皆さん
いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます
皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか
我が家の方では
最近ちょっと暖かく感じる日があります
二日前
遠方の教室に出向いたのですが
我が家より寒い方面なので
しっかり着こんで行ったら
帰りの15時頃は
コートを着ていると暑くて
ワンピースだけでも道を歩けるという気温でした
お稽古に来られている方も
「暖かくて なんか怖いですね!」
と言われていました
夏になると
「今ちょっと 冬くらいの気温になればいいのに!」
と思い
冬になると
「今ちょっと 夏くらいの気温になればいいのに!」
と勝手なことを思ってしまいます
ですが
夏は暑いもの
冬は寒いものと理解しているだけに
夏が涼しかったり
冬が暖かかったら
「なんだか怖い!」
と思ってしまいます
遠い昔ではありますが
子どもの頃を思い返すと
今より
もっと春夏秋冬がはっきりしていたように思います
夏は今程暑くはなかったと思いますが
夏は暑い
冬は寒い
春秋は今より長くて
過ごしやすいという記憶があります
地球温暖化と言われているのでそういうことなのか
春夏秋冬の切れ目が
年々
ぼんやりしているように感じます
子どもの頃
冬はよく手足がしもやけになって
母が
バケツにお湯とミカンの皮を入れてくれて
手足をつけた記憶があります
「タオルで手をよく拭かんから こんなことになるんや!」
と怒られましたが
今となっては
「ほな 足はどうなん???」
「手をよく拭かないから しもやけになったのではなく それを言うならあかぎれじゃないの?」
と昔を懐かしく思ってしまいます
寒い地方の方は
今でもしもやけになられるのか分かりませんが
我が子が小さい頃
私が子供の時に住んでいた地域と同じなのに
しもやけなんてならなかったので
「なんで???」
と思ってしまい
しもやけという言葉自体が
久しぶりに思い出しました
ここ数日は暖かいですが
とはいえ
ここからが
本格的な寒さに向かいます
どうぞ
皆さんもご自愛くださいね
それでは
今日の作品です
不安を作成するのは
自分自身
不安を消去できるのも
自分自身
ですが・・・
以前に読んだ記事についてです
人間関係が上手くいかず
初めは心だけがしんどかったのが
そのうち
心がいっぱいいっぱいになって
体に不調が出て
色々な病院で検査をしたけれど
どこも異常がなく
いよいよ
心の問題ということで
心療内科に通うようになった人のお話しです
心療内科に通い
体に不調が出るのは
心の問題であると分かって
良い訳ではないけれど
体はどこも悪くないことに一安心し
後は
心だけを治せばいいと思われたようなのですが
心を治すというのは
本当に難しいことであるということです
風邪のように
数日薬を飲んで治るということでもなく
悩みの度合いにもよるのでしょうが
多くの方は
自然治癒はなかなか難しいとのことです
カウンセリングであったり
投薬治療であったりということを
焦らず
気長に構えて治療するということです
そして
自分に合った医師を見つけるというのも
大切なことですが
これはなかなか
困難を極めるということです
人と人というのは
間違いなく相性があって
医師と患者も例外ではないのだと思います
同じ先生であっても
「あの先生凄くいいよ!」
と言う人がおられる一方で
「あの先生は好かん!」
と言われる人もおられます
以前
年配のご婦人が
「あの先生 男前やから好きやわ!」
と言われているのを聞いて
ビックリしたのですが
心の中で
(医師は顔じゃなくて 腕じゃないの???)
(腕が良くて 男前ということなの???)
と思っていたら
「とにかく お医者さんは男前でないとあかんねん!」
とダメ押しの一言を聞いて
(男前を見るのは目の保養で 治療以上ということね)
と理解したことがあります
すみません
いつもながらに脱線しました
とにかく
相手が誰であれ
好感を持てたり
好感を持てなかったり
恋愛と一緒で
相性があるということのようです
話は戻りますが
先程の診療内科に通い始めた方のお話しですが
その相性というものが
どうも合わず
色々な診療内科に通ったということです
先生の方針によって
カウンセリングに重きを置く先生と
投薬治療に重きを置く先生
そして
どちらもバランス良くされる先生
それから
患者によってバランスを変える先生と
色々な病院に行ってみると
そのように感じられたということです
中には
ご本人は投薬治療をしていて
心が落ちついているので
とても良いことなのですが
実際には
ご家族が別に面談をされていて
ご本人の体には
全く影響がない成分なのですが
薬を飲んでいることで
安心できることが
一番というケースもあるそうです
本物の薬と見分けがつかないけれど
有効成分が入っていない
日本語で言うところの偽薬(ぎやく)
一般的には
プラセボと言われるもので
薬を処方するという儀式が重要で
薬の成分で回復したのではなく
その儀式によって
安心する
プラセボ効果と言われるようですね
治験などでも使われていますね
よく
「気持ちの問題やから 信じて飲んでいたら 小麦粉でも効果がある!!!」
と聞きますが
医学的に
プラセボ効果があるということは
