皆さん
いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきまして
ありがとうございます
皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか
我が家の方では
最近朝夕は随分と涼しくなりました
ちょっと前までは
夕方の5時でも
室内温度が34・6℃という
ぐったりする暑さで
私の人生に於いて
室内最高温度でしたが
ここ数日は
お昼過ぎでも
27℃~28℃台という涼しさです
7℃も下がると
体感は全く変わります
エアコンは勿論のこと
扇風機もほぼいらない
そして
段々と夜になっていくと
南のリビングと
北の寝室では
室温が2℃も変わる日があります
お昼間はそれほど変わらないのに
夜も深くなると
リビングは27℃台
寝室は25℃台
慌てて窓を閉め
お布団を被って寝るという
「同じ家の中で2℃も違うなんて 大きな家なの?」
と思われるかもしれませんが
至って普通の広さのマンションです
ですが
湖がそばにあるためか
風のある日の北側はとにかく強風!
そんな日に
仏壇を置いている
北側の窓を全開していると
お線香の灰が強風で飛ばされて
そこら界隈が真っ白!!!
写真の父母も真っ白になっていて仰天!!!
慌てて窓を閉め
チマチマとお掃除するという・・・
いつもながらに話は脱線しましたが
南側のカーテンは静かにじっとしていますが
北側のカーテンはこれでもかというくらい舞い上がり
そんなことで
気温も2℃変わるようです
9月も終わりになりましたが
まだ暑い日が来るのでしょうかね
長引いた酷暑の疲れが
そろそろどっとやって来る頃です
どうぞ皆さんもご自愛くださいね
それでは
今日の作品です
和をもって付き合うことで
人とのご縁が数珠繋ぎ
ですが・・・
和を以て(もって)
貴とし(たっとし)となす
と言えば
言葉の語源が
604年に聖徳太子が制定した
十七条憲法の第一条にある文章のようですね
平和の大切さを説いたということですが
意味を調べてみると
和を大切にしなさいということで
お互いを尊重し
認め合って協力することの大切さを表し
怒らず争わず
協力や協調することが貴いということのようです
和を以て貴しとなす
という文章を見て
意味を想像すると
和を大切にすることは貴いとなるのですが
今回調べたことで
意味は一つではなく
二つあるということを知りました
一つは
和を大切にしなさいで
二つ目は
話し合いを大切にしなさい
とのことです
「そうだったの???」
というのが素直な感想です
二つ目の
話し合いを大切にしなさいとは
争いを避けて和を大切にするだけでなく
お互い妥協せずに
納得するまで話し合うことの大切さを表しているそうです
「ほうほう!」
一瞬
二つの意味がちょっと遠いようにも感じましたが
自分の気持ちや感情を押し殺して
ひたすら我慢をするというのも違い
当然
相手の気持ちや感情を無視するというのも違って
和とは
妥協や同調ではなく
理解し合うとこにより
調和と協調をもたらす
ということのようです
「う~ん」
「文章に書き起こすと なんだか難しい!」
ですが
意味としては理解できます
そういう意味では
今日の作品の
和をもって付き合うことで
人とのご縁が数珠繋ぎ
の前半の部分は
まさしく
和を以て貴しとなすということですが
私の場合
話し合いで
お互いの意見を出し合い
議論を深めるというのは
苦手な分野なので
多少は妥協し
多少は我慢しているというのが
現実だと思います
もっと言えば
命に関わること
人としての尊厳に関わること
私が妥協したり我慢することで
私以外の人に迷惑がかかること
これらについては
頑張れるのですが
人に譲ることで
円滑にいったり
あえて白黒つけずに
相手を追い込まずに
グレーのままにしておくことで
円滑にいくことも多々あると思っています
忘れておりました
私が絶対に妥協できないこと第一位は
作品制作です
何度も何度も書き直していると
どこからかもう一人の私が出てきて
「もうええんちゃう?」
と言うのですが
「納得できないからダメ!!!」
と一刀両断が度々起こります
「ちょっと気に入らんけど・・・」
「まぁええか!」
が絶対にできない
これについては
相手がいないことなので
今日の作品にはそぐわないお話しですが・・・
