人生も木登りと・・・

 

皆さん

いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきまして

ありがとうございます

皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか

 

我が家のリビングから見えるねむの木が

いよいよ満開に近づいてきました

大木に

濃い緑の葉っぱ

そして

無数のピンクのお花

 

咲く前から

ときめいておりましたが

いよいよ満開に近づくと

気持ちが日に日に高揚しております

 

起床してまず

リビングのカーテンを開けるのですが

目の前に飛び込んでくるねむの木のお花に

「は~」

「今日も美しい

ときめきで

朝から心拍数も上がっているのかも・・・

 

そして

気候の方は

室内と室外で

体感がだいぶ違って感じます

 

外に出たら

それなりに暑いですし

自宅でのお稽古も

外からお越しいただいたら

きっと暑いと思って

エアコンを入れたら

 

案外家の中はひんやりしているようで

寒くてエアコンを切って

扇風機にしたら

それも寒くて切るという

 

今のところ

窓を開けていたらちょうどいい感じ

夜間は窓を開けていたら寒くて閉めるという

 

ですが

これももう少しなんでしょうね

そのうち

「暑い暑い!」

と連呼するようになりそうです

 

皆さんのお住まいはどうですか?

梅雨で雨が続くと

むしむし

じめじめ

ということになりそうです

 

季節の変わり目です

どうぞ

皆さんもご自愛くださいね

 

 

それでは

今日の作品です

人生も木登りと同じかも

年齢が高くなるほど

視野が広がる

ですが・・・

 

木に登ると

高くなるほど遠くまで見える

人生も少し似ているのかもしれません

 

たくさん笑って

たくさん失敗して

たくさん悩んで・・・

 

年齢を重ねるのは

若さを失うだけでなく

昨日まで見えなかった景色に出会えること

今日見えている景色は

きっと

今の自分だから見える景色

 

若い頃は

見える範囲が限られていて

目の前の枝や足場に精一杯になりやすい

 

ですが

年齢を重ねるほど

これまで登ってきた道や

周りや全体が少しずつ見えてくる

 

どの高さにも

その高さでしか見えない景色がある

 

年齢とともに視野が広がるのは

知識の蓄積と経験の重なり

 

失敗や遠回りをした人

辛い経験をした人は

 

人の立場の違いや

人の痛みをを実感し

人生は無限ではなく

有限であるということを

感じることができるようになるかもしれません

 

そして

木の高いところから

森全体を見るように

物事を冷静に俯瞰で見るということは

とても難しいことではありますが

段々と養われていくようにも思います

 

人生は木登りに似ている

登るほどに見える景色が変わり

年齢とともに人生の視野もひらけていく

ということかと思います

 

 

話はガラッと変わりますが

今は亡き母が

70代でよく言っていたことがあります

話を聞いていた私は

40代ということになるのですが・・・

 

その言葉というのが

「買いたい物は買いや!」

ということです

 

ここだけ聞いたら

「?????」

ですよね

 

そして

その言葉を聞いた張本人の私も

その当時

分かっていた気になっていましたが

自分が60代になり

母の心情により近づいたようで

「買いたい物は買いや!」

という言葉の意味が

より分かるようになった気がします

 

「買いたい物は買いや!」

と母に何度も言われたけれど

いつもこの言葉だけで

詳しい説明はないんです

 

その度に

「そう思うわ!」とも

「そうは思わんわ!」とも

特別な受け答えをしたのではなく

母の話を頷きながら

静かに聞いていたように思います

 

ですが

今となっては

この言葉の意味するところは

 

・興味のあるうちに

・好奇心のあるうちに

・元気なうちに

・生きてるうちに

ということではないかと思います

 

・興味のあるうちに

・好奇心のあるうちに

 

この二つは

母がよく言っていた

「もう別に欲しい物がない!」

という言葉でした

 

段々と物欲が無くなるということでしょうか

購入した物が使いこなせないということもあるのかもしれません

 

そして

・元気なうちに

というのは

 

例えば

そのうち旅行に行こうと思っていたら

いざ行こうかと思った頃は

足腰が弱って行くことが難しいというお話を聞きます

 

世界一周をされた方のお話しをお伺いすると

「行って良かった!」

「いい思い出になった!」

「たぶんこれが最後の海外旅行になると思う!」

「次はもう足腰的に無理やわ!」

とのことでした

 

世界一周とは

時間もお金も必要なので

誰かれできるわけではない素敵なお話しなのですが

 

時間とお金と両方が必要なので

時間はあるけれど

それ程のお金はないとなると行けないし

 

お金はあるけれど

行ける時間がないとなっても

やっぱり行けない

 

一番辛いのは

時間もお金もあるけれど

健康的に不安があって行けない

ではないかと思います

 

そう思うと

世界一周とまでは行かなくても

健康であることが

色々な場面で関係してくるのだと思います

 

旅行ということではなくても

どこかに行くとなると

足腰は元気でないと

なかなか億劫なことになりそうです

 

病気で食事制限があるならば

好きな物も我慢しなくてはならないかもしれません

 

そう思うと

母の言った

「買いたい物は買いや!」

という言葉のみを聞くと

なんか

無駄遣いのように聞こえるかもしれませんが

 

その時々で

自分ができる範囲で

自分が欲しいもの

自分がしたいこと

自分が食べたい物

自分が行きたいところ・・・

 

これらを

「あぁ あの時買っておけば良かった!」

「あぁ あの時しとけば良かった!」

「あぁ 元気なうちに食べておけば良かった!」

「あぁ 元気なうちに行っておけば良かった!」

と将来後悔しないように

 

「買いたい物は買いや!」

この短い言葉に

色々と集約されