花が咲き

実がなる・・・

 

皆さん いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます

皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか

 

桜はもう愛でられましたでしょうか

私はまだお出逢いしておりません

リビングから見えるお山もまだ色付いておりません

大好きな桜に逢える日を指折り数えて待っております

 

最近 天気予報で花冷えという言葉を耳にします

桜の咲く時期の寒さを言うのでしょうが

「ほんと 最近さぶい!」

どうぞ 皆さんもご自愛くださいね

 

 

それでは

今日の作品です

花が咲き

実がなる

また花が咲き

実がなる

毎年毎年頑張っている

すごいなぁ

ですが・・・

 

今日の作品は

子供の頃

庭にあった桜の木に花が咲き

その後

さくらんぼがたわわになることを

とても楽しみにしていたことを思い出して書いてみました

 

桜の木と言っていますが

厳密には

毎年愛でている桜の木と さくらんぼの木は違うようで

セイヨウミザクラ(西洋実桜)と言われ

初夏に実を付け 甘くて美味しかった記憶があります

 

父は庭造りが趣味だったので 色々な木を植えていました

松などの観賞用もありますが 実のなる木もありました

さくらんぼ以外にも

ぶどう

みかん

びわ

など

毎年収穫するのが とても楽しみでした

 

ですが

今思うと

お手伝いとして 庭の水やりをすることがあっても

毎年実をつけるのは 両親が手入れをしてくれていたこと

そして

木々も 生命力を保って頑張ってくれていたからに他なりません

今更ながら

毎年楽しませてくれたことに

「ありがとう」

と言いたいです

 

また

今思い出されるのは

庭に植えていた木で花が咲くのは

桜や梅以外にも

百日紅(サルスベリ)

木蓮(モクレン)

沈丁花(ジンチョウゲ・チンチョウゲ)

山茶花(サザンカ)

寒椿(カンツバキ)

さつき

つつじ

などがありました

 

この花々について よく父から聞かされたのは

百日紅は

猿も滑って落ちてしまうほど 幹がツルツルであるという様子から サルスベリと名付けられたと教えられました

 

椿は

花が散らず 首からぽとりと落ちるので 縁起が悪いから庭には植えないと教えられました

ですが

我が家には

寒椿も山茶花もありました

 

これらは

見た目 椿と似ているのですが

花ごと落ちず 花びらが一枚ずつパラパラと落ちるので良いと教えられました

 

小学校の低学年なので

なんのことやら分からないまま 何度か聞かされ 記憶を重ねていったのだと思います

 

ですが

その後

興味があり椿について調べたところ

 

江戸時代

武士の間では 花が首からぽとりと落ちる様が 縁起が悪いと言われたようですが

 

平安時代では

貴族の間では 高貴な花 聖なる花として 最高の吉祥木と言われていたようです

時代によって

また考え方によって これ程真逆になるのかと興味が湧きました

 

縁起が悪い花とも言われるかもしれませんが

椿の花言葉は

控えめな素晴らしさとあり

 

赤の椿は  謙虚な美徳

白の椿は  至上の愛らしさ

ピンクの椿は  控え目な愛

など

素敵な花言葉があります

 

私は 手入れの行き届いた 美しい日本庭園の苔の上に落ちる椿が大好きです

美しい緑の苔の上に落ちる深紅の椿が えもいわれぬ美しさを醸し出します

 

それは

花びらでは表現できない

まるで

撮影のために

考え抜かれて それぞれの椿を配置したのかと思えるほどです

妖艶と言いますか なんともため息のでる光景です

 

今思うと

私自身の全てを形成してきたのは

両親や祖父母に育ててもらっただけでなく

植物でもあり

出来事でもあり

また

それらが感性を生み出し

今の 言葉を扱う仕事にも繋がっているのかなぁと思います

自分では 天職と思える仕事に巡り逢えたので

そう思うと 本当に有難い限りです

 

またまた

話はがらっと変わりますが

先週の水曜日

三回目のコロナワクチン接種に行ってまいりました

 

