知らないことは・・・

 

皆さん いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます

皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか

 

我が家のリビングから見える大木のねむの木の周りに 最近鳥たちがよくたむろしています

雀 鳩 鴨 カラスなどです

地面に生えている草なのか 小花なのか それとも虫なのかは分かりませんが

皆黙々とついばんでいるようです

「何か美味しい物があるの?」

「・・・・・」

「いかんいかん!」

「いくら食いしん坊でも 鳥の餌の分野まで手を広げてはなりませぬ」

と思う今日この頃です

 

せめて

鳥たちが黙々と食べている

その黙々だけは見習って

黙々と遊び字を精進したいと思います

「う~ん・・・」

「それにしてもなにかしら?」

「鳥のごちそうって???」

 

 

それでは

今日の作品です

知らないことは

恥ずかしいことではないよ

まだ学んでいないだけ

素直に聞ける人は

誰よりも格好いい

ですが・・・

 

今日の作品は

大人になると 知らないことが恥ずかしいと思う時もありますが

知ったかぶりをしてモゴモゴしているよりも

たとえ相手が年下でも 教えを乞うて自分もスッキリするほうが

格好いいのではないかということを題材にしております

 

私がよく思うことですが

世の中の全ての物事を100とするならば

お医者さんや弁護士さん 科学者の方など

その全ての専門的な知識も入れれば

私が今知っていること

今世で知り得ることなんて

たかが知れていると思います

たぶん

99.9%のことは知らないと思います

 

ですが

まぁそれでも今まで生きてこれたし

自分が生きて行く上で 知らなくていいことも多くあり

また

よくドラマのセリフであるような

「知らない方が幸せ!」

なんていうことも含まれているのだと思います

 

でも

専門的なことは当然知らないのですが

もっと身近なことであったり

主婦なので 家事のことであったり

年齢も重ねたので

おばあちゃんの知恵袋的なことも

日々

「へ~!」

「そんな便利なことがあるの!」

と驚くばかりです

 

昔なら

おばあちゃんの知恵袋は

実際におばあちゃんから教えてもらい

各家庭で 代々脈々と口伝してきたのではないかと思います

それが

いつの頃からか

おばあちゃんの知恵袋をまとめた本が出版されるようになり

「ほー!」

となり

今では当然 ネットに溢れかえるほど おばあちゃんの知恵袋が出てきます

 

最近特に思うのは

100円ショップに行くと おばあちゃんの知恵袋をはるかに超えるような

便利で素晴らしい商品がたくさんあります

しかも100円で・・・

 

私は100円ショップにたまに行くのですが

殆どの場合 何かを買いに行くという目的ではなく

教材を探したり 作品を生み出すアイデアをいただきに行くという感じです

 

眺めていると 本当に感心します

関心を持って眺めて

その素晴らしさに感心するという感じです

そして

100円という値段に更に感心します

 

昔なら この何倍の値段でも買っていたと思い出し

多少作りは違うかもしれませんが

中には1,000円以上出して購入していた物もあるかもしれません

今から思えば えらく高いのですが

その当時はそれしかなくて

購入するとなると 当たり前のようにお支払いしていました

そう思うと

「100円ショップって本当に有難い!」

と今更ながら思います

 

話はガラッと変わりますが

私は 豪邸訪問の番組があると つい見てしまいます

高級な調度品なども素敵なのですが

私が感心を持って見ているのは

家全体の雰囲気と 色使い

そして

豪邸だけに 広いスペースでの調度品などの配置を見ています

 

毎回皆さんが素晴らしいと思うのは

広いからといって 虚無感があるのではなく

程良くて しかもスッキリしているという

私の永遠の憧れのテーマである

ホテルライクを体現されているところが とても素敵で見入ってしまいます

 

余談ではありますが

豪邸訪問の番組を見るといつも思うのが

遊び字の作品も全く同じだと思ってしまいます

なんの関係もないようなのですが・・・

 

作品も

当然

ごちゃごちゃし過ぎてもダメ!

かと言って

特別な意思がない限り

虚無感があってもダメ!

どちらもバランスが最重要なのだと思います

 

よく生徒の皆さんにお伝えするのですが

「遊び字は字の上手下手ではなく バランスが命です!」

「字の大きさ 濃さ そして一番大切なのが余白の取り方です!」

「余白は多すぎても少なすぎてもダメで どの部分に余白を取るかが一番重要です!」

とお伝えしています

 

家で言うならば

調度品と 額などが飾られていない 壁などの余白の部分とのバランスとも言えるかもしれません

人で言うならば

頑張る時と ゆっくりと心身ともに休む ある意味余白とのバランスと言えるかもしれません

 

私は 自分がお伝えしている遊び字だけでなく

人生は 余白を大切にしたいと思います

余白とは

余裕であり

余韻である

と思っています

余白のみが醸し出す

余白の美

を信じています

「なんだか掴みどころのない話ですみません」

 

 

またまた話は変わりますが

一年程前

片づけのプロの方の番組を見ていたのですが

目から鱗が落ちるということがありました

 

ご自分のお家を公開されて説明をされていたのですが

どのお部屋もスッキリしていて かと言って虚無感があるわけでもなく とても素敵なお家でした

その中で

玄関で説明されたことで

私は目から鱗が落ちたのですが・・・

 

「まず家に入り ときめく玄関を作ることです!」

とのことです

「ときめく玄関?」

「?????」

「靴を置きっぱなしにしないということ?」

「いつも綺麗にお掃除しておくこと?」

「自分の好きな物をディスプレイするということ?」

「それとも風水的なこと?」

 

どれも間違いではないのかもしれませんが

正解は全く違って

下駄箱! 靴箱! (古いでしょうか?)

今時なら

シューズボックス!

シューズラック!

シューズクローゼット!

ですかね

 

とにかく靴を収めている場所のお話しなのですが

皆さんは

靴をどの向きで入れておられますか?

 

私は

子供の頃から実家でも

結婚してからも

半世紀以上

つま先が奥で かかとが手前でした

つい一年前まで・・・

「それがどうした?」

ということなのですが・・・

 

勿論人にもよるのかもしれませんが

これが

ときめくことであり

目から鱗が落ちたことです

 

要するに

靴のつま先を手前にして入れるということです

何故か

つま先を手前にした途端

靴を入れるというよりも

私は靴をディスプレイするという気持ちに変わりました

 

よくよく考えたら

ショップに行くと 必ず靴はつま先が手前です

勿論見やすいからなのでしょうが・・・

 

「私は何故今まで逆にしていたのかなぁ?」

と考えた時

親がそうしていたからということもあるのですが

自分の意志で変更することはいくらでもできたはずなのにしてこなかったのは

かかとが手前の方が 断然靴の出し入れがしやすいという 只一点のみからです

 

ところが

このときめく方法を知ってから

シューズボックスを開けることが楽しみであり ときめくようになり

初めの頃は 無駄に開け閉めして

「は~

っとときめいておりました

それまでは

靴の出し入れ以外 扉を開けることなんてなかったのに・・・

 

でも

もしかしたら

これにはちょっと工夫が必要なのかもしれません

いくらショップ風にディスプレイしても

ボロボロの靴ではときめかないかも

靴が多くてグチャグチャだったらときめかないかも

 

たとえ家族が多くても

お一人分ずつ分けて靴を並べて

自分のスペースだけでも綺麗にしておくと

ときめくかもしれません

 

そして

不思議なことに

たかが靴の向きの問題なのですが

ショップのようにディスプレイすると

それを乱す靴は

「もういらんか!」

という意識に変わってきました

すると

益々 ディスプレイが輝くという好循環です

 

たかが靴!

されど靴!

たかが靴の向き!

されど靴の向き!

という感じです

本当に不思議です

 

そして

思い返すこと

豪邸訪問の番組でも

皆さん

靴はつま先が手前の

ショップディスプレイ方式!

「やっぱり 豪邸に住んでおられる方は違うのね~」

と思った次第です

 

 

今日の作品の

知らないことは

恥ずかしいことではないよ

まだ学んでいないだけ

素直に聞ける人は

誰よりも格好いい

ですが・・・

 

私は 歳を重ねた今でも 知らないことばかりだと思います

ですが

知らないことが多いので

それを知る喜びがあるというのも事実です

お気楽なので

そう思えることも幸せなのではないかと思います

本当は 恥ずかしいと思わなければいけないかもしれませんが・・・

 

私はこれからも

一層の好奇心を持って 色々なことを探求してゆきたいと思います

そして

年下の方にもどんどんお聞きしてゆきたいと思います

「まぁ この歳になれば 殆どの方が年下ということなのですが・・・」

ははは~

 

年下の方々

「またかいな~」

「ほんまなんも知らんな~」

「その話は前もしたで~」

と思われることでしょうが

「我が子も含め どうぞ今後共よろしくお願いします」

 

そして

最後になりますが

今日の作品の中の

素直に聞ける人

には二つの意味があって

 

知らないこと 分からないことを

恥ずかしがらず人に尋ねるという

聞く

ということ

 

知らないこと 分からないことを

教えてもらったことに感謝して受け取るという

聞き入れる

という 両方の

素直な気持ちがあると

人生は楽に生きてゆくことができ

幸せかなぁと思います

 

 

皆さんにとって

素敵な一週間でありますように

それでは

また日曜日にお逢いしましょう

 

 

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