暗示や自然治癒力などが
背景にあると考えられているようで
人体とは不思議であるとつくづく思います
そして
気持ちの問題が大きく作用するのだと
改めて思います
私も35年以上前
結婚をしたことで
人生が大きく変化するという出来事がありました
それまでの人生が
お金持ちではないけれど
不自由なく気ままに過ごしているという
お金のないお嬢さんだったので
人生で経験したことのない出来事に直面した時
今程心も強くなく
まだおばちゃんでもないので
図々しくもなく
心が壊れそうになったことがあります
その時
私も体のあちらこちらに不調が出ているけれど
検査をしても
どこも悪くなく
心療内科に通ったことがあります
私の場合は
カウンセリングのみで
投薬治療もなかったので
軽かったのだと思います
カウンセリングで話を聞いてもらえることで
現状を頭で整理することができ
段々と自分を取り戻し
5回程の通院だったので
本当に軽いことだったのだと思います
投薬治療もなく
自分の気持ちを全部吐き出せたということもあり
又
私の場合は
家族にその時の辛さを話すということでは
解決できなかったようで
第三者へ気持ちを伝えるということが
唯一
辛い心を開放できる方法でした
そして
5回程で
自分から
「今日で最後にします」
と言って通院を終了しました
そして
その時
「これからも頑張ります」
と言ったら
先生が
「頑張らなくてもいいですよ」
と言ってくださいました
私は
「はい」
と言ったのですが
最後に先生が
「あなたでなかったら 同じ症状が出なかったかもしれませんね」
と言われました
その先生が
それまでのカウンセリングで
殆ど何も言われず
ただただ
私の話を
ゆっくりじっくり聞いてくださっていたので
初めて
意見を言われたという気持ちになりました
ですが
その時の私は
若くて未熟だったので
先生の言葉の意味は分かるものの
なんで
最後の最後に
私としては
これから頑張ってやっていこうと思っているのに
なんだか
自分を否定されたような
とても悲しい気持ちになりました
ですが
それから
何年も経ってから
すっかり自分を取り戻した時
先生の言われた
「あなたでなかったら 同じ症状が出なかったかもしれませんね」
という言葉は
これから
色々なことが起きるであろう
長い人生を生きていかなければならない私に対しての
はなむけの言葉であったと思えるようになりました
自分のことで
いっぱいいっぱいだったのですが
よくよく考えたら
その当時は
まだ夫が存命していたので
私を優しく支えてくれて
可愛いと思える
我が子もいて幸せでした
相手があって
自分では解決することができないことで悩むのは
無駄なことであり
まして
それで
心が壊れそうになるのは
自分の心と体に
申し訳ないという気持ちになりました
そして
現状がどうであれ
又
全ての出来事がそうではないとはいえ
自分の考え方や
物事の捉え方で
人生は変わり
又
自分しか
人生は変えることはできないと
思うようになりました
それこそが
先生の言われた
「あなたでなかったら 同じ症状が出なかったかもしれませんね」
ということだと気づきました
そう
私でなかったら
私と同じ考えでなかったら
私のように
心も体も不調が出ることはなかったかもしれません
5回程のカウンセリングで
ただただ私の話を聞いてくださっていた先生が
最後の最後に言ってくださった言葉は
私に対するはなむけの言葉であり
きっと
その時の私であれば
その言葉を受け止めることができると
思ってくださったと信じています
先生にいただいた
あのお言葉から
35年が過ぎていますが
私にとっては
あのお言葉は
かけがえのない
一冊のバイブルのようです
人は自分とは違って
考え方も感じ方も違って
決して思い通りなんてならない
そして
今日の作品の如く
不安を作成するのも
自分自身
不安を消去できるのも
自分自身
人が分かってくれないと嘆くのも
人を妬むのも
人を羨ましいと思うのも
無駄なことであると思います
だって
どんなに
やきもきしたり
どんなに
地団太踏んだとしても
相手は自分ではないから
どうしようもないことです
自分の考え方で
出来れば
不安を作成することなく
ですが
時には
知らず知らずの間に
不安を作成してしまうかもしれません
そんな時は
家族であったり
パートナーであったり
恋人であったり
友人であったり
知人であったり
医師であったり・・・
色々な人の力をお借りして
元気を取り戻すことも必要かもしれません
ですが
どんなに献身的に支えてもらっても
やっぱりそれは補助であって
最後の最後は
誰でもない
自分自身の力で解決するのだと思います
私も
不安を消去できるのは
自分しかいないんだと
心を強く持って
かけがえのない
残された人生を
楽しく過ごしてゆきたいと思います
皆さんにとって
素敵な一週間でありますように
それでは
また日曜日にお逢いしましょう
雅
雅のインスタグラムもよろしくお願いします
遊び字のアカウント
ma_arukumaruku
想い文のアカウント
omoibumi
LINEのスタンプになりました
9種類ありまして
作品は全て最大個数の40個にさせていただきました
LINEのスタンプショップの検索欄に
asobiji-miyabi
と入れていただくと表示されます
よろしくお願いいたします