倒れても倒れても・・・

 

皆さん

いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきまして

ありがとうございます

皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか

 

最近は

どこに出向いても桜に逢えるという

一年で一番心がときめく時期です

 

まだ満開でないところもあれば

今まさに満開のところもあり

少し葉桜になっているところは

花びらが舞い散って

その中を歩くというのも

勝手に

小説や漫画の可愛い主人公のように感じるほど

厚かましいながらも

なんとも素敵な感じです

 

そして

桜の傍を歩くだけでなく

電車からの車窓の桜も素敵で

この時期は

(スマホなんて見ている場合ではない!)

と思って

窓にかぶりついております

 

車窓に対して

進んで行く方向に桜並木がある場合はいいのですが

川沿いなど

電車と直角に

素晴らしい景色がある場合は

一瞬の観賞なので

見逃さないように楽しんでいます

 

我が家の方も雨が降りましたが

一年に一回の素敵な期間なので

もう少しは桜を愛でて

ときめいていたいと思います

 

お昼間は暑いくらいでも

朝夕はまだ肌寒い日もあります

どうぞ

皆さんもご自愛くださいね

 

 

それでは

今日の作品です

倒れても倒れても

起き上がる力が残っていれば大丈夫

希望の光が見えているから

ですが・・・

 

 

月に二回

一つのカルチャースクールさんに

出向くのですが

その行道の

あるお宅の玄関先に

沈丁花(ジンチョウゲ)が植わっていて

今まさに可愛いお花を咲かせています

 

色々な種類があるのかもしれませんが

子どもの頃に

庭に咲いていた沈丁花は

木自体も

一メートル四方くらいの

まんまるで

お花もたくさんの集合体のまんまるで

見た目もとても可愛く

いい香りのする

大好きなお花でした

 

子どもの頃

親は

「チンチョウゲ」

と呼んでいましたが

大人になってからは

「ジンチョウゲ」

と聞き事が多くなりました

 

我が家の庭は

沈丁花の左がサルスベリで

その左が大きな松の木で

 

沈丁花の右が大きな梅の木で

その右がぶどう棚で・・・

そして

沈丁花の前に

ビワの種を埋めたら

そのうち

実がなるようになったなど

昔のことでも

はっきりと覚えています

 

父が庭を造るのが趣味だったので

多くの木やお花が植わっていました

 

ですが

よく覚えていると

言っている場合ではありません

 

今は亡き両親を思い出しても

昔のことは手に取るように

よく覚えているのに

今々の記憶をすぐに忘れてしまうということでした

 

自分もとうとう親の歳になり

隣の部屋に行き

何を取りに来たか忘れ

元の部屋に戻る時はまだ良くても

取りに行ったことさえ

もう忘れて

他の用事をするという・・・

 

「これは遺伝でしょうか?」

「それとも脳の老化でしょうか?」

「どっちにしてもあか~ん!!!」

ということです

 

話は初めに戻って

沈丁花についてなのですが

カルチャースクールさんの近くの沈丁花も

昔我が家にあった沈丁花とよく似ていて

大きさもお花の色も同じで

「もしかして 移植してきた?」

と思うほどです

 

その沈丁花が大ピンチのようです

と言いますのは

張り紙がしてあって

毎年

泥棒に沈丁花を傷つけられて困っています

助けてください

防犯カメラ設置

とのこと

 

初めて読んだ時

驚いてしまって・・・

 

「毎年泥棒とはどういうこと???」

泥棒といえば

自宅に侵入するように思っていましたが

毎年となると

ちょっと考えにくいでしょうか?

 

ということは

沈丁花のお花が咲いたら

木を切って行くということでしょうか?

 

家でも外でも

人様の物を盗れば

勿論泥棒で犯罪です

 

文章の

助けてくださいとは

誰に対して

どういう意味なのか

ちょっと真意を測りかねているのですが

 

防犯カメラの設置もありとなると

抑止力として

犯人に対して伝えられているのでしょうかね?

 

人を傷つけるのは

勿論ダメですが

人様の所有物である植物を傷つけるのも

当然ダメですよね

「いくらお花が綺麗だったとしても・・・」

 

私は月に二回

そのお宅の前を通る度に

一度立ち止まって

お花が傷つけられていないか

切られていないか

見てしまいます

 

もし

家主さんが

防犯カメラを見ておられたら

「このおばちゃん きっちり二週間に一回観察してるなぁ!」

「しかも 毎回火曜日!」

「もしかして 怪しい?」

〈火曜日のおばちゃん!〉

と言われているかしら?

 

沈丁花は2月~4月くらいまで

開花するのではないかと思います

「どうか お花を傷つけないであげて!」

と願うばかりです

 

 

今日の作品の

倒れても倒れても

起き上がる力が残っていれば大丈夫

希望の光が見えているから

ですが・・・

 

 

沈丁花が傷つけられるという張り紙を見て

今日の作品を思い出しました

 

毎年毎年

傷つけられてきたということですが

それでも

今年も綺麗なお花を咲かせてくれています

 

傷つけられたことで

もし

今年お花を咲かせなかったならば

家主さんは

きっと悲しい思いをされたことだと思います

 

「沈丁花さん えらい!」

「傷つけられても頑張っているものね!」

「お花を咲かせて 家主さんを喜ばせているよね!」

 

本当に植物って強いです

傷つけられても

大雨が降っても

大雪が降っても

また

雨が降らなくて

カラカラになっても

人間よりずっと

弱音を吐かずに頑張っています

 

「痛い!!!」

「苦しい!!!」

と声としては聞こえないけれど

精一杯叫んでいるのでしょうね

 

人間と同じで

か弱い子どものように

大切にしてやらなければいけないと思いました

 

そして

人も

何度も何度も倒れてしまうことがあります

身体的にも

精神的にも

 

勿論人には寿命があるので

それを凌駕し続けるのは難しいかもしれません

 

ですが

人は強いようで弱いとも言えるし

人は弱いようで強いとも言えると思います

 

辛く苦しいことがあり

「もうダメ!!!」

と思っても

それでも

力を振り絞って

起き上がることで

ずっとずっと遠い道の先に

トンネルの入り口のような小さな

光が見えるかもしれません

 

諦めてしまったら終わることも

諦めないことで

小さな

小さな

希望の光が見えることもあるかもしれません

 

辛いこと

苦しいことが

てんこ盛りの世の中でも

前さえ向いていたら

いつか

小さな光が見えてくるかもしれません

 

だって

神様は乗り越えられない試練は

人に与えない

というではありませんか

私もそれを信じて

小さな小さな

希望の光を見失わずに

生きて行きたいと思います

 

今の私は

幸せなことに

苦しいことも

辛いこともなく

倒れてもなく

必死で起き上がる必要もなく

ただただ

目の前の

温かい

希望の光を見つめております

 

 

皆さんにとって

素敵な一週間でありますように

それでは

また日曜日にお逢いしましょう

 

 

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