一回目の時

持病のある人は 一般の方より優先して接種をしていただけるということでしたが

私は なんだかんだと持病があり 難病もあるのですが どれも優先して接種をしていただける病気には該当せず 一般で受けたので 先に接種をされている方から 副反応について 色々とお伺いすることができました

 

そんな訳で

お若い方は別として

おばちゃんの年齢の方からは

「なんにも副反応ないわ~!」

「ほんまに効いてるんやろか~!」

と散々聞かされていたので

私も安心して接種しました

 

これは副反応と言えるのかどうかは分かりませんが

私の場合

目がらんらんとして お布団に入っても全く眠れず朝になり

そのうち

腕が痛くて これまた全く上がらずとはなりましたが それぐらいで

「ほんと楽ちん!」

という感じでした

 

そして

二回目

今度は眠れないということもなく

至って普段通り!

一回目と同じく 腕が痛くて全く上がらないだけ!

「ほんと楽ちん!」

 

そして

いよいよ三回目

一回目二回目とは違うワクチンなので

一抹の不安はありながらも

「まぁ ええか!」

と 接種をしました

 

ところが

「あれれ~!」

「なんか 今までとはちょっと違う???」

5時間程したら

眠くて眠くて・・・

いつもより早く寝ることに・・・

 

朝方目覚めたら

なんと言うのでしょうか?

まるで お手洗いに行くのが霧の中!

頭がぼんやりして 睡眠薬を飲んで無理に起きた感じというのが近いでしょうかね

とにかく

頭も足取りも ふらふらです

 

一回目二回目がなんともなかったので 甘くみていました

「こりゃぁ いか~ん!」

全く起き上がれそうにもないので

なんとかお手洗いだけ行って またベッドへ・・・

 

そこから3時間程したら

今度は体が熱くて熱くて・・・

喉もカラカラで

「あか~ん!」

「これって もしかして 脱水症状になりかかってる???」

「あかんあかん!」

「冷蔵庫に飲み物 何があったかなぁ???」

「たしか りんごジュースと麹の甘酒!」

「今 この喉の乾いた状態は りんごジュースを欲しているけれど もし脱水なら 飲む点滴と言われている甘酒の方がええか!」

と思い

ふらふらしながら

200cc程の甘酒を全量飲み干し

そのままベッドに戻ろうとしたけれど

あまりに体が熱いので

熱を測ることに・・・

 

「何度???」

と思ったけれど

36.8℃

「え~ こんなに熱いのに 36.8℃!!!」

「熱が体の中に籠っているの???」

「まぁええか!」

「とりあえず寝よ!」

 

これが朝の9時頃の話です

ふと思い出し

「そうそう 今日は木曜日!」

「4時頃 食品と日用品の宅配のお兄さんが来られる日!」

「ということは 3時に起きて着替えたらええか!」

と思い

目覚まし時計を3時にセット!

それから何度か目は覚めたけれど まぁ眠ることができ

ふと目覚めると 2時58分!

起きてみると 薬を飲んだわけでもないのに

頭も体も 寝る前とは雲泥の差!

「え~!」

「なんか凄い元気になってる~」

「よかった~」

となり

着替えて 遅ればせながら普段通りの生活に

 

ソファーに座って立ち上がる時に 足はだいぶだるいけれど

「いやいや 朝のこと思ったら全然元気!」

体も熱くない

「朝は熱かったけれど 熱はなかったしなぁ~」

と思ったけれど

もう一度測ることに・・・

 

36.5℃!

「やっぱり 熱ないわ!」

「・・・・・」

「?????」

「!!!!!」

「いやいや」

「ちょっと待てよ!」

 

この体温計!

