皆さん いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます
皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか
大雨で色々な地方が大変なことになっていますね
心よりお見舞いを申し上げます
我が家の方でも
雷が恐ろしいほど鳴って
打ちつけるような大雨で
自宅にいても怖く感じました
川も水かさが増え
凄い勢いで流れていました
あちらこちらに線状降水帯の予報があって
全国どこも安心できないように感じます
我が家はマンションなので
すぐに逃げるという感覚はないのですが
大雨が降ると
常に心配な方もおられることと思います
どうぞ
大切な命をお守りくださいね
それでは
今日の作品です
人生一人より
二人がおもしろい
ですが・・・
よく
人は一人では生きてゆけない
なんて言いますが
「自分は友達もいなくて なんでも自分一人ででき 誰のお世話にもなっていない!」
と思っていたとしても
それならば
料理を作るのは自分であっても
「購入する素材はどなたが作ってくださっているの?」
「自給自足であったとしても・・・」
「調味料は?」
「洋服は?」
「食材を切る包丁は?」
「髪を切るハサミは?」
「電気は?」
「ガスは?」
「水道は?」
「ゴミの処分は?」
などなど・・・
人様にお世話になっていることばかりです
真っ裸で
手ぶらで無人島に行って生活をしているならば
「誰のお世話にもなっていない!」
というセリフも成り立ちますが
やっぱり
人は誰しも
自分以外の人に
何らかのお世話になって生きていると思います
ですが
それらとは別に
今日の作品の
人生一人より
二人がおもしろい
ですが・・・
今の若い人は
恋人を作らず
未婚の人も多いと聞きます
実際の調査のパーセンテージを見ると
「本当?」
と思ってしまいますが
このパーセンテージは
将来の少子化の未来予想図としては
「そうか~」
と心配になりますが
その調査の結果と
人の思いは一括りにできないかなぁと思います
一人が気楽で
自分のために
時間もお金も全て使いたいという人もおられるでしょうが
結婚という形は取りたくないけれど
パートナーは欲しいと思う人もいるでしょうし
同棲はしたいと思う人もいるでしょう
そして
今は
恋人はいなくて
未婚ではあるけれど
恋人もほしいし
結婚もしたいという強い願望を持っている人も
パーセンテージの中に入っていると思います
調査なので
そういうものなのですが
人生一人より
二人がおもしろい
と思う人がいる一方で
人生一人が気楽で
おもしろい
と思う人もいることと思います
今日の作品を書いている作者としては
身も蓋もない話になりますが
人の思いは一括りではないというのが
全ての出来事の結論かもしれません
母がよく昔言っていた言葉を思い出すと
母の若い時代は
私達の時代より
女性が生涯働くということが難しかったので
結婚するのが当たり前で
結婚が永久就職と言われていたとよく言っていました
そして
そのまた上の祖母の世代や
またその上の世代になると
結婚する日に
初めてお相手の顔を知るというのも当たり前のように聞かされました
今の時代を思うと
考えられないですが
それでも
一生を添い遂げられる方が殆どだったのではないかと思います
勿論
別れても生活が大変になるので耐え忍んだ方もおられることでしょうが
結婚は愛情だけで続くのではないと思い
長い年月を経て
尊敬や情も
愛情の一部になっていくのかと思いました
ですが
今は昔に比べると
選択肢も増え
女性も働く場があり
恋人を作っても作らなくても
結婚をしてもしなくても
本来いつの時代も自由であるはずですが
時代と共に
益々多様性になったのだと思います
数えきれないほどの友達がいる必要はないですが
たった一人でも
自分の弱いところを見せることができる友達がいる人は
とても幸せだと思います
話はガラッと変わりますが・・・
今年の初めの頃のお話です
遠方への仕事に行くために電車に乗りました
教材などを入れているバッグを三つ持って車内に入ったところ
運よく
二人掛けの席が空いていました
まぁまぁ重たい荷物を窓側に置き
(やれやれ~)
と思って通路側に座ろうとしたら
なんだか後ろに人の気配が・・・
振り返ると
若い男性が立っておられます
多分大学生ではないかと・・・
私の横に座られるということのようです
「あっ すみません」
と言って三つのバッグを持ち上げ膝の上に置いて
窓側の席に移りました
男性は
背が高く
中肉の体格でした
私の荷物が多くて
なんだか申し訳なくて気を遣いました
それよりなにより
(なんで私の横に座ったの?)
見える範囲で周りを見ると
二人掛けで二人座っておられる方はおられません
(それなのに何故?)
(荷物の多い私の横に座ると ご自分も狭いのに・・・)
(大きな荷物もなく 窓側に座っておられる方もおられると思うのですが・・・)
謎???
ただただ謎です???
しいて言うならば
周りをパッと見たところ
女性がおられなかったようなので
たとえぶ~ちゃんの私でも
男性よりかは小柄ということで
私の横に座られたのでしょうかね?
皆さんに笑われそうなのですが
そこからが
私の心落ち着かない時間となりました
一度乗り換えをしていて
13駅先で降りる訳ですが
お隣の男性が多分大学生だと思うので
私の知っている限りでは
私が降りるまでには
大学が二校
私が降りてからは
四校あると思います
(できれば 私より先に降りてちょうだい!)
(この多い荷物を持って あなたの膝の前を当たらずに通ることなんて どう考えても無理だから!)
(もしかしたら お顔にも当たりそう!)
(お願いだから先に降りて~!)
ただただ心の中で願っていました
若い男性は着席すると
すぐにスマホを見られました
ゲームをされているのか
何か他の事をされているのかは分かりません
私はゲームをしないので分かりませんが
もし
私が大きな荷物を持って
目の前を通った時
ゲームが重要な場面で
(私のせいで上手くいかなかったらどうしよう!)
