人を変える努力をするより・・・

 

皆さん

いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきまして

ありがとうございます

皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか

 

ニュースで各地の紅葉が美しいと聞くようになりました

色鮮やかなもみじやイチョウを見ると

テレビ越しとはいえ

その美しさにキュンとします

 

我が家から見えるお山は

もう一息という感じです

「もうすぐキュンとする日々が来るのね」

と思うと

尚更キュンとします

ただただ待ち遠しいです

 

紅葉が美しくなるということは

それだけ寒くなるということですので

皆さんもどうぞご自愛くださいね

 

 

それでは

今日の作品です

人を変える努力をするより

自分が変わる方が百倍早い

ですが・・・

 

雑誌で読んだお悩み相談についてです

何度も同じ話を聞かされるのは

苦痛以外の何物でもない

ということです

 

これについては

人のお考えはそれぞれだと思います

 

例えば

高齢の親であったり

私も還暦を過ぎているので

自分のことであっても

そのようなことが頻繁にあるならば

もしかしたら

MCIと言われる

軽度認知障害を考えなくてはならないかもしれません

 

ですが

そうではなくて

ただ単に

以前に話したことを忘れていたり

 

誰かに話したことはなんとなく覚えていても

今目の前にいる人には話していないと思って

再度話すということはあるかもしれません

 

そうなると

自分はその話を初めてすると思って

一から十まで話すのですが

聞く方

いやいや

たぶんこのお悩み相談の場合は

聞かされる方はというのが正しいかもしれません

もううんざりということなのだと思います

 

同じ話を聞く場合どうするかというのは

相手にもよるかもしれませんし

状況にもよるかもしれませんし

何より

それぞれの方のお考えはさまざまなのだと思います

 

 

私はと言いますと

父が60代初めに

くも膜下出血から認知症となり

18年間闘病して他界したのですが

よく同じ話をしていました

 

特に今々の記憶や

最近の記憶はあやふやなのですが

病気になる前の記憶や

50年程前の

若い頃の記憶は鮮明で

むしろ私よりはっきり覚えていて

「お父さんよう覚えてるなぁ」

と驚いたり感心したりということが

度々ありました

 

何度も同じ話をする時は

「そうなんや!」

とか

「○○なんやなぁ!」

と父が言ったことを

オウム返しのように言って

否定はしないようにしていました

 

ですが

私は同居している訳ではないので

会っている時だけ合わせているだけでいいのですが

傍にいた母は大変だったと思います

 

 

話は戻りますが

ご病気で記憶がどうのということは

今回は除いてお話しします

 

 

言葉とは

本当に不思議なものだと

常々思っているのですが

 

同じ言葉を発しても

強弱であったり

顔の表情であったり

他のことも加味されると

用紙に書いた言葉は同じであっても

相手に与える印象はだいぶ違うのだと思います

 

そして

助詞の総称であるてにをは

たった一字変わるだけでも

文章のニュアンスや

相手に与える印象が全く違うというのも

 

言葉の不思議であり

言葉の面白いところであり

言葉の怖いところであり

そして

言葉の美しいところでもあると思います

 

 

話は戻りますが

同じお話しを聞いた場合

相手との関係性で

「前にもその話聞いたで!」

と言って

「ああ そうか」

「前にも言ったか!」

という会話で

笑って完結するならば

めでたしめでたしなのですが

 

「そのお話 前にも聞きましたよ!」

と言って

不穏な空気が流れたならば

それはどうなんでしょうね

 

 

忖度するという言葉が

一時テレビから毎日のように聞かれる時期がありました

そして

忖度が良くない意味で使われていたと思うのですが

 

本来

忖度は

思いやりや配慮という言葉

悪い意味ではないようですね

 

そうならば

相手によっては

時に忖度も必要なのかもしれません

 

 

私は同じお話しをお聞きした場合

二つに分けています

 

一つは

何度もお聞きしていても

初めてのように聞くということです

 

この場合

私より年上の方が多いのですが

同じことを話されることもあれば

同じことを質問されることもあります

 

毎回初回のように質問されるので

質問の内容には興味があるけれど

ずっと覚えていることはないということだと思って

「前にも言いましたよ」

とは決して言いません

毎回初回のように説明をしています

 

それについて

別にイライラもしなければ

腹が立つということもなく

「そういうタイプの方なのね」

と言う感じです

 

ですが

そういうタイプの方でないならば

時と場合によっては

むしろ

以前にお聞きしたことをお伝えして

プラスに持っていって

コミュニケーションを図るということも

できるように思います

 

例えば

「前にも聞きましたよ!」

と言うと

何度も聞かされていてうんざりという

マイナスの雰囲気が相手に伝わるかもしれません

 

私が言葉として選んでいるのは

あくまでも

私が良いと思っているだけで

相手は不快かもしれません

 

以前にお聞きしたということは伝えるのですが

そのすぐ後に

フォローの言葉を添えるということです

 

例えば

「前言うてはりましたね」

「大変やったって・・・」

とか

 

「前言うてはりましたね」

「無事に成功されたと・・・」

とか

 

相手に何度も聞かされているということを

決して知らしめるということではなくて

 

相手を大切に思っているからこそ

その出来事を覚えていて

再度傾聴するという気持ちでいると

今のところ不穏な空気になったことはなく

むしろ話が広がるように思います

 

ですが

ここで一つ思うことがあります

あくまでも私の感覚ですが・・・

 

「前言ってはりましたね」

「○○って」

「前言ってはりましたね」

「前にも言ってはりましたね」

この場合の助詞は

使うと使わないで

相手に与える印象は

雲泥の差と思うのは私だけでしょうか

 

私は

この場合のにも

余計な気がします

 

いずれにしても

前にも聞いたということを

相手に知らしめるという心持ちで話すと

やっぱりどこかに

棘がある言葉が出てくるように思います

 

 

今日の作品の

人を変える努力をするより

自分が変わる方が百倍早い

ですが・・・

 

人がすることが気に入らなくて

変えたいと思ってもそれは無理で

 

人はそもそも個が単位なので

たとえ親子であっても

人を変えるなんて

おこがましいことで無理な話です

 

そうならば

自分が相手の言動や行動で

イライラするのは

もはや無意味なように感じます

 

それならば

自分の尊厳を捨てるとか

自分のプライドを捨てるとか

自分の信念を曲げるというような

大袈裟な話でないならば

 

自分が生きやすくするために

自分に都合よく気持ちを持って行くという方が

精神衛生上いいように思います

 

時には我慢が必要でも

何もかも我慢をするというのは

ちょっと違うと思います

 

あくまでも

自分が楽になるために

ちょっと言葉の力を借りるということです

言葉の力を信じるという

ある意味マジックです

 

先程

同じお話しを伺った場合

「前言うてはりましたね」

「〇〇って・・・」

と言うと

 

相手に以前お聞きしたことは

フワッと伝わるし

 

そして

その出来事を覚えていましたよ

何故なら 

あなたのことを大切に思っているからです

という思いでお伝えしますと言いました

 

 

似たようなことがあります

確たる証拠がなくて

言った言わないということが起きる場合があります

 

これが契約もするという仕事でなくても

仕事上のことならば

口約束だけでこの結果になったならば

 

これは

社会人として

両者が失格だと思います

 

今時なのですから

LINEであるとか

メールであるとか

なんらかの文章であるとか

そのようなものを残していないことが

大問題だと思います

 

ですが

もっとライトな関係であった場合など

相手は文章には残していないけれど

私は頼まれたことなど

その場ですぐに手帳に控えても

その後

両者の思いが違うということがあります

 

自分が間違っていたり

記憶があやふやならば

お詫びを申し上げるということなのですが

 

自分がきちんと正しいと思う場合でも

言った言わないというような結果になる場合は

私は取り合えず謝ります

「ごめんなさい・・・」

「すみません・・・」

 

そして

その後に

以前に相手が言われた通りに

「○○だと思っていました」

と言います

 

「ごめんさい」

「○○だと思っていました」

とか

 

「すみません」

「○○だと思っていました」

 

まずは

どちらが正しいということを

白黒つけるのではなくて

合致しなかったということは

私にも責任がありますということで

お詫びをして

このように思っておりました

と言います

 

ただただ我慢をするということではなくて

そして

口先だけではなく

心からお詫びもして

 

その上で

相手が言った言葉を

自分の言葉として

相手に伝えるという方法です

 

この場合も

決して

相手に知らしめてやるとか

思い知らせてやるとか

自分は悪くないので

白黒つけてやるという気持ちではないです

そういう気持ちが少しでもあったら

やっぱりどこかに言葉の棘があるように思います

 

あくまでも冷静に

でも

ただただ我慢して

後でモヤモヤしたり

イライラしたりするのは

精神衛生上よろしくないと思っています

 

 

今日私のホームぺージにお越しくださった方は

私が一番怖いと思われるかもしれませんね

ははは~

でも

私が私らしく生きてゆく術の一つです

 

 

ということで

人を変える努力をするよりも

自分の考え方を変える方が

百倍早く

精神衛生上も

百倍良いということにしておきます

 

 

皆さんにとって

素敵な一週間でありますように

それでは

また日曜日にお逢いしましょう

 

 

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