皆さん
いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきまして
ありがとうございます
皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか
朝夕はすっかり秋となりましたが
お昼間は日によって随分違いがあるように思います
カルチャースクールさんや
施設での午後の教室は悩ましくて
エアコンを入れなかったら
「ちょっと暑い？」
でも
エアコンを入れたら
「ちょっと寒い？」
という感じです
同室に二人でも
エアコンの温度問題は発生するのですから
10名以上の教室になると尚更です
基本は寒い方に合わせて
暑い方には
羽織ものを脱いでいただくということにしています
ですが
そこそこの部屋の大きさになると
エアコンを入れた場合
座る場所によって
温度差がかなり違います
多くの方が暑いとなれば
またエアコンを入れ
寒い方には席を替わっていただいたりと
快適にお稽古をしていただくというのが
技量だけでなく
講師の役割だと思います
私はと言いますと
自宅では
夏でも扇風機があれば大丈夫な方なのに
教室では
涼しくなっても
背中から汗が流れていることがあります
緊張しているわけではないので
必死ということでしょうか？
楽しくて体温が上がっているということでしょうか？
幸い
真夏に外を歩いていても
当然
背中は汗がダラダラ流れているのですが
何故か
顔には汗をかかないので
ハンドタオルで顔を拭いたこともなく
とても助かっています
ですが
背中から汗がダラダラ流れるほどなのに
一向に痩せないことが不思議でなりません
「何故？？？」
「ただただ疑問？？？」
季節の変わり目でもあり
インフルエンザは例年より早い流行とも聞きます
どうぞ
皆さんもご自愛くださいね
それでは
今日の作品です
人生劇場の主役は
自分と決める
ですが・・・
人生劇場と言えば
えらく大袈裟な感じになりますが
≪自分の人生を大切に生きて行く≫
という意味で作品を描いています
この世に生まれたということは
間違いなく
誰かの子どもということです
そして
兄姉がいるならば
自分は
弟妹ということです
自分が長子ならば
後に
兄姉になるかもしれません
そして
友達ができ
恋人ができ
パートナーや夫や妻ができるかもしれません
その後
父と母になるかもしれません
そして
祖父祖母
曾祖父曾祖母となるかもしれません
戸籍上で
結婚するかしないかは別として
親族一同との繋がりができ
義父母や
義兄姉
義弟妹
そして
義理の仲も含め
甥や姪
叔父や叔母
大叔父や大叔母となっていくかもしれません
ですが
どんなに関係性が複雑になったとしても
人は誰かの子どもだけではなく
誰かの父だけでなく
誰かの母だけではないと思います
勿論
子であること
父であること
母であることだけが全てで
それが自分の幸せであるならば
それはそれでいいのだと思います
ですが
子どもが成長すると
自我も芽生え
反抗心も芽生えるかもしれません
反抗期があることは正常なことだと思います
父になり
母になると
当然
子どもが大切で
子どもが全てになるかもしれません
そして
もし
夫が子どもへの想いが100％で
妻への想いが0％になったら妻は悲しい！
妻は子供への想いが100％になることは
よくあることかもしれませんが
それでも
夫への想いが0％になったら
夫は育児に追われる妻の気持ちは理解できたとしても
やっぱり悲しいのではないでしょうか
私が子育てをしている頃も
色々な考え方があって
生まれて数ヶ月したら
保育所に預けて仕事をするという方もおられました
そうすることで
一日中子どもと顔を合わせているよりも
子どもが可愛く思えるということでした
お金の問題ではないということでした
母というだけの役割になり
世間から取り残される自分が
とても辛いというお話しでした
又
よく聞くのは
母親になったことは嬉しいけれど
◯◯ちゃんママと呼ばれるようになり
アイデンティティーを失ったように感じるということです
私は子育ての頃
手に技術もなく
仕事として
特別な才能がなかったというのは勿論なのですが
夫が他界した時
長子が３歳
末子が10か月という幼さもあり
また
夫からの預かりものである
宝物の子どもを育てることが
自分の生きがいでした
我が子が成長していくことが嬉しくもあり
その時々の可愛らしさが少しずつなくなるのが
淋しいような
大きくなることが勿体ないような気持ちで
子育てを楽しんでいたように思います
その時の私は
仕事はしていなくても
自分の人生が母だけで充分に幸せでした
ですが
今は
自分の人生が母だけではなく
生きがいである
遊び字という大好きな仕事を
出来るだけ長く続けたいと思います
今は仕事をしているので
世間から取り残されることが
辛いという心情にはならないのですが
私の場合は
過去も今も
不器用で
一つのことしかできないということもあり
世間から取り残されることが
辛いとか
アイデンティティーを失うという
感覚になったことがなく
それよりも
様々な病気をしたので
その時々に
自分のやりたいことが
精一杯できないことが辛い
というのが正しいと思います
人の考えも感じ方も心情も
千差万別ということでしょうか
人は誰かの子であり
誰かの父であり母であるかもしれません
誰かの上司であり誰かの部下であるかもしれません
自由気ままに生きている私のようには
いかないことばかりなのだと思いますが
それでも
ほんの少しでも
自分の好きなことを見つけたり
それを趣味にしたり
その先に
その趣味を仕事にしたり
心ときめく推しを見つけたりと
大変な人生の中でも
ほんの少しの喜びを見つけることができれば
とても幸せだと思います
先日テレビで
91歳の歌手の方が
歌手活動も続けながら
介護施設でお仕事をされている放送を見ました
お掃除などのお仕事をされ
歌の指導もされていて
20分くらいで８曲くらい歌われるそうです
当然入所されている方は
ご自分より年下の方も多いと思います
姿勢もよく
歌手の方だから
お声がいいのは当たり前かもしれませんが
お歌には聞き惚れました
表情も生き生きとされ
「本当に91歳ですか？」
とお尋ねしたいくらいです
ステージがある時は
ステージを優先してくださり
急に仕事が入っても
融通を利かしてくださる
素敵な勤務先ということでした
そして
働いていること
働いている仲間との付き合いが
若返る原動力ということでした
お元気であることが大前提ではあるのですが
考え方も意欲も
学ぶべきことばかりでした
80代になったら
人のお世話をするより
人にお世話をされることが多くなるかもしれませんが
90代でも
そして
100歳を超えても
元気な方は多くおられます
私がたまたま見るテレビがそうなのかもしれませんが
90代になってもお元気な方は
畑や植物の手入れをしている
ペットの世話をしている
孫の世話をしている
趣味を持っている
仕事をしている
などなど
なんらかの生きがいをお持ちの方が多いように思います
かと言って
体中が全てお元気かと言えば
そんなことはないかもしれません
それぞれの方が
それぞれの持病をお持ちであったり
足が痛かったり
膝が痛かったり
腰が痛かったり
それでも生き生きとされています
≪残りの人生で まだまだすることがある≫
と思っておられるように感じます
それから
食事もモリモリ食べておられて
特に
よくお肉を食べておられるようにも思います
やっぱりお肉は元気が出るのでしょうか？
そこだけは
私も真似ができそうです
ははは～
何はともあれ
元気で活躍されている
大先輩の方々を見習って
私も楽しく元気に生きてゆきたいと思います
だって
自分の大切な人生の主役は
自分なんだから
皆さんにとって
素敵な一週間でありますように
それでは
また日曜日にお逢いしましょう
雅
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