皆さん
いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきまして
ありがとうございます
皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか
先週もお話ししましたが
我が家のリビングから真正面に見える
大木のねむの木が
とうとう満開となりました
毎朝
リビングのカーテンを開けるのが
とても楽しみで
その情景を見ると
飽きることなく
毎回初見の如く感動し
ときめいております
一つ一つは小さなお花でしょうが
大木が満開になると
その美しさは圧巻です
暫くの間
ときめいていたいと思います
それでは
今日の作品です
人を想うとは
愛もあり
情もある
ですが・・・
愛とは何か?
情とは何か?
と考えた時
情というのは
恋愛に関する
恋情
愛情だけでなく
友情も
情と言う漢字で表現します
他にも
情熱
感情
慕情
そして
今日既に使いましたが
情景もあると思います
情景だけは
少し意味合いが離れているようにも感じますが
眺めるということでは
景色
風景
光景
情景とあり
景色というのは
鑑賞の対象が自然界の眺め
風景というのは
自然界だけでなく
人工的な眺めも含め
目に入ってくる広い範囲の眺め
光景というのは
心地良い場合もあれば
心地悪い場合もある
目の前に広がる眺め
そして
情景だけが
心を強く揺さぶられる眺めとなり
記憶に残る場面
目に入ってくる眺めだけでなく
心に浮かぶ場面も含まれるということなんでしょうね
そう思うと
我が家のリビングから見える
満開のねむの木は
景色
風景
光景とも言えるかもしれませんが
見る度に
心ときめき
毎年この季節が楽しみという
記憶に残る場面なので
あえて
情景と表現しています
話は戻りますが
愛と情ということについて
色々な考え方があるのだと思います
一つの考えとして
恋
恋愛
愛
愛情
情という区分で考えた時
誰かを好きになり
片思いの間が恋とも言えるのでしょうか
そして
両想いになると
恋でもあるのですが
一歩進んで
恋愛という表現もできるように思います
そして
愛とは
結婚するしないに関わらず
ずっと共にいたいという気持ちになり
そして
愛情とは
愛に情がついてくるので
「好き好き大好き♥」
というのが
一生続けば
それはもう幸せでしかないのですが
トキメキの賞味期限は3年!
恋愛ホルモンは3年でなくなる!
なんて言葉を聞いたことがあります
ですが
尊敬や安心という
恋愛感情以外のものが
心に芽生えるようになるのが
愛情とも言えるように思います
そして
情のみになると
好きとか嫌いとか
恋愛という感情より
相手が空気のような
当たり前の存在になり
目には見えなくとも
そこには
たしかな絆があるという感じでしょうか
恋
恋愛
愛
愛情
情は
赤い絵の具をパレットに広げ
そこに水を落とし
青い絵の具を混ぜずに
ポタっと落としたならば
しっかり重なったところは
紫になるけれど
元の赤でもない
青でもない
紫でもない
はっきりしない境目の色というのが
隣り合う
恋
恋愛
愛
愛情
情とも言えるように思います
ややこしい説明ですみません
私は
夫と四年間付き合って
結婚して五年で死別をしました
自分に置き換えて考えると
付き合っている四年間は
恋愛とも言えますが
「この人と結婚するのね」
と思う頃には
恋愛だけでなく
愛も芽生えていたと思います
そして
結婚すると
恋愛の時には感じなかった
デートの後
実家に帰らなくて良いことが
とても嬉しくて
いつでも傍にいることができるという
安心感というものを感じるようになりました
そして
子どもが授かると
好きとか愛してるという感情以外に
安心感や
安定感を強く求めるように感じました
そして
夫婦だけの時には
お互いに名前で呼び合っていたのが
子どもが産まれると
子ども中心になり
お父さん
お母さんと呼び名が変わり
益々
恋愛感よりも
家族感が強くなりました
かといって
結婚生活も五年程ならば
愛が冷めるということもなく
特に夫の病気が分かってからの
最後の一年足らずは
苦しくもあるのですが
愛情というだけでなく
かといって
家族愛というだけでなく
勿論
情だけでもなく
表現が難しいですが
言ってみれば
愛情が
恋に逆行したように感じました
恋とはある日突然に生まれるもので
愛とは時間をかけてゆっくりと育んでゆくもの
私が逆行した気持ちというのは
夫に対して
また恋が始まったような
そして
愛を育んでゆきたいような
そんな気持ちではないかと思います
三十年以上という長い時を経た今でも
ちょっと不思議に思っています
きっと
理屈では説明できないように思います
ですが
あの一年足らずは
私の人生に於いて
辛くはあっても
とても尊く
濃密な時間であったことは
揺るがない事実だと思っています
恋愛から始まった恋人と
結婚し
愛情を育み
家族愛になり
情だけになったとしても
それはそれで
愛の形なのではないかと思います
そして
愛情というのは
恋愛以外でも
とても必要なものだと思います
恋人や
パートナー
夫婦など
恋愛としての愛情もありますが
例えば
我が子に対しては
恋愛感情ではないですが
よく言われる
無償の愛という
究極の愛情とも言えるかもしれません
そして
私が一番思うのは
恋愛関係や
親子関係の愛情というのは
ある意味当たり前かもしれませんが
それ以外でも
愛情は必要だと思います
人様のことは分からないので
自分の話をしますが
二十年近く続けてきた
私の遊び字教室ですが
もしこれが
愛情なく
生活のため
お金を稼ぐ手段と思っていたならば
当然他の職業を考え
自分のモチベーションとして
ここまで続けてくることができなかったように思います
遊び字の講師という仕事に巡り逢ったことは
とても幸せで
おこがましくはありますが
自分としては
天職だと思っています
講師という仕事が好きということではなく
遊び字をお伝えする
講師という仕事が好きということです
まぁ他の分野では
どの講師も勤まりませんが・・・
講師とはどういう仕事かと考えた時
色々な分野があり
色々なやり方があるのだと思います
生徒を志望校に合格させなければならないような
重責の講師の方と私では同列にはなりませんが
私だけで考えた時は
自分の仕事に誇りを持って
愛情を持って
遊び字の作品を書き
お稽古に来てくださる方にも
愛情を持って接し
遊び字をお伝えしなくてはならないと思っています
きっと
愛情がないと
その気持ちは相手に伝わると思います
限られた時間で
教室を開講するのは
講師として当たり前ですが
過ぎゆく時間だけを
ただこなすというやり方では
愛情があるとは言えないように思います
私の教室は
何かに合格しなければならないとか
段位を授けるとか
そういうことではないので
講師としては
重責はなく
気が楽かもしれません
ですが
重責でなかろうが
合格という結果でなくとも
お稽古に来れれる方が
楽しんで上達してほしいと
心より願っています
そして
できることならば
遊び字を
人生の楽しみの一つと思っていただければ
それは
私にとってこの上ない喜びです
愛とは
恋愛関係に関わらず
相手を大切に思う気持ちで
情とは
人情とも言われるように
人が生まれ持った思いやりの心
ということでしょうか
そして
愛も情も
人を大切に想うということ
だと思います
皆さんにとって
素敵な一週間でありますように
それでは
また日曜日にお逢いしましょう
雅
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