皆さん
いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます
皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか
桜もそろそろ終わりなのでしょうかね
我が家のリビングから見えるお山も
数日前の雨で散ってしまったのか
淡い桃色のモコモコの塊が
見えなくなってしまいました
皆さんのお住まいの方面はどうですか
花冷えという言葉もあります
季節の変わり目ですので
どうぞご自愛くださいね
それでは
今日の作品です
気楽になるよ
風にそよそよ吹かれてる
柳みたいになれたらね
ですが・・・
先日
遠方の教室に出向いたのですが
単線で
二両編成のワンマン列車に乗ったところ
車内が桜で満開の
特別列車でした
私はこの路線が大好きでして
ゆっくりと
田畑の間を
ゴトンゴトンという音を鳴らしながら
進んで行くと
心が落ち着きます
一つの路線の
終点から終点まで乗車するのですが
全駅で7駅という短さです
これもまた
なんだか可愛くて・・・
話は戻りますが
桜の特別列車といっても
生花ではなく
造花なのですが
一両に50本程ディスプレイされていたのではないかと思います
「とっても綺麗でした」
そして
このディスプレイされている場所というのが
一日中混雑する電車では難しいのではないかと思います
網棚に枝がくくりつけてあり
お花は斜め下を向いているので
つり革の下まで来ています
小柄な私でも
枝が顔の位置ですので
小さな子どもさんでない限り
席から立ち上がった時に
頭に当たるかもしれません
これをうっとおしいと思うのか
風情と思うのかは
人それぞれですが
たまに乗車する私にとっては
とても風情のある光景に思えました
そして
普段は設置してある
色々な企業さんの広告が外されていて
車内が桃色で溢れていました
淡い桃色が大好きな私としては
尚更
桃色の世界にどっぷり浸れるという
ときめきと
幸せをいただいた気持ちとなりました
その路線の
全列車が桜の列車ではないので
帰りは普通の列車でした
たまにしか乗らない路線なのに
特別列車に乗れたなんて
「私って なんて幸せ♥」
と思いました
三十分に一本のその路線
本当は
もう一本後の列車に乗る予定でした
特別な理由はないのですが
何故か予定を取りやめて
一本早く乗ったので
特別列車に乗れました
僅か20分の道のりなのですが
心が豊かになり
「私って本当に運がいい♥」
とお気楽なので思ってしまいます
「ははは」
「ほんま 幸せ者です」
そして
今私の心をときめかせているものが他にもあります
道を歩くと
桜吹雪の中を通ることがあり
なんとも
キュン♥
とときめきます
それから
歩道と道路の上に
散った桜の花びらが
道の灰色と
桜の淡い桃色で
なんとも言えない
美しさを醸し出していて
見とれてしまいます
桜の花は
木で咲いている時も
散って
地面に落ちた後も
私達を楽しませてくれます
そして
桜の花が散ると
がくに赤いしべが残り
お花とは違う存在感を
見せてくれます
そして
しべが散って落ちると
花びらとは違う美しさがあり
その後
葉桜となっても
また別の
若々しい美しさがあります
桜の開花は
とても短い間ですが
何度も美しく変幻することに
感動するばかりです
「自然って本当に素晴らしい!」
と思います
話はがらっと変わりますが
我が家の最寄り駅の近くに
大きな柳の木がありました
歩道のすぐ横の空き地に
柳の木が植わっていたのですが
柳の木は成長が早いのか
歩道の方にどんどん伸びてきます
そのうち
広い歩道の半分くらいのところまで
垂れ下がってくるようになります
暫くその状態が続くと
そのうち
剪定が行われているようでした
この柳の傍を歩く時は
車道側の歩道を歩くか
のれんのように
垂れている柳を
手で上げてくぐるように通らなくてはなりません
ですが
だんだん枝が垂れ下がってくると
腰下や
膝くらいまでの長さになるので
ちょっとのれんをくぐるという動作も難しくなり
柳をかき分け通るという感じです
これも先程の
桜の列車と同じで
うっとおしいと思うのか
風情と思うのかは
人それぞれなのだと思います
私は
柳が頭くらいの時は
のれんをくぐるように通り
長くなったら
車道側の歩道を歩いていました
そして
遠くから
その柳の姿が見えると
なんだかキュンとします
柳は
少しの風にも揺れて
優雅な感じがして
人ではないのですが
憧れる存在でした
ところがところが
昨年のある日
遠くから柳を眺めてみると
すっきりしています
「あぁ そういえば枝がだいぶ伸びてたよね」
「剪定されたのね」
と思って近くまで来ると
なんと
剪定されたわけでもなく
木が途中で切られたわけでもなく
根こそぎ無くなっていて
空き地が
駐車場になっておりました
「え~ん」
「なんで~」
「悲しい」
大好きな柳が
根こそぎ無くなって
柳を見てときめいていただけに
まるで
失恋したかのようです
柳が無くなって
道がすっきりしたと言えば
そうなのですが
私は
残念で残念でなりません
何故か
昔から柳の木が好きで
遠い昔ではありますが
私にもあった女子高生の頃
京都の鴨川べりの柳の木がとても素敵に感じました
また
柳の隙間から見える鴨川も素敵だと思いました
好きであるという
特別な理由はないのですが
こういう感覚というのは
長く変わらないのでしょうかね
柳を見ると
せわせわ慌ただしくしていることが
違うような気になります
裏葉柳(うらはやなぎ)色と言われる
柳の裏葉のような
淡い黄みを含んだ薄い緑色の地色に
優美な
しだれ桜と柳の取り合わせが美しい
柳桜の着物などを見ると
うっとりしてしまいます
桜だけでも大好き♥
柳だけでも大好き♥
なのですが
この二つが合わさって
数本の柳の枝と
数本のしだれ桜の枝が
流れるように相まって
柳桜になるなんて
ほんと美しく
優美と言いますか
風雅と言いますか
世界に柳桜があるのかは知りませんが
「あぁ 日本人で良かった」
と思うひと時です
話は戻りますが
私は
桜も柳も大好きなのですが
桜の中でも
しだれ桜が一番好きなので
柳と同じく
細く垂れ下がり
揺れるものが好きなのかもしれません
柳を見ていると
なんだか
色々考えたり
悩んだりすることが
「もうええか!」
と思えるようになります
ゆらゆらと
風に任せて揺れているさまを見ていると
自分の悩んでいることが
ちっぽけに思えてきて
「そうね」
「柳のように 風に任せて 飄々(ひょうひょう)と 何事も余裕があればいいよね」
でも
柳の枝に雪折れなし
と言われるように
柳の枝は
よくしなるので
雪の重みで折れることはないようですね
一見弱々しく見えますが
適応性があって
苦難にも耐えるということではないかと思います
人も
普段はおとなしくても
ここ一番は力を発揮し
ここだけは譲ることができないという
信念を持っている人は
素敵だなぁと思います
今日の作品の
気楽になるよ
風にそよそよ吹かれてる
柳みたいになれたらね
ですが・・・
私も
どうでもいいことには
こだわらず
風にそよそよ吹かれている
柳のようになりたいです
そして
柳のように
優しさと強さを兼ね備えた
女性になりたいと思います
皆さんにとって
素敵な一週間でありますように
それでは
また日曜日にお逢いしましょう
雅
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