皆さん
いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます
皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか
能登半島地震は
大きな被害が出て
多くの方が犠牲になり
未だ
多くの方が行方不明のままという
御家族の方
お知り合いの方の心情を思うと
本当にやりきれない気持ちになります
一日も早く
救助されることを
願うばかりです
家族との悲しいお別れがあった方や
怪我をされた方
お家を失った方
避難所生活を余儀なくされている方
多くの方を思うと
今の自分は元気で
家もあり
家族もいて
仕事もあり
多くの物を持っていて
どれほど幸せに過ごせているのかと思います
幸せだったら
その幸せが当たり前になって
ついつい
不平不満が出てしまいますが
今命があることだけが
ただただ有難いと思う状況を想像すれば
今の幸せに
心から感謝をしなければならないと
改めて思います
いつの日か
世界中が平穏になることを
切に願うばかりです
それでは
今日の作品です
美味しいおすそわけもいいけれど
幸せのおすそわけはもっといい
ですが・・・
突然ですが
皆さんは
毎年おせち料理を作っておられますか
私はと言いますと
家族が独立するまでは作っていて
むしろ
子どもが小さい頃の方が
ちょっと面倒くさい
黒豆や
栗きんとんも作っていました
購入するのは
かまぼこくらいで
後は全て手作りしていました
ですが
私が特別ではなくて
30年程前は
それが当たり前だったように思います
そのうち
スーパーでも
おせちが売られたり
ごまめだけとか
黒豆だけとか
単体でも売られるようになりました
随分昔
おせちは家で作るのが当たり前と思っていましたが
有名な料亭や
有名なホテルの
おせちを購入することができるという
ニュースを見るようになった時
5万円!
10万円!という
ビックリするような値段で
「どんな方が買われるの?」
「お金持ちでないと買えないんじゃない?」
と自分には別世界のお話しと思った
遠い記憶があります
今では
有名店でも
すっかりリーズナブルになり
1万円前後でも
購入できるようになりました
特に
近年では
100円おせちなるものが話題になっていて
コンビニで
かずのこや栗きんとんなど
定番商品が
一つ100円で手に入るという
過去には
5万円 10万円のおせちに仰天し
今では
100円おせちに仰天するという
20年 30年経ったら
当然
物の値段は高くなって当たり前なのに
なんだか
不思議な気持ちになりますが
それだけ
年月を経て
おせちに対して
消費者の購買意欲が高くなったということでしょうか
100円おせちは
まさに
好きな物を必要な量だけ購入するという
消費者の需要にマッチし
何しろ
商品が
一つ100円で手に入るということが
最大の魅力なのだと思います
たくさんはいらないけれど
お正月に
おせち料理がないのも寂しいという
消費者の心理を熟知していて
単体売りと
100円という値段で実現するという
世の中には
本当に賢い方がおられると
つくづく思います
話はだいぶ戻りますが
我が家は
子どもが小さい頃は
頑張っておせちを作り
全員が
大学入学で独立する数年前頃からは
ごまめ
黒豆
栗きんとんは買ってきて
煮物や
ぶりの照り焼き
酢の物などは作ってというのが始まって
つい数年前までそうでした
ところが
コロナ禍になって
食品と日用品の宅配をお願いするようになったら
有名な料亭や
ホテルのおせちのパンフレットをいただくようになり
思っているよりリーズナブルで
何より
冷凍ではなく
12月31日に
冷蔵で届けていただくという
冷凍庫が
常にパンパンの我が家では
もう願ったり叶ったりということで
三年前から
一年に一回の贅沢と思って
普段は
足を踏み入れるのは難しそうな
京料理の料亭のおせちを注文するようになりました
家庭の味や
母の味というのは大切で
それはそれで
勿論素晴らしいのですが
プロのお味というのは
「まぁなんとも なんとも・・・」
京料理なので
薄味なのですが
味がぼやけていないと言えばいいのでしょうか
薄味のようでも
色々と食べ進めてちょうどいいお味と言うのでしょうか
これを
真味淡(しんみたん)
と言うようで
真味とは
さらりと淡泊で
その物本質の
飽きがこない味わいとのことです
「なるほど!!!」
ただただ
「さすがプロ!!!」
と思いながら
毎年美味しくよばれています
「とにかく美味しい!」
そして
「何より楽ちん!」
「幸せ~♥」
そんな訳で
我が家では
3年前から
おせち料理は作っていないのですが
年末にお決まりで
毎年作っている料理があります
今日は珍しく
料理のお話しをしたいと思います
私が
料理が上手かといえば
普通だと思うのですが
料理が
好きか嫌いかの二択ならば
好きで
家事で一番好きです
ですがですが
最初に言っておきます
皆さんよくよくご存じの通り
私は
ズボラで
面倒くさがりで
大雑把なので
料理をお伝えするものの
大匙一杯みたいな
細かいレシピをお伝えすることができません
だから今まで
ホームページに載せてこなかったのですが・・・
とにかく面倒くさいことが好きではないので
お買い物も
メニューを決めずに行って
その日のお安い食材を買ってきて
料理をするという感じです
子どもの小さい時は
お菓子作りもしていましたが
子どもと一緒に作ったり
子どもに手作りのお菓子を食べさせたりすることが
幸せと思っていたので
作っていたのですが
基本的には
計量することが
面倒くさいので
お菓子作りは
性に合っていないと思います
そんな訳で
細かいレシピがなくて
本当にごめなさい
「なんなんそれ!」
「難儀な人!」
と思っていただいて
ふわっと見ていただけると嬉しいです
それでは
スタートします
毎年必ず作っているのはこの3品です
・かぶらの千枚漬け
・人参のラペ
・マリネ
お気づきのように
全てお酢を使っています
昨年末までは
この三種類のお酢の味は違いました
かぶらの千枚漬けは
専用の調味酢で
人参のラペは
自分で調合して
マリネは
本当はあまり
このホームページで
特定の方のお名前や
商品名は言わないようにしているのですが
今回は特別ということで
ミツカンさんの
いろいろ使える
カンタン酢を使っています
お使いの方はご存じだと思いますが
このお酢
その商品名の通り
本当に便利です
私は
糖分の入っていない
昔からのお酢を
あまり使わなくなりました
マリネに関しては
材料を切って
保存容器に入れて
カンタン酢のみを入れています
それでは
順にいきますが
ネットに
見きれないほど
レシピが載っていて
私がお伝えしても
なんの面白味もないので
何か違うことをお伝えしようかと思って
実験的にお料理をしてみました
・かぶらの千枚漬け
・人参のラペ
・マリネ
この三つは
毎年別々のお酢を使っているのですが
昨日
年末に続いて
もう一度作ってみました
全て
ミツカンさんの
いろいろ使える
カンタン酢で・・・
マリネだけはそのままで
あとの二つは
調味料や薬味を足しているので
今までと
どれくらいの差があるかというのに興味があって・・・
なんせ
好奇心が旺盛なので・・・
それでは
まず作り方を説明させていただきます
作っていく順番は
1 かぶらの千枚漬け
2 人参のラペ
3 マリネとなります
順番の意味は後で説明しますね
それでは
・かぶらの千枚漬けです
材料
かぶら
塩
柚子
鷹の爪(輪切り)
ミツカンカンタン酢
1 皮を厚めに剥く(皮に筋があるので 残っていると舌ざわりが悪いので)
2 2ミリほどにカット(私はスライサーを使っています)
3 ボールにかぶらとお塩をパラパラと振り置いておく
4 10分程したら 水分を絞って保存容器に入れる
5 ミツカンのカンタン酢をひたひたまで注いで
柚子一個分の皮を剥き 果汁と一緒に入れる
おしまい
次に
・人参のラペです
材料
人参
塩
胡椒
粒入りマスタード
米油(サラダ油 オリーブオイルなど お好きな油)
松の実(食べる時に振りかける)
1 人参の皮を薄く剥く(私はピーラーを使っています)
2 人参を細切りにする(私はスライサーを使っています)
3 ボールに人参と塩をパラパラと振り置いておく
4 10分程したら 水分を絞って保存容器に入れる
5 調味液を作る
ミツカンカンタン酢 適当
塩 少々
胡椒 好きなだけ
粒入りマスタード 人参中3本で 40グラムのチューブ半分程
米油 適当
以上を混ぜて
保存容器入れた人参にかけて ひと混ぜする
6 食べる時に 松の実をふる
おしまい
次に
・マリネです
材料
ささみ
かぶら
カリフラワー
ズッキーニ
人参
セロリ
きゅうり
赤パプリカ
黄パプリカ
りんご
ドライトマト
オリーブ漬け
モッツァレラチーズ(小粒)
ミツカンカンタン酢
1 ささみの下ごしらえをします
と言っても
たぶん
皆さんのご想像の
ささみの筋取りではありません
「あなた 相変わらずズボラね!」
と言われそうなのですが
私
ささみの筋取はしないんです
理由は
ただただ面倒くさいからです
まな板も包丁も汚れて
洗わなくてはならないから・・・
茹でて
ささみを割く時に
筋の周辺を取ると
いい感じにお肉がついてきて
捨てるのではなく
10本程茹でるので
お皿に乗せて
葱とポン酢をかけて食べています
こりこりする歯ざわりが好きなので
ちょっと
鶏の軟骨という感じです
「そこまでズボラなの!」
というお声が聞こえてきますが
次に進みます
ははは~
はい
気を取り直して
お鍋にお湯を沸かして
沸騰したら
お塩とお酒を適当に入れ
「すみません 全て適当で」
そこに
ささみを入れ
再度沸騰したら
火を止めて蓋をします
余熱で火を入れることで
固くならずしっとり仕上がるので
お気に入りです
8分から10分程で出来上がります
2 かぶら カリフラワー ズッキニー 人参を茹でます
それぞれ茹で時間が違うので
ここは面倒くさいようでも一つずつ茹でます
好みではありますが
私は歯ざわりがある方が好きなので
全て固めに茹でます
かぶらはあっと言う間に柔らかくなるので
1分くらいでもいいかもしれません
カリフラワーは生でも食べられるので
こちらもパリパリくらいが美味しいので
1分くらいでもいいかもしれません
ズッキニーは生でも食べられるらしのいですが
皮や種子に天然毒素が含まれているので
私は加熱調理することで
毒素が分解され安全に食べられることを優先しています
茹でる感じとしては
かぶらとカリフラワーとズッキーニは
さっと茹で
人参はそこそこ茹でるという感じです
3 セロリ きゅうり 赤パプリカ 黄パプリカ
りんごを一口大の角切りにします
4 保存容器に
ささみ
かぶら
カリフラワー
ズッキーニ
人参
セロリ
きゅうり
赤パプリカ
黄パプリカ
りんご
ドライトマト
オリーブ漬け
モッツァレラチーズを保存容器に入れ
ミツカンカンタン酢をひたひたまで注ぐ
おしまい
私は材料をたくさん使っていますが
もっと少なくていいと思いますし
お好みの物を入れればいいと思います
試したことはないので分かりませんが
例えば
トマトを切って入れると
中身が出て
調味液が濁るように思います
同じ理由で
プチトマトも破れて濁るかと思っているのですが
プチトマト一種類で漬けるといいかもしれません
私は
調味液が濁るのが好みでないので
うまみが出るドライトマトを入れています
乾燥したまま入れるだけなので簡単です
柔らかくなって
ちょっとフルーツの感じに近づき美味しいです
色とりどりのマリネにしているので
お正月に
透明のオシャレなグラスに入れると
グッと華やかになります
私なりのプチ情報です
そして
初めに
作る順番を
1 かぶらの千枚漬け
2 人参のラペ
3 マリネ
と言いました
何故かと言うと
1のかぶらの千枚漬けと
2の人参のラペですが
スライサーで切っていて
勿論
安全のため
安全ガードをしているのですが
ヒヤヒヤしながら最後まで切るよりも
随分手前で切るのを終了して
残りを角切りにして
マリネに使うといいのではと思って
そのために
この順番となっています
話はだいぶ戻りますが
今までは
お酢は三種類使っていました
ですが
今回は
ミツカンのカンタン酢一本で調理してみました
結論を先に言うと
味は同じではないのですが
やはり
それぞれ別のお酢の方が
味は際立っています
ですが
基本となる
ミツカンカンタン酢のみを使っているのは
マリネのみで
かぶらの千枚漬けは
柚子の皮と
柚子の果汁と
鷹の爪を入れることで味は多少変化しています
そして
人参のラペは
塩
胡椒
粒マスタード
こめ油
松の実がプラスされていて
かぶらの千枚漬けとマリネのように
調味液に浸かっているのではなく
少ない調味液をあえているということなので
しっとりしていて
当然他の二品とは味は変わっています
ですが
同じ原液を使っていると分かっているからか
味わっていると
遠くの方に
ミツカンカンタン酢がいるような気がします
でも
私の場合は
毎回三品作るので
お酢は別々の方がいいように思いますが
一品として食卓に出すならば
ミツカンカンタン酢は
とても優秀で
どの料理でも
使うのが正解だと思います
因みに
人参のラペを
自分で調合する場合は
カンタン酢に替えて
糖分の入っていないお酢に
砂糖を入れて調整するということです
一つだけ言うと
カンタン酢には
当然糖分が入っているので
摂生されている方はお気をつけください
「誰が誰に言ってるの???」
ということになりますが・・・
ははは~
因みに
私は全く摂生しておりませんので
相変わらず
ぶ~ちゃんなのですが・・・
「う~ん・・・」
それから
言い忘れていました
私は料理は適当に作るタイプなので
今回
ネットでレシピを見てみると
かぶらの千枚漬けと
人参のラペは
事前に塩もみをせず
そのまま調理するというレシピもありました
そうすると
より簡単かもしれませんね
私が事前に塩もみをするのは
水分を出すことによって
調味液がより浸透するように思うからです
よく言われる
浸透圧によってということではないかと思います
そして
人参のラペに関しては
塩もみをすることで
朱色の水分がかなり出ます
人参の青臭さがなくなるので
より美味しく感じます
随分昔
お客様が
「人参嫌いの子どもでも このラペは食べられる」
と言われたので
青臭さはかなり軽減できるのではないかと思います
ですが
人参の香りを楽しみたいと思われるのなら
塩もみはしない方がいいかもしれませんね
今回ネットでレシピを調べたことで
一つ勉強になることがありました
野菜を塩漬けにすると
浸透圧の働きで
細胞から水分が出てきます
この高い浸透圧が
腐敗菌の活動を抑制し
保存性を高めるということです
この野菜から水分が出てくることを
原形質分離といい
野菜の細胞液の水分が浸出し
腐敗菌も死滅するので
長期保存という観点では
塩に勝るものはないということです
なんとなく分かっていたけれど
文章としてしっかり読むと
「なるほど!!!」
と思います
と言うことは
事前に塩もみすることも
まぁいいんじゃないかと・・・
今日の作品の
美味しいおすそわけもいいけれど
幸せのおすそわけはもっといい
ですが・・・
私が皆さんに
何か美味しい物をおすそわけすることはできませんが
もし
今日のズボラなレシピが少しでも参考になれば
私は幸せに思い
少しは幸せのおすそわけができたのかなぁと
思っていいでしょうか
美味しい物を
おすそわけしたり
おすそわけしてもらったりは
とっても嬉しいことです
ですが
形のない
幸せというものを
おすそわけしたり
おすそわけしてもらったりすることができれば
それは
とても幸せなことではないかと思います
皆さんにとって
素敵な一週間でありますように
それでは
また日曜日にお逢いしましょう
雅
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