笑っても怒っても・・・

 

皆さん いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます

皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか

 

我が家の方では

最近は一時のような倒れそうな暑さはなくなり

このホームページに入力していた昨日も

自宅にいると風が通り抜け涼しかったです

 

一昨日に至っては

就寝前

扇風機をふんわりつけていたのですが

すぐに寒くなって

扇風機を止め

窓を閉め

お布団をかぶって寝るという

ちょっと夏と思えないような感じでした

 

こうなると

また激暑になった時

体にこたえるのだろうなぁと思いながらも

「今の快適はありがとう!」

という気持ちになりました

 

皆さんのお住まいの方ではどうですか

短い梅雨が終わったと思ったら

天気予報で線状降水帯のお話をされていて心配になります

どうぞ

皆さんのお住まいの方面がご無事でありますように

 

 

それでは

今日の作品です

笑っても

怒っても

同じ一日

ほな笑ってよ

ですが・・・

 

二週間程前のことです

我が家の方では

数日間かなりの強風でした

仕事に行くため

最寄り駅まで歩いて行くのですが

日傘をさした途端

あまりの強風に

折り畳みの日傘がくるりと反対に向いてしまい

ぶ~ちゃんの私でも

本当に傘ごと飛んで行くのではないかという

恐怖に襲われるほどでした

そして

風があまりに強いので

日傘をなかなか閉じることができずに難儀をしました

 

日傘をさすことは到底無理なので

暑い最中

全身無防備で歩いて行くという恐ろしいことになりました

頭が日焼けするどころか

頭にダメージを受けそうでした

 

そしてそして

この後

日傘がさせないということの上

「やめてー--ー-!」

ということになりました

 

駅近くの横断歩道を渡っていたところ

「強風が突風になったの?」

という感じになり

重い教材を入れているバッグにも関わらず

肩の高さまで腕が上がり

風に持って行かれそうになりました

生まれて初めての経験です

 

と次の瞬間

ワンピースの上に羽織っていた

膝下まであるロングカーディガンが

前ボタンがないということもあり

頭までめくれあがりギョッとしました

 

「一体カーディガンの下のワンピースはどうなってるの?」

バッグを三つ持っていて

その上

バッグは風に持って行かれ腕は上に上がり

スカートを抑えることもできず・・・

 

ワンピースの前はめくれていないので

「たぶん後ろも大丈夫であろう!」

「いや 大丈夫であってちょうだい!!!」

 

もし

この交差点のど真ん中で

マリリンモンローで有名な

風が吹いてスカートが翻るというような状態になったならば

「見たくない物を見せつけられた!!!」

と通報されるかも・・・

 

しかも

最寄りの交番までは約10m!

お巡りさんが飛んで来られるかも・・・

ははは~

 

四方向に車が停車している交差点のど真ん中で

ギョッとしながらも横断歩道を渡り切り

「たぶんですが お尻丸出し状態にならなくて良かった!」

「ワンピースが ギャザーたっぷりのフレアーでなくて良かった!」

とつくづく思い

胸を撫で下ろしました

 

そして

仕事から帰り

まだ強風が続いていたので

結局行きも帰りも

自宅近くでは日傘をさすことができませんでした

 

それから数日して

また仕事に行ったのですが

あと20mくらいで

お世話になっているカルチャースクール様という場所で

さしていた日傘の棒の真ん中あたりの違和感が

左目の左端に感じて・・・

 

「え!」

「なんなん???」

と思って見たら

伸縮棒にある小さな穴から

2㎜ほど

糸のように細い金属が真っすぐに飛び出ています

「これなに???」

と思って触ろうとした次の瞬間

その金属が

ピヨ~ンとどこかに飛んで行ってしまい

またまた次の瞬間

頭に日傘の上の部分が

コン!と落ちてきて当たりました

軽く痛いという感じです

 

きっと

あの小さい金属によって

棒の伸縮ができるようになっていたのでしょうね

あの小さな金属がそのお仕事をしてくれていたのに

どこかに飛んで行ってしまい

傘の棒が伸びることなく

とっても短くなってしまいました

 

それよりなにより

「あの小さな金属は どこに飛んだの?」

と思って

地面をそこら界隈探してみたけれど

全く見つからず・・・

 

歩道のアスファルトがグレー一色ではなく

まだらで ところどころキラキラと光っていて

どう考えても

長さ数ミリの

糸のように細い金属を見つけることは無理でした

 

前も後ろも人様はおられないので

探していてもご迷惑ではないと思いながらも

下を向いている姿勢が私は厳禁なので

「これはいかん!!!」

と思い

 

何より

その金属が見つかったとしても

私が修理できるわけでもないと思い

探すのを諦めました

数ミリの小さな金属を踏んで

どなたかが怪我をされることもないであろうと勝手な判断もして・・・

 

「なんでこんなことになったの?」

と思って考えてみたら

あの数日前の強風で

日傘がくるりとひっくり返ったことを思い出し

強い力が加わって

既にあの時に壊れかかっていたのではないかと思い

納得いたしました

 

淡いピンク色で

すごくお気に入りの日傘だったので

残念なのですが

あの強風の時

ぶ~ちゃんの私が飛んで行かないまでも

もし

私の手から日傘だけが飛んで行ったならば

凶器となり

人様に怪我をさせたかもしれません

そう思ったら

壊れたとはいえ

良かったと思うことにします

 

一度修理もし

長い間お世話になった日傘とは

お別れする時が来たのだと思います

「今まで お日さんから私を守ってくれてありがとう

 

そして

強風でスカートが翻ったかとギョッとした日

最寄り駅から歩いて帰って来ると

あるマンションの前で

お布団が転がって行って・・・

 

お布団が転がるっておかしな表現!

言っている私も変な感じで気持ちが悪いのですが

でも

お布団が転がるとしか表現の仕方がなくて・・・

 

どういうことかと申しますと

強風の中

5m程先

左にあるマンションから

たぶん薄い掛け布団が棒状に丸まって

道路を超えた先にある川に向かって一直線!

目の前をころころと転がっていきます

 

「これは一大事!」

と思って

重い教材を持ちながらも

走ってお布団を拾いに行きました

川の手前には柵があるのですが

あまりの強風に柵の下をくぐり抜けて

今まさに川に落ちる一歩手前!

 

「拾ってどうするの?」

ということなんか全く考えず

お布団をギュッと掴み

危機一髪!

川に落ちる手前で救出いたしました

 

ですが

「このお布団どうする?」

と考えて・・・

 

強風で

多分マンションのベランダから飛んできたのではないかと・・・

たたんでマンション前に置いておこうかとも思ったのですが

「この布団何?」

となって

防犯カメラで再生されて

不審人物になってもいかんかと思い

 

思い切って

オートロックのインターホンから管理人室に繋いだら

管理人さんが出てきてくださって

「こちらのマンションの方から飛んできて 川に落ちかかっていたのですが・・・」

と言うと

「ありがとうございます」

と言って受け取ってくださいました

 

「ご迷惑だったかなぁ?」

と思いながらも

チラシならともかく

あのまま

川にお布団が落ちるのは忍びないというのが

あの時の私の心情だったなぁと思って

「もし住人の方のお布団でなかったならごめんなさい」

と思いながら帰りました

 

そして

帰りながら

「あれ???」

と なんだか心に引っかかることが・・・

「・・・・・」

「?????」

「!!!!!」

ハッと思い出し

「今の管理人さんって あの時の方だわ!」

と・・・

 

数年前

そのマンションの前を通った時

制服を着て

お掃除をされている方をお見かけしました

 

ほうきとちりとりを持ってお掃除をされているのは

なんの不思議もないのですが

「え!!!」

っと思ったのが

松葉杖をつきながらお掃除をされていてびっくりしました

あまりの痛々しさに

「お怪我をされているのに お仕事をお休みはできないのかしら?」

と思ったことを思い出しました

 

「なるほど!」

大きなマンションなので

もしかしたら

住み込みの管理人さんで

お怪我に関係なくお仕事をされていたのではないかと・・・

あの時のご苦労を思い出し

今更ながら

「おつかれさまでした!」

と心の中で言いました

 

今のマンションでも

以前のマンションでも

管理人さんのお仕事って本当に大変だと思います

何もないことが当たり前で

ひとたび何か起きると大問題!

日頃何も起きないことは

陰ながら

多大なるご尽力をいただいているということに

感謝しなくてはと思いました

 

 

今日の作品の

笑っても

怒っても

同じ一日

ほな笑ってよ

ですが・・・

 

生きている以上

人様との何らかの関わりがあり

それなりに摩擦もあり

それなりにストレスもあるというのが

生きるということだと思います

 

ですので

笑ってばかりいられないというのが現実だと思います

でも

怒ることも

結構な体力も精神力も必要で

私にはとても疲れることです

そして

多大なるストレスです

 

勿論

モヤモヤすることが全くないかと言えば

そんなことはないのですが

若い時と違い

歳を重ねた今となっては

ただただ穏やかに人生を過ごしてゆきたいというのが願望です

 

怒り心頭になれるのは

多大なるエネルギーも必要なので

それだけ若さがあるのではないでしょうかね

 

話はがらっと変わりますが・・・

つい先日

素敵なお話しを聞きました

定年退職というと

寂しいような

ちょっとネガティブなイメージもありますが

本当は

万々歳で喜ぶべきこと

とのこと

 

仕事ならば

嫌な人とも付き合い

嫌なこともしなくてはならず

自分の思い通りにはなりませんが

これからは

嫌な人との付き合いもする必要はなく

好きな人とだけ付き合っていけばよく

自分の好きなように楽しく過ごせる

 

60歳から75歳までの15年間は

まだまだ体も元気で

まだまだ色々なことにチャレンジができる

人生の黄金期

ということです

 

若い時は

気の合わないママ友とも

子供のためと思って付き合っているという苦労もあったでしょうが

それと同じように

これからは

もうそんな必要もないということです

「なるほど!!!」

「私も本当にそう思う!!!」

と思いました

 

中には

まだ子育てをしている方もおられれば

介護をされて大変な方もおられることとは思いますが

定年退職をすることで

今まで苦労してきたことからは

一旦解放されて自由になるということで

その人なりの

楽しみや

喜びが見つかる

人生の黄金期になればいいなぁと思います

 

私の場合は

個人で教室運営をしているので

ある意味

定年退職をされている方と同じように

長らく幸せなことに

人生の黄金期なのだと思います

 

大切にしていた日傘が壊れたことは

笑っていられないことではありますが

それでも

今まで私をお日さんから守ってきてくれたことを思えば

笑って

「今までありがとう

と感謝の気持ちを伝えたいです

 

強風で日傘がさせず

頭はダメージを受けそうだったけれど

無理やり日傘をさして

私の手を離れ飛んで行き

人様に怪我をさせてしまったかもと思ったならば

笑ってなんかいられないので

「頭は暑かったけれど まぁ良かったことにしておこう

と思って

笑っておこう!

 

強風で

スカートが翻ったかと

ギョッとしたけれど

風にバッグが持っていかれるほどでも

「ヒールを履いていたのに 転倒もしなくて良かった

笑っておこう!

 

笑うことというのは

意外と瞬間的な感じで

その思いが長く続くということでもないように思います

 

ところが

怒ることというのは

瞬間的なことだけではなく

時間が経っても

日にちが過ぎても

なんだか

怒りがこみ上げてきて

むしろ

時には時間と共に熟成されて

益々怒り心頭になるということもあるのではないでしょうか

「やだ~」

「そんな疲れること!」

 

何より怒っているより

笑っている方が

自分も楽だし

幸せに感じるから

やっぱり今日も笑っておこう

 

 

皆さんにとって

素敵な一週間でありますように

それでは

また日曜日にお逢いしましょう

 

 

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