なんて考えてしまい・・・
(なんでもいいけど とにかく先に降りて~)
と願うばかりです
ところが
私の切なる願いは叶わず
あっという間に
私が降りるまでの大学二校の駅が過ぎてしまい・・・
(いや~ん)
(もうこれで 私よりまだ先で降りるということよね!)
(どうやって降りよう!)
と 脳内シミレーションが始まり・・・
でも
どう考えても難しい・・・
それならば
お隣の人にはもう期待ができないので
今前に座っておられる人が
私より先に降りられることを
ただただ願おう!
一旦荷物を前の席に置いて
私の体だけが
お隣の方の前を通らせてもらおう!
と 次の切なるお願いに変更し・・・
(もう なにやってんの? 私!)
と思いながらも・・・
ところが
悩んでいたけれど
救いの神が・・・
二校ある大学の駅で
たくさんの人が降車され
席がガラガラに・・・
ほとんどが空席になり
もう やれやれです
(あ~ これで助かった!)
(きっと席を移動されるよね!)
(・・・・・)
と思っていたのですが
(・・・・・)
スマホに集中されているのか?
周りを見ておられないのか?
一向に席の移動をされないんです
(なんで~?????)
そのうち
私のスマホに着信があり・・・
マナーモードなので
車内に響き渡るということではないのですが
一旦着信が切れても
再度着信が鳴り・・・
ですが
車内なので
電話には出ることはできず・・・
ですがですが
話は最初に戻りますが
三つのバッグを膝の上に積み重ねてなんとか置いている状況なので
その中からスマホを取り出すなんて
全くできないわけでして・・・
(一体どなた~?)
と思いながらも
メールを送ることもできず・・・
なんせ
お隣には若い男性が座っておられますから
バッグをゴソゴソ動かすこともできず・・・
(あ~ん)
(お願いだから 席を移動してちょうだ~い!)
ただただ心の中でお願いをしましたが
結局
私が降車するまで
私の隣に座っておられて・・・
車内はガラガラです
仕方がないので
降りる時
荷物が多いので
「すみません」
とお声掛けをして
もし
席を立ちあがってくださったら
そのまま荷物を持って通り
もし
座ったままであるならば
脳内シミュレーションをした通り
バッグを持ち上げ
幸いにも空席になった
前の席に一旦荷物を置き
体だけ
前を通らせていただくということにしようかと
(もう なにやってんの? 私!)
と思いながら・・・
「すみません」
と言ったら
集中されていたのか
聞こえていなかったようで
立ち上がって
「すみません」
ともう一度言ったら
びっくりしたように
立ち上がってくださって
荷物を持って
「すみません!」
と言って
難なく通らせていただきました
ですが
まだ続きがあって・・・
周りはガラガラなのですが
他の席に移動されずに
私がモタモタ通るまでじっと待って
また元の席に座られました
窓側に移動することもなく
通路側の元の席に・・・
あまりに集中されていて
周りを全く見ておられないのでしょうかね?
(8駅前から ぶ~ちゃんのおばちゃんの横に座らなくてもよかったよ~)
と思いながら降りました
そして
私の車両から降車したのは
なんと
私一人!!!
車内を眺めたところ
乗っておられるのは
私の横に座っておられた若い男性と
サラリーマンの方でしょうか?
そのお二人だけです
車内がガラガラになっても
ずっと二人で座っていた私達
もしかしたら
(親子に見えていたかも?)
(いやいや)
(親子は厚かましいか!)
もし
私も我が子も
早くに子どもが授かっていたならば
子どもどころか孫でも全然いける年齢差!
おかあさんと一緒!
どころか
おばあちゃんと一緒!
かも・・・
電車を降りてホームを歩いていると
なんだか
だんだん笑えてきて・・・
心落ち着かない時間だったことも・・・
たぶん
お若い方がスマホに集中されていたことで起きた出来事も・・・
結局最後まで
親子のように
いやいや
祖母と孫のように
ガラガラの車内を並んで座っていたことも・・・
私がなんとか
あの場を切り抜けるために
脳内シミュレーションをしていたばかばかしさも・・・
もしかしたら
周りの方から
「あんなにガラガラなのに 他の席に移らないなんて よっぽど仲の良い親子なの?」
と思われていたかも・・・
などなど・・・
もう何もかもがおかしく思えてきて・・・
今日の作品の
人生一人より
二人がおもしろい
の 本当の意味とはちょっと違うけれど
まぁ
私の人生の一ページとして
これはこれで
二人でおもしろかった
ということにしておきます
(もう この先どうなるの?)
という
恋愛とは違う
ドキドキ感のある時間だったので
二人でおもしろかった
ということにしておきます
何より
(いつの日か 絶対にホームページに掲載しよう!)
(わたしゃ 転んでもただでは起きん!をモットーに・・・)
(でも もし 隣のお若い方が 周りを見ておられて 早々に席の移動をされたとしたら このお話を掲載することもなく 完全にお蔵入りだったなぁ)
(よきよき♥)
(お兄さんありがとう♥)
(そう思えば ネタも拾えたということで 万々歳!)
(何事も 途中経過はややこしくとも 終わり良ければ全てよし!)
と言うことで・・・
ですが
本当の意味での
人生一人より
二人がおもしろい
のように
恋人がいようがいまいが
結婚しようがしまいが
家族であれ
友人であれ
切磋琢磨できるライバルであれ
ペットちゃんであれ
自分以外の人や動物と付き合うのは
面倒くさくて
煩わしいことも満載ではありますが
それでも
人生一人より
二人がおもしろい
と思えたら
それは幸せなことだと思います
皆さんにとって
素敵な一週間でありますように
それでは
また日曜日にお逢いしましょう
雅
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作品は全て最大個数の40個にさせていただきました
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