皆さん
いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます
皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか
我が家の方では随分暑くなり
最近は仕事から帰宅すると
真っ先にシャワーを浴び
「は~」っと
思わず心地良いため息を出しております
ですが
梅雨冷えという言葉もあるように
気温や気圧の変化により
自律神経が乱れるようですね
どうぞ皆さんもご自愛くださいね
それでは
今日の作品です
辛さは
優しさへの永久貯金
あなたの辛さ
私は分かっているから
ですが・・・
人生は
楽しいこと
嬉しいことばかりだといいのですが
そうもいかないというのが
世の常ではないかと思います
生まれてから
人生を全うするまで
何ひとつ辛いことがなければ
それはとても幸せですが
おおよそ
平均寿命近くまで生きていたならば
やはり
大切な人との悲しい永遠のお別れも
経験するのではないかと思います
また
お別れというのは
死別だけでなく
離別もあります
若い時の大失恋は
もうこの世の終わりくらいに思うかもしれません
ですが
時間と共に
その辛さも少しずつ
癒えてゆくように思います
だからこそ
新しい人と恋をしたり
結婚をしたり
そして
離婚をしたとしても
また恋愛をしたり
再婚をしたりできるのだと思います
辛いことがあって
それが完全に消え去ったわけではないかもしれないけれど
人は生きてゆくためには
辛さも人生の貴重な経験の1ページとして
心に残してゆくのではないかと思います
話はガラッと変わりますが
出産の時
自然分娩ならば
たぶん
全く痛みがなかった人はいないのではないかと思います
陣痛の痛みは
・鼻からスイカを出すようなものとか
・部屋のすぐそこにある障子の桟が見えなくなるとか
・時計の針が見えなくなるとか
・片足を棺桶に突っ込んでいる
などなど言われますが
母親は激痛に耐え
まさに命がけで子を産むわけです
もし
あの痛みと同じことが
病気やケガで起きたならば
「もう二度と経験したくない!!!」
と私は思います
ですが
母親が
あんなにも痛いのに
二人目
三人目とまた出産するのは
間違いなく激痛であり
辛いことには違いがないのですが
子どもを出産するというのは
辛さだけでなく
その後の
子どもの可愛さや
喜びや幸せな気持ちもあるということで
母親はまた出産できるのではないかと思います
辛さというのは
出産や
病気やケガという
肉体的な体の痛みもありますが
精神的な心の痛みもあります
この
精神的な心の痛みというのは
なかなか厄介なものだと思います
肉体的にも
精神的にも
お薬が必要な場合は別として
人生を生きてゆく上で
お薬なしで
自分で耐えて
自分で消化して
自分で解決して
自分で乗り越えてゆかねばなりません
そして
辛さの度合い
人それぞれの感じ方によって
乗り越えるまでの月日はそれぞれ違うと思います
時には
長い年月がかかるかもしれません
今日の作品の
辛さは
優しさへの永久貯金
あなたの辛さ
私は分かっているから
ですが・・・
何度かお話しをさせていただいておりますが
私は辛いことがあった時というのは
辛いことには違いがないのですが
別の見方をすると
自分の人生に
宝物を一つ増やすとも言えるのではないかと思っています
辛いことがあった時
道は二つに分かれていて
一つは
「なんで自分ばかりこんな辛い目に遭うの?」
「人もみんな辛い目に遭って 不幸になればいいのに!」
と思う考え方
そして
もう一つは
「本当に辛かった!」
「でも 辛いことを経験したからこそ 人の心の痛みも分かるようになった!」
と思う考え方
この二人
同じ辛いことがあったとしても
その後の人生の豊かさには
違いが出てくるのではないでしょうか
聖人君子でなければとは決して思いませんが
人生に修行のような辛いことがあり
ある意味
人として成長できるせっかくのチャンスを
みすみす棒に振り
人をうらやんでいるのは勿体ないように思います
自分が辛いことを経験したからこそ
同じ思いをしている人には
寄り添ってあげることもできると思います
私は
本当に辛い経験というのは
段々薄れてゆくかもしれませんが
すっかり忘れてしまうことはないように思います
普段は忘れていても
何かのきっかけで思い出すこともあると思います