コロナ禍になってから購入した 非接触式の体温計で 何故か毎回低く表示されます

おでこで測ると

冬は必ずLoが出て測れず

それ以外の季節でも

34.2℃!など

34℃台が多いことを思い出しました

 

施設の立派な非接触式の体温測定器でも

やっぱり

低く表示されて

時に

33.8℃などの低い表示でも

担当の方が

「はい お熱ないです!」

「大丈夫です!」

と言われるのですが

「33.8℃って どうなん???」

と思ってみたり・・・

 

そんな訳で

朝はしんど過ぎて思い出せなかったけれど

非接触式の体温計は低く表示されることもあるのでは・・・

 

もう一度おでこで測ったけれど

やっぱり

36.5℃!

 

それなら

よく施設でも

「おでこか手首でお願いします!」

と言われるので

手首で測ることに・・・

 

そうすると

なんと

41.7℃!

「4 4 41.7℃~!!!」

「これがほんまの今の体温なん!」

「ほな 朝は一体何度やったん???」

と思い・・・

 

ちょっと冷静になって

「ほな 腋の下やったら???」

と思い

非接触で腋の下を測ると 40.8℃

それなら

非接触の首は?

39.7℃

それなら それなら

非接触のお腹は?

38.8℃

「暇か???」

「なんせ 好奇心が旺盛なのでお恥ずかしい・・・」

 

どれが正解???

と思ったけれど

間違いなく平熱ではなく

朝はもっと熱かったので 今よりは高熱だったのでは・・・

でも

「41.7℃より高熱って 一体何度?」

と思っていたけれど

ふと

朝の体温より 気がかりなことを思い出し・・・

明日金曜日は 病院の診察日

となると

入り口で 熱があると判断されると厄介なことになります

「どうか 明日の朝までに熱は下がって~」

と ただただ祈る気持ちでした

 

そしてそして

翌朝

熱を測ると

おでこで 34.6℃

手首で  36.5℃

私の平熱は 昔から約36.5℃なので

本日は熱はないということで病院に行ってもよし!

と判断しました

 

ということは

「手首が正解?」

「昨日も 41.7℃が正解なの?」

ということは

「もっと熱かった 午前は一体何度やったの?」

「今更確認のしようもないけれど もしかして42℃以上やった?」

「しんどかったしなぁ~」

 

何はともあれ

熱も下がり 病院にも行け

一ヶ月前 癌の疑いもあり 検査した結果も大丈夫で万々歳です

 

薬も飲まず

元に戻っただけなのでしょうが

なんだか

前より元気になったような気もします

たぶん思い過ごしで

だいぶとしんどかったからだと思います

「相変わらず 自分に都合よく のんきな私です」

「ははは~」

 

今日の作品の

花が咲き

実がなる

また花が咲き

実がなる

毎年毎年頑張っている

すごいなぁ

ですが・・・

 

植物が 過酷な環境であったとしても

毎年頑張って お花や実を付けることは

本当に素晴らしいことと思います

 

そして

人間界でも

コロナ禍になって三年目となりました

 

初め

クルーズ船の話を聞いた時は

対岸の火事どころか

全くの他人事で

「せっかくの楽しい旅やのに 気の毒な!」

と思っていて 今日の状況を想像すらできませんでした

 

ですが

あれから数年で 世の中は一変しました

今までの常識は非常識となることもあり

未知の病気のワクチンも 不安ながらも3回も接種し・・・

 

母が存命の時は

「あんたらは戦争を知らんから ほんま幸せやで!」

「戦争はほんまに悲惨やから!」

と聞かされていましたが

戦争とは比べることはできませんが

この数年に生きている人々も

長い人生を振り返った時

忘れることのできない年月だと思います

 

そして

医療に従事されている方のご尽力は勿論のこと

マスクをすることであったり

事情のない方は ワクチン接種をしたりと

根幹に人々の良心があることで コロナ禍での日々が成り立っているのだと思います

「皆様 本当に日々おつかれさまです」

毎年毎年頑張っている 

すごいなぁ!

 

どの方の人生に於いても 忘れられない年月ですが

きっと この苦しみの先には 花咲くような気持ちになれる日々が訪れると信じて この辛い局面を 皆さんと共に乗り越えてゆきたいと思います

 

 

皆さんにとって

素敵な一週間でありますように

それでは

また日曜日にお逢いしましょう

 

 

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