皆さん
いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきまして
ありがとうございます
皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか
昨日からお盆休みが始まり
9連休の方もおられるのでしょうね
旅行をされたり
帰省をされたり
海や山にレジャーに行かれる方も多いと思います
どうか皆さんが
ケガ無く楽しまれ
無事に帰って来られますように
それでは
今日の作品です
明日が最後の日でも
今日が最後の日でも
後悔せずに生きてゆく
ですが・・・
8月8日は
我が家の方面は
一年に一回の
大花火大会の日でした
今年も良いお天気で
夜はそれほど暑くもなく
1時間花火を楽しみ
そして堪能しました
とても貴重な時間であり
とても幸せな時間だったと思います
今のマンションに引っ越してきて
10年になりますが
年間に自宅から見える花火は
おおよそ20回です
時には一日に
時間差で二か所という場合もあります
今のマンションは
新しくはないのですが
気に入っていて
花火が見えるというのも
その一つです
年間に20回程見える花火というのは
遠いものもあれば
近いものもあります
何かのイベントでの花火もあれば
ホテルの結婚式で花火を上げられる方もおられます
先日の花火大会の打ち上げ場所は
マンションから一番近く
1時間という長さもあり
毎年見ていながらも
規模と迫力に圧倒され
圧巻の一言です
前を見るというよりも
頭に花火が降り注いでくるというイメージです
「来年も この美しい花火が見られますように♥」
と願い
帰って来ていた家族とも
「今年もみんな元気で 花火が見られて本当に良かったね」
としみじみと話しました
8月8日というと
宮崎県日向灘を震源とする大きな地震があり
南海トラフ地震臨時情報が出た日です
花火大会は
19時30分から20時30分までだったのですが
まさに始まる前に
巨大地震警戒なのか
巨大地震注意なのか
調査終了なのかと
発表を待たれる頃合いでした
勿論
警戒や注意ではなく
いずれにも当てはまらない現象として
調査終了が安心できたのですが
残り二択となるならば
警戒より注意がいいに決まっています
ですが
<南海トラフ地震に関係があるかも!>
と聞いた時点で
もうただごとではないと
不安になってしまいました
結論として
巨大地震注意と聞いた直後での
花火大会の観賞だったのですが
幸せなことに
1時間は
地震について思い出すこともなく
素直に楽しめました
マンションの周りには
早朝から多くの方が集まられ
場所取りのシートを敷かれるのですが
夕方からは
マンションはガードマンの方が警備してくださり
住人であろうが
マンション内に入るにはチェックがあります
近くのマンションでは
自宅の鍵を見せなくてはならないらしく
なかなかの厳重ぶりです
ですが
物凄く大勢の人が押し寄せるということですので
万一にも何事も起こらない為にも
それくらいの態勢で良いのだと思います
花火大会が始まり
初めはポンポンと打ちあがり
暫くすると
スタートの合図として
ドーンと地響きがして
大きく連発の花火が上がると
歓声と拍手が起こります
途中も
大きな花火や
ひときわ
美しい花火が上がると
歓声と拍手が起こります
そして
ラストの連発花火の長くて美しいこと
時計を見なくても
「きっと これが最後ね!」
と思える美しさ
終了すると
拍手喝采!
その拍手も長いこと
それが皆さんの感謝の気持ちだと思います
日常に戻ると
また地震のことも思い出し
備えもしなくてはならないのですが
私だけでなく
鑑賞された多くの方にとっても
きっと素敵な時間だったのではないかと思います
今年も無事に大花火大会が終了いたしました
準備してくださった方々に心より感謝です
次の日
遠方の教室に出向いて
夕方帰って来たら
花火大会で使用された大きなフェンスを
ガタイのいい若いお兄さん方が
トラックに積んでおられました
花火大会当日だけでなく
それまでの準備
終了してからの片づけ
特にゴミ拾いは大変な作業とお聞きします
心の中で
ガタイのいいお兄さん方に
(ありがとうございました)
とお礼を申し上げました
今日の作品の
明日が最後の日でも
今日が最後の日でも
後悔せずに生きてゆく
ですが
悲しい作品に思われるかもしれませんが
そうではなくて
根底にあるのは
一日一日を大切に生きてゆく
という心情です
決して達観しているということではないのですが
私は
生きることへの執着が
人生で二回変わりました
以前にもお話ししたのですが
一回目は
夫が他界した時
長子は三歳
末子は十か月
この時
「この先 我が子達が全員独り立ちするまで 何が起ころうと 私は絶対に死なない!」
と心に誓いました
本当はそんなことを心に誓っても
叶わないかもしれません
ですが
私は本気です
「夫がいなくなった今 私以外に誰が我が子達を守れるの!」
という気持ちです
結果として
子育ての間に
何度も入院し
何度も手術をし・・・
ですが
我が子達を想い
生きることへの執着が溢れ出ていたのか
子宮を摘出する時も
30代の初めだったので
医師から
「普通の人は子宮を失ったら 女性としての喪失感が大きくて 人によっては鬱になります」
「ですが あなたの場合は絶対に大丈夫です」
と言われました
なんと言っても
異形細胞が見つかった前癌状態
「奇跡よ奇跡!」
「ここで見つかるなんて」
そして次に
卵巣を摘出した時も
「手術してみないと分からない!」
「開けてみたらだいぶ悪いかも!」
と医師に告げられたけれど
「先生 私 夫が亡くなっているので 子供を残しては 絶対に死ねないんです」
とお話しすると
手術もしていないし
開けてみないと
どうもこうもわからない状態だったけれど
私の迫力が凄かったのか
医師に
「よっしゃ!」
「任しとき!」
と言っていただいたことが思い出されます
もしかしたら悪いかもと言われているので
「先生助けてください!」
とは言えなかったです
でも
その言葉を言わなくても
子宮を摘出した時と同じ女医さんで
私の強い思いは
きっと伝わっていたと思います
そして
医師に
「よっしゃ!」
「任しとき!」
と言われたからと言って
悪いのであれば悪いのですが
きっと
最善を尽くしてくださると信じていました
結論としては
命に関わることではなく安堵しました
それまでも
急性肝炎になったり
その後も
難病の
潰瘍性大腸炎になったりと
子育ての間
まぁ なかなか病気も色々しましたが
とにかく
「我が子達を残しては死ねない」
一心にこの想いだけが私を支え続け
我が子全員が
大学時代から自宅を出て
就職をした時
「あ~」
「もう この世での私の役目が終わった~」
「夫からの大切な預かりものを やっと手放すことができる」
「20年以上 私生きていて本当に良かった!」
と心から思いました
強がりでもなんでもなく
ただただ安堵して
淋しさなど1ミリもなかったです
その時に
人生で二回目の
生きることへの執着が変わった瞬間です
決して
生きていたくないということではなく
夫に早く逢いたいということでもなく
(誤解をまねきそう!)
(夫には逢えるものなら逢いたいのですが・・・)
とにかく
この世での自分の役目が終わったので
もう明日が最後の日でも
今日が最後の日でも
もっと言うならば
この瞬間が最期であっても別にいいと思いました
そう思ってから
早いもので
とっくに10年が過ぎました
そして
今も同じ気持ちです
病気一つしたことのない夫が早世し
丈夫ではなかった私が残されたのは
幼子達の為に母が必要と思って
夫が身代わりになってくれたと思っています
私の切なる願いを叶えていただき
今は過分なる余年を
過ごさせていただいているという心情なので
いつ最期の日が来てもいいと思っています
現在は
大好きな仕事をさせていただいておりますが
両親も見送り
もう自分のことさえ考えていればいいという
幸せな状況で
いかに
我が子達に迷惑をかけずに
元気な老後を過ごすことだけが
今の私の目標です
人様から見れば
全く違うと思うのですが
私自身としては
やりたいこともやってきたし
美味しい物はまだまだあるでしょうが
それなりに食べてきたので
「あれを食べないうちは 死んでも死にきれん!」
というほどのものはないという感じです
ですが
生きることへの執着が
それほどないと言っている人ほど
長生きするなんていうことも聞いたことがあるので
「私もその部類かしら?」
先日の
巨大地震注意というニュースを見て
人が人生の最期を迎えるのは
病気や事故だけでなく
災害もあるのだと
分かっていたはずなのですが
改めて考えました
今のマンションに引っ越して来て10年
毎年8月8日は
大花火大会があるのが当たり前と思っていました
ですが
コロナ禍の数年間は中止となりました
その替わり
事前の発表はないのですが
いつかどこかで花火が上がるという
シークレット花火というものが
コロナ禍の間
数年続き
粋なプレゼントをいただきました
そして
また花火大会が復活しました
とても貴重な時間であり
とても幸せな時間だったと思います
当たり前に思えるようなことも
戦争のない平和な日常も
地震など災害のない日々も
当たり前でない
むしろ
何事もない
平凡な日常こそが奇跡だと思って
感謝して生きてゆきたいと思います
巨大地震注意という発表がされた以上
それなりの覚悟はしないといけないと思いました
ですが
闇雲に心配するのではなく
備えはきちんとしながらも
地震は来るまでは来ない
でも
地震は来る時は来る
と思って
後悔のないように
毎日楽しく生きてゆこうと思います
皆さんにとって
素敵な一週間でありますように
それでは
また日曜日にお逢いしましょう
雅
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