ですが
その辛さというのは
オセロの白黒のように
辛さの黒が
月日や年月と共に
ゆっくりと
ひっくり返り
優しさの白へと変わり
オセロの盤上が
経験豊かな人生と共に
多かった黒が
どんどん白くなってゆけばいいなぁと思います
辛いことを経験して
優しさと強さを得て
その優しさと強さは
自分の宝物になり
自分の人格も素敵に形成してゆける
誰にも引き出すことのできない
永久なる貯金のように思ってしまいます
なんだか分かりにくい話ですみません
そして
辛いことがあった時
最終的に乗り越えるのは
自分自身なのですが
その辛さは
誰かに代わってもらえなくとも
「あなたの辛さ 私は分かっているよ」
と寄り沿ってもらえる人が一人でもいる人は
とても幸せだと思います
「誰にも分かってもらえない!」
と思うより
本当の意味で理解するというのは
難しくとも
辛い気持ちを聞いてもらうだけでも
気持ちが随分と楽になるかもしれません
そして
自分自身も
誰かの辛さを分かってあげられる人になることができたならば
辛い経験をしたことも
まんざら無駄でもなく
誰かにとって
とても素敵なことになるのではないかと思います
話はまたまた変わりますが
先日
若いママさんがご他界されるという
悲しいお話しを伺いました
2歳と4歳の男の子を残されて
突然だったようなので
どれほどか無念であったと思います
子ども達が幼過ぎて
現実が理解できずに
元気いっぱいに走り回っていることが
尚更悲しかったということでした
我が家も
夫が他界した時
我が子達は
10か月と3歳だったので
同じような境遇です
残されたのが
父と母という違いがありますので
我が家とは違うご苦労があることと思います
パパがおられるので
きっと金銭的なことは心配がないと思います
そして
ママのママが同居され
子ども達の面倒を見られるということなので
パパも安心してお仕事ができると思います
もしかしたら
パパと女の子達よりも
パパと男の子達の方が
成長してゆく過程で
子育ては楽なのかもしれません
似たような境遇なので
もう他人事に思えなくて
お話しを伺った時は
心が塞がる思いでした
それでも
どんなに辛くとも
残された人は生きてゆかなくてはなりません
そして
どんなに辛くとも
子どもの生命に関わるので
決して投げ出すこともできません
どうか
子ども達が元気に大きくなりますようにと
ただただお祈りする気持ちです
ですが
たとえどんなに小さくとも
子どもは日々成長し
大人が思っている以上にしっかりし
あっという間に
助けてくれるようになると思います
どうか
パパさん
無理をしないでと言っても
無理をせずにはおられないというのが現実だと思いますが
ご自分のお身体を
ご自分のために
そして
かけがえのない子ども達のために
大切になさってください
今のあなたの辛さは
いつか優しさとなり
あなたの心に
永久に貯金される宝物になると
私は思います
そして
あなたの辛さも
私は少しは分かるかもしれません
見ず知らずの方なので
私はなんのお役にも立ちませんが
陰ながら心より応援しております
そして
最後になりましたが
辛いという字と
幸せという字は
とても似ていると思います
辛いという字に
横棒を一本足せば
幸せという字になります
こう思うと
正しい字の成り立ちは置いといて
心のみで考えるとしたならば
もしかしたら
辛いと幸せは
紙一重なのではないかと・・・
見た目は似ているけれど
意味としては全く違う
似て非なる物という感じですが
辛いと思っていても
横棒を一本足して
幸せになるが如く
辛いと思っていても
誰かに
声を掛けてもらったり
助けてもらったりすることで
幸せに思うこともあるのではないかと思います
こう思うと
やっぱり
辛いと幸せは
字が似ているだけでなく
紙一重なのでは・・・
でも
幸せから横棒を一本引いて
辛くなるのではなく
辛さに
真心を一本足して
人様も自分も
幸せになることができれば
それこそが
本当の意味で
幸せなのだと思います
そして
幸せと言う字は
逆さまにしても
幸せという字なのですね
【幸せの反対は不幸ではない】
なんだか
とても
ハッピーな気持ちになります
皆さんにとって
素敵な一週間でありますように
それでは
また日曜日にお逢いしましょう
雅
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