見る人と・・・
皆さん いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます
皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか
我が家の方では この冬は珍しく雪が多いです
例年は殆ど降らないか 降ってもチラチラと舞っているという程度でした
ですが
この冬は 吹雪になったり積もったりという 仕事に出かけるのもスノーブーツを履いて出かけなくてはならない日もあるほどです
滋賀県では
「通称びわこ虫(正式名称はオオユスリカ)が多い年は寒くなる!」
と滋賀に在住の方に最近お聞きしました
そう言えば
昨年は びわこ虫が大量発生だったので 確かに当たっていると思いました
余談ですが
虫が大量発生すると 苦手な私としては
「きゃー!!!」
と言いたくなるのですが
びわこ虫は 幼虫が湖底の泥の中の有機物を食べることで
<湖底の浄化に役立っているそうです>
琵琶湖に生活排水が大量に流れ込み 有機物も大量発生しているので
「人間の代わりにお仕事をしてくれてありがとう」
と言うべきですね
話は戻りますが
生まれてこの方 雪の多い地方に住んだことがないので慣れていなくて 朝雪が降っていると
「転倒しない?」
「交通機関はどう?」
と 普段はお気楽でのんびりしている私でも ちょっとピリッとします
一月半ば頃は 雪のため来ないバスを吹雪の中30分間待つという難儀な日もありました
そんなことがあったので
先週は雪が降らなかったことが有り難くて
しかも
お日さんも出て暖かく感じる日もありました
雪が降ることを思えば たとえ少々寒くても有り難く思い
更に
寒くもなく お日さんが顔を出してくれて暖かいと ただただ幸せに感じました
人は ずっとずっと良い状態より ちょっと困ったことがあったり 多少の難儀なことがある方が 有り難さを感じて感謝もでき 幸せに思えるのかもしれません
ですが
できれば
困ったことは ちょっと
難儀なことも 多少であってほしいと
人生なかなか波瀾万丈な私には ささやかな願いであります
それでは
今日の作品です
同じ方向見る人と
一緒になれれば
しあわせ満杯
ですが・・・
15年程前のことです
あるお店の店員さんが 数か月ぶりにお会いすると 別人のごとく若返っておられてびっくりしました
「もしかして 瓜二つの娘さん???」
と思えるほどでした
その方は 60歳前後の方でした
後に 人づてではありますが その理由が分かりました
以前と何が違ってそれ程お若く見えたのかと言いますと
髪型が違うということでした
よくよくお聞きすると
オシャレウイッグを装着されたということでした
「なるほど!」
一流のウイッグのお店の商品らしく 私には地毛でないということが全く分からず・・・
「さすが高級!」
「本当に素晴らしい!」
「お値段の価値はやっぱりあるのね!」
と思った次第です
栗毛色のショートカットで とてもお似合いでした
その方は 色白で可愛いお顔で いつもブルーのシャドーに 真っ赤な口紅を付けておられたのですが 決して派手というわけではなく 似合っておられたと思います
見るからに お肌がモチモチされているのが分かる綺麗なお肌で ファンデーションは塗っておられるのでしょうが お化粧がお上手なのか それとも薄化粧なのか 全く違和感のない 陶器のような美しいお肌でした
以前 美容のプロの方がお話されていたのですが
「年齢を重ねるほど シミやシワを隠したいという女心で お化粧がどんどん濃くなりますが そうすると かえって老けて見えるので むしろ年を重ねるほど 薄化粧にした方が若く見えます」
「海外の方は無理に隠さずに むしろソバカスなどが透けて見える方が自然で美しく見えます」
「勇気を持って 是非薄化粧にしてください!」
とお話されていました
私もそう思います
シミもシワもタルミも満載で 隠したい気持ちは山々なのですが
これを全て隠すとなると
「一ヶ月でファンデーションが何個いるの?」
ということになりそうです
何より
山あり谷ありではなく
谷あり谷ありの 谷のシワにファンデーションがめり込みそうです
元々肌が弱いので ファンデーションは塗っておらず おしろいだけを付けていたのですが このコロナ禍になってからは マスク様々で おしろいも付けずに日焼け止めのみとなりました
「そりゃぁ シミもシワもタルミもバッチリ丸出しですよ~」
でも
「もうこれでええか~」
とずぼらが炸裂してしまい
「まぁ またコロナ禍が終わってから考えよ~」
話は戻りますが
先程の 数か月ぶりにお会いして 劇的にお若くなっておられた方を思い出すと
結論として
年を重ねてお若く見える人は
お肌も髪も 艶があるということだと思いました
元々お肌の美しい方でしょうが
しっとり系のファンデーションを塗っておられたのか 粉っぽさが全くなく 艶っとしていて 髪は オシャレウイッグなので とても艶々でした
年を重ねると 悲しいかな お肌も髪もどんどん艶がなくなりますが せめてこってりお化粧をせずに シミもシワもタルミも捨てて 素肌に近い艶を目指してみようかと・・・
とは言え
今は マスク様々ですが
素顔丸出しとなると
「こりゃぁ お見苦しいか~」
「やっぱりおしろいつけよか~」
「トホホ~」
となるかも・・・
髪に関しては
これまた 年々細くなり 少なくなりと難儀な限りです
美容室で
「髪が少なくなって・・・」
と言うと
「少ないんじゃなくて 髪が凄く細いんです」
とのこと
(そうなのかなぁ?)
お気遣いいただいたような・・・
思い出すこと子供の頃
髪が長かった時
私が後ろで一つに束ねている量と
友達がおさげにしている量を比べれば
当然友達の方が半分になるはずなのに それでも友達の方が多かった記憶があります
やっぱり生まれつき少なかったようです
学生時代の友達が 髪がとても多くて いつも私が羨ましいと言ってくれていましたが 友達が言う
「髪がすぐ爆発するのよ!」
と言っていた
髪が爆発する状況に一度はなってみたいものです
髪の豊かな人には憧れます
話はガラッと変わりますが
先程のお若く見える方
ご主人様と とても仲がいいそうです
20代で夫と死別してしまった私からすると 本当に憧れです
もし
今夫が隣にいてくれたなら どんな人生だったかなぁと思います
夫婦も長くなると色々なことが起こり 毎日笑ってばかりもいられないというのが現実かもしれませんが ないものねだりなのか 叶えられなかった私には未知の世界なので 年を重ねても仲の良いご夫婦はただただ憧れです
お買い物も一緒
旅行も一緒
趣味も一緒
ウォーキングも一緒
何もかも一緒というのも素敵ですが
お買い物も
旅行も
趣味も
ウォーキングも
何もかも一緒でなくとも
時に一緒
時に別でも
又は
全く別でも
それは仲が悪いとも言えず
長く夫婦を続けてゆくための秘策なのかもしれません
夫婦として
人生を共に歩む者として
広く見て
同じ方向を見る人が伴侶であれば
幸せなのかもしれません
せっかくご縁があった相手だから
色々あっても添い遂げるというのも 素敵な人生です
ですが
一度しかない人生だからこそ
お互い別々の道を歩いてゆくという決断をするのも 素敵な人生だと思います
日本人は我慢は美徳と思う人が 他民族に比べて多いのかなぁと思ったりします
我慢は美徳でもあり美徳でもない
と言うのでしょうか
時には
耐えて我慢することには何の意味もないかもしれません
それならば
たった一度の人生
また別の 同じ方向を見る人と一緒になることができれば
幸せな違う人生が開けるかもしれません
家族も夫婦も長く一緒にいるには それ相応の努力が必要なのだと思います
私には経験できなかったことなので 身近な方は勿論のこと 世の中の添い遂げられる共白髪のご夫婦は ただただ尊敬するばかりです
私の結婚生活はたった5年という短い間でしたが 夫と一度も喧嘩をしなかったので いまだに仲の良い夫婦の幻想が続いております
「来世があって また夫と巡り逢って 今度こそ添い遂げられるかしら」
「その時は 夫と同じ方向を見て 幸せ満杯になりますように・・・」
皆さんにとって
素敵な一週間でありますように
それでは
また日曜日にお逢いしましょう
雅
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