「いかんいかん」
またまた脱線してすみません
今日の作品の
和をもって付き合うことで
人とのご縁が数珠繋ぎ
の後半部分
これについては
今日の私があるのは
そして
今日まで仕事ができているのは
何人もの方との
不思議なご縁や
お力添えがあったからに他なりません
お一人の方が
私を気にかけてくださったことで
その後
何百人もの人にご縁が繋がっているということです
そんな方が何人もおられるので
今日の私があり
今日の遊び字教室が存続しています
どんなに感謝をしても
しきれないくらいの幸せです
ついこの間も
また新たな素敵なご縁がありました
10年以上お世話になっている
遠方の会場のご夫妻と
長年お付き合いをされている方から
作品依頼をいただいたのですが
今回文章は
お客様が考えられ
私は色紙に書かせていただくことがご依頼でした
一戸建てから
マンションの最上階にお引越しをされ
目の前にそびえるお山と街並みが
絶景であり至福であるということを
詠んでおられるのですが
とても素敵なお言葉でした
お会いすることはないと思い
作品とお礼のお手紙を添えて
お渡しいただくように準備していたのですが
思いがけず
ご本人が会場にお越しになり
教室後
ご自宅にご招待くださるということでした
ご自分の詠まれたお言葉が
景色と合っているのか確認をしてほしいという
ご要望でした
そんな訳で
お世話になっている会場の奥様と一緒に
ご自宅にお伺いさせていただき
窓からの素敵な風景も拝見し
書かせていただいた作品が
染み入る心持ちとなりました
お茶をよばれながらお話ししていると
以前に
今私が住んでいるマンションから
歩いてでも行ける場所に住んでおられたことが分かり
現在遠方なだけに
もうびっくり!
そして
お話しが進むと
15年程前
我が家の事情で
2年間家を残したまま
別の土地で暮らしていたのですが
その時
ちょくちょく
自転車で買いに行っていた
ケーキ屋さんを経営されていたのが
今回作品を書かせていただいたお客様の
ご子息で・・・
(えーーーーー!!!)
(そんな偶然ある!!)
と思わず
すっとんきょうな声が出るほど驚いてしまいました
人のご縁って本当に不思議です
15年程前
2年間だけお世話になっていた土地で
とても美味しくて
お気に入りのケーキ屋さんでした
ですが
引っ越してから思い出すこともなかったのですが
15年程してから
今度は
その親御さんとご縁ができるなんて
出逢える人には
どんなに年月を経ても
お会いできるのだと思いました
私の人生には
何度も不思議なご縁があり
その度に
多くの方にお力添えをいただき
本当に幸せな人生です
そして
そのご縁から
次のご縁に
そしてまた次のご縁にと
ご縁が延々と数珠繋ぎになっています
これからもご縁を大切に
感謝の心を忘れずに
生きてゆきたいと思います
最後に余談ですが
数珠繋ぎという言葉の
数珠
なんとなく
逆の珠数の方が
読み方として
昔からしっくりくるような気がしていました
長年そう思っていたら
ある時
作品を置いていただいているお店の店員さんから
「お客さんが この作品の漢字間違っているので 作家さんに言ってください」
「数珠と書かれていますが 正しくは珠数です」
「あまりに何度も言われるので 私も調べてみたら 先生が合っていましたので 作品は合っていますよと言いました」
とのことでした
店員さんは何度も言われて困惑されたようです
今までじゅずは数珠と思っていましたが
私も珠数の方がしっくりくるので調べてみると
一休さんの説いた
一休仮名法語には
手には百八煩悩のきづななる
珠数つまくり二世三世を祈り
と今の数珠ではなく珠数と書かれることもあったようです
室町時代から
次第に数珠が増え
近代は数珠が一般的となったようです
ご指摘くださったお客様が
読み方からそう思われたのか
それとも
専門的な知識を持って
そう言われたかは分かりませんが
私もじゅずと読むならば
近代の数珠より
昔の珠数の方がしっくりきてしまいます
店員さんにはお手数をおかけして
申し訳ないと思いました
余談も余談でした
皆さんにとって
素敵な一週間でありますように
それでは
また日曜日にお逢いしましょう
雅
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