるものもいただきました
実は私
この
運転経歴証明書なる存在を
まぁまぁ最近知った次第です
何故私がこの40年間も 決して運転しない免許証を持っていたかと言いますと
ただただ 色々な手続きの為です
今では免許証がなくても マイナンバーカードなどがありますが
私の特殊な事情では 顔写真がない証明での諸々の手続きは面倒くさい限りでした
毎年毎年 色々な書類を提出しなくてはならないのですが
免許証なら一発のところが 顔写真のない物での証明となると 別の書類を書いたり 別の証明書類を準備したりと本当に難儀でした
ですから
免許証の威力に大変お世話になりました
私の場合
夫の妻であった証明と
我が子の母である証明が必要な訳ですが
死別して5年を過ぎると 夫婦の証明は免許証があろうとも厄介でした
そうは言いながら
証明としてベストである免許証にお世話になってきたのですが
運転経歴書証明書というものは
運転免許証と同じ効力があると知り
この度
免許証の自主返納をし
運転経歴証明書の申請をした次第です
まぁ無事に終わりやれやれです
いやいや
私のことなので やれやれでもないか・・・
運転経歴証明書には
免許証と同じように顔写真があるのですが
警察署で撮っていただくか
自分で用意するかということです
運転経歴証明書には更新というものがないので
「この顔写真はいややけど まぁ次の更新まで我慢するか!」
という 免許証のようではなく
ある意味一発勝負ということなので
警察署で撮影してもらうより
断然 自分で証明写真の機械で撮る方が
まだましかもと思い
機械に直行です!
実物の状態を忘れて
いやいや
実物の状態を分かっているからこそ
ちょっとでもましにと思いながら
背景はピンク色にし
少しでも若々しい雰囲気になんてと
乙女心を出して
目もちょっとでも大きくと見開いてみたり・・・
何回も取り直しをして
満足した訳ではないけれど
妥協の中でも
「まぁまぁ これがましか?」
というので 自分で自分に手を打ち
いざプリントアウト!
「まぁ いいわけではないけれど 自分の年を考えればこんなもん!」
言い忘れましたが
勿論
お肌を美しくというボタンも押しているんだから
実物よりは かなりいいはず?・・・のはず!
「よっしゃ!」
「ほなこれを持って警察署に!」
と思って歩き出したけれど
なんだかモヤモヤ・・・
はたと気付き
歩くのを止め
スマホを取り出し検索・・・
「もしかして 色気を出して背景色ピンクにしたけれど 大丈夫?」
と思って調べてみたら
都道府県によって違いがあるのですが
私の撮った機械は ピンクの上 グラデーションになっていて
我が県では 完全にアウト!!!
「あかんやん!」
もう今後転職することもないので
「この証明写真は どうなる?」
「遺影?」
と思いながら取り直し!
「まぁ ここで気付いたからええか!」
ところが
最初にピンクの背景色で撮ったので 白にすると 何回取り直しをしても
なんだかどんより!
まぁ 実物のままということなんだけど
「やっぱり 色の力って凄い!」
と思った次第です
プリントアウトしたら
さっきより どんよりしているだけでなく 目も細くて・・・
「いや~~~」
でも
冷静なもう一人の自分に
「実物通りやで!」
「モデルさんやあるまいし!」
「なんぼ欲張っても 素材の問題は解決できんて!」
「もし 警察署で一発勝負で撮ってもらったら どうなってたん?」
と言われ
「そうやなぁ!」
と自分をなだめ 落ち着き 警察署に行くことに・・・
警察署に到着すると
皆さん 席を離れて座っておられ
入り口に立っておられた案内の方に場所をお聞きすると
お答えが
「警察の方に聞いてください!」
「・・・・・」
「・・・・・」
私 てっきり案内の方と思っていたのですが 一般の方で・・・
「!!!!!」
「!!!!!」
警察署の制服の色と同じだったので間違ってしまい・・・
本当にお恥ずかしい!
申し訳ないです!
時にドラマで 店員さんと一般人を間違える!
なんて 設定がありますが
「そんなことある?」
と 常々思っていた私なのですが
「やってしまいました!」
「やらかしてしまいました!」
「もう 本当におっちょこちょいでお恥ずかしいです・・・」
「私は何事も すんなり すっと終わらんか?」
と自分に言った次第です
転んでもただでは起きん
という言葉がありますが
私の場合
転んだら どこまでも転びっぱなし!
ということです
本当にお恥ずかしいです・・・
今日の作品の
右ばかり見てるけど
たまには 左も見てごらん
こっちにも道があったんや
夢に一歩近づいた
ですが
年を重ねると段々頑固になると良くお聞きしますが
自分も年を重ね そうなっていってるんだと思う時があります
頑固と言えば なんだか聞こえが良くないようですが
頑固という言葉に含まれるのは 幅広いのではないのかと思います
私が一番思うのは
視野が狭いという言葉がありますが
自分自身を考えると
本当の意味で目で見る視野も狭くなり
物事を見る視野も狭くなっているように感じます
言い換えると
柔軟性に乏しくなって
自分がこうと思ったら もう他の事にはあまり 目も意識も行かなくなって
結果
人から見ると 頑固に映るのかもしれません
又
本人にとっては
それはこだわりだと思っていても
人から見たら 頑固と思われるかもしれません
新しいことが 段々と億劫になり 古いやり方で満足しているという場合もあるかもしれません
若い人からしたら もっと効率よく 便利で簡単なのにと思い
「なんでわざわざそんな面倒くさいことをしているの?」
と思うのだと思います。
他界した母に妹がよく
「炊きたてのご飯を冷凍保存して 食べる時にチンしたら美味しいから!」
と何度教えてやっても
保存容器に入れ 冷蔵庫に入れるので ごはんがカチカチになり それをチンするという
「美味しないやろ!」
と言っても
「いや美味しい!」
「冷凍はどうも好かんから!」
と言って 絶対に変えることがなかったと
今でも度々笑い話となります
自分の長年の行動は変えがたいということなのでしょうかね
頭が固くなって 柔軟性に欠け 人の意見を取り入れることが困難になるということでしょうか
とは言え私も
スマホが出だした頃 スマホに変える気もなく 頑張ってガラケーを使っていて
「別にこれでいけるし!」
「値段も安いし!」
と思っていましたが
若い人から
「めっちゃ便利やし!」
「変えた方がいいですよ!」
と言われ
そのうち変えたら
「なんでこんな便利なものを 今まで変えてなかったんやろう!」
と思いました
もうガラケーに戻ることはできず
若い時に無くて当たり前だった携帯も
今となっては無いなんてもう考えられません
ですが
これも 時代についていく一歩で
僅かながら進歩しているということではないかと思います
年を重ねても 容姿だけでなく 若々しい人は
やっぱり
色々なことに興味のある方が多いように思います
私も
今日の作品のように
右ばかり見るのではなく
たまには左も見て
証明のために運転免許証にこだわるのではなく
それに変わる運転経歴証明書というものがあるということに気付いたように
頑固にならず
若い人の意見も素直に聞き
常に柔軟な心を持って
色々な事に興味を持ち
アンテナもしっかり立てて
いろんな道も模索しながら
自分の夢に進んでゆきたいと思います
皆さんにとって素敵な一週間でありますように
それでは
また 日曜日にお逢いしましょう
雅
私の遊び字が
LINEのスタンプになりました
三種類ありまして
遊び字敬語
敬語は敬語でも 遊び字によりちょっぴり柔らかい雰囲気を出しております
(例)お元気ですか ありがとうございます ランチどうですか など
想い文でほっこり
あなたに贈る想いの文
遊び字で書いた短い言葉にほっこりしてください
(例)今日も笑顔で 人生の主役はあなた しあわせの種を蒔く など
照れ屋さんの彼と彼女の秘密の会話
照れ屋さんの彼と彼女
ちょっと恥ずかしい言葉も
スタンプなら背中を押してくれるかも!
お友達にも使えるスタンプです
(例)会いたいな 大好き ありがと~ 了解 またね など
作品は全て最大個数の40個にさせていただきました
LINEのスタンプショップの検索欄に
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・想い文でほっこり
・照れ屋さんの彼と彼女の秘密の会話
とそれぞれ入れていただき
次に
・公式
・クリエイターズ
・プレミアム
の三種類の中から
クリエイターズ
を選んでいただきますと
サンプルが表示されますので
よろしかったら
ご覧になっていただきますと嬉しいです♥
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