歳を重ねた思い出は・・・

 

皆さん

いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきまして

ありがとうございます

皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか

 

全国的にもそうなんでしょうが

我が家の方も

最近

天候と気温がメチャクチャです

 

「今日は暖かいね」

と思っていたら

次の日は

激寒で雪が降るという

 

やっぱり桜に逢えるまでは

まさに

三寒四温!

こんな感じなんでしょうね

 

そして

花粉症も

激難状態です

 

外出前

各部屋のドアを閉め

玄関に空気清浄機をセットし

 

帰宅したら

玄関前で

頭の花粉を払い落とし

コートを脱いで

ばっさばっさと振り払い

 

そして

入室したら

空気清浄機をMAXにし

その前でも

頭の花粉を払い

脱いだコートを

ばっさばっさと振り払い

 

リビングに入室し

すぐにドアを閉める

 

とにかく

花粉は玄関と廊下だけに留めたい

 

ついこの間まで

「この作戦大成功!!!」

と思っていたのに

 

最近は

「この作戦意味あるの???」

というくらい

家中に花粉が充満しているようで

 

リビングにも

空気清浄機を置いていても

目はかゆかゆ!

鼻はむずむず!

くしゃみは大連発!!!

 

桜にはまだ逢えていないけれど

「この季節早く終わってーーー!!!」

と思う毎日です

 

花粉症の皆さん

なんとか乗り切りましょう

そして

気温変化が激しいこの季節

どうぞ

皆々さんご自愛くださいね

 

 

それでは

今日の作品です

歳を重ねた思い出は

セピア色でも美しい

ですが・・・

 

数日前のことです

近所に出かけたのですが

はたと別件を思い出し

京都に行くことにしました

 

ちょっと近所までだったので

仕事のバッグから

お財布と鍵だけ出し

別のバッグに入れたので

 

最寄り駅についたら

ICOCAがないことに気付き・・・

 

「あ~!」

と思いながらも

おっちょこちょいの私ですが

まぁ

今回は突然のことなので

仕方がないということで

切符を買うことにしました

 

ICOCAを持つようになって約20年

電車もバスもICOCAなので

最寄り駅で

切符を買った記憶が遠い昔

 

券売機で

ICOCAのチャージをすることはあっても

最寄り駅で切符を買うのは

本当に久方ぶり

 

買い方を忘れたわけではないけれど

なんか

ちょっとドキドキ!

 

長年見上げたことのない

料金表を見ると

勿論高くはなっているけれど

「あっ こんなもの!」

年月の割には

思ったほど高くなっていなかった印象です

 

無事に切符を買い

改札を通るのですが

長年ICOCAだったから

全く気づいていないことがありました

 

切符の通せる改札が一か所だけ

これが京都駅の改札になると

ズラッと並んだ改札は

タッチ改札ばかりで

(え!)

(え!)

と思って

ウロウロしてしまいました

 

自分が時代について行っていないのですが

恥ずかしながら

これほどの改札の変化に全く気付いていなかったです

 

自分がICOCAなので

どの改札も通れるということで

今までなんの違和感もなかったのですが

 

昔はどの改札も

ICOCAも切符もどちらも

使えたような気がします

 

いつの頃からか

タッチ改札が増えたような感覚はありますが

「人生ボヤっと生きているなぁ!」

と改めて思いました

 

 

話は今日の作品の

歳を重ねた思い出は

セピア色でも美しい

に戻るのですが

 

切符を買い

コートのポケットに入れるというこの動作が

遠い昔の記憶を呼び戻しました

 

夫と恋人だった頃

デートをし

帰りお互いの最寄り駅で降りるということなのですが

改札を出ようと思ったら

切符がない!

 

コートのポケットにも

バッグのポケットにも・・・

(あれ?)

(なんでないの?)

(どこに入れたっけ?)

と思って探していたら

 

ハッと思い出しました

今では考えられないことですが

切符は夫が買ってくれて

改札で

二枚分をパチンと挟みで切り込みを入れてもらい

私は夫に続いて改札に入るという

 

今のお若い方からしたら

「どういうこと?」

となるのですが

まだ自動改札がなかった時代のお話しです

 

その後

夫から切符をもらっていなかったので

私の切符は夫のポケットの中ということを

思い出しました

 

仕方がないので

改札で

「すみません 切符を落としました」

と言ったら

 

「落としたんじゃないでしょ!」

と言われ

私がぽか~んとしていたら

 

駅員さんが

「○○駅から連絡があり お連れの方が申し出てくださったので このまま改札を出ていただいて大丈夫です」

と言われました

 

先に降車していた夫が申し出てくれたことは

当たり前かもしれませんが

大恋愛中だったので

夫の優しさに

キュンとしたことを思い出しました

 

この出来事は40年前

夫が遠い世界に行ってから33年

携帯電話なんて持っていなかった時代です

 

今なら各自が自動改札を通るので

こんなことは起こらず

 

もしあったとしても

LINEで

「切符を渡してなかったわ!」

となるのでしょうが

まだ駅に伝言板があるような時代です

 

そう思えば

本当に遠い昔のお話しです

 

 

今日の作品の

歳を重ねた思い出は

セピア色でも美しい

ですが・・・

 

私の40年前のキュンとした想い出は

もうセピア色とも言えないような

熟成された色になっているのですが

 

それでも

私にとっては

大切な想い出の一つです

 

歳を重ねるということは

何かのきっかけで

昔の素敵な思い出が甦り

ひと時

その思い出に浸ることができるという

人生にまだこんな素敵なことが

残っていたかと思いました

 

これが

10年くらいでは

まだ浅いということで

せめて20年くらいは忘れていて

熟成されてから思い出すのがよさそうです

 

私の残りの人生で

今は忘れているけれど

セピア色の美しい思い出が

まだまだ甦るはずと思うと

内容は分からないけれど

今からキュンキュンしております

 

そして

セピア色の思い出は 

素敵な思い出だけにしておきます

 

 

余談ですが

ちょっと不思議に思うことが・・・

 

実は

この20年

切符を一度も買っていなかったかと言えば

そんなことはないんです

 

今でも遠方の教室は

窓口で切符を買い

自動改札もないので

日付の赤いハンコを押してもらうという

なんともレトロと言いますか

ノスタルジックな雰囲気を醸し出している風景です

 

そして

切符を失くしたらいけないと思い

いつもパスケースに入れるのが癖になっています

 

そんな訳で

パスケースに入れている切符では

40年前の夫との想い出が甦ることはなく

そのきっかけは

切符をポケットに入れたということだったようです

 

不思議な気もしますが

もし

ICOCAを持っていたならば

この想い出は

一生思い出さなかったかもしれません

 

そう思うと本当に不思議で

「ICOCAを持って行かなくて良かった」

「切符をポケットに入れて良かった

なんて思っている

相変わらず幸せ者の私です

 

 

皆さんにとって

素敵な一週間でありますように

それでは

また日曜日にお逢いしましょう

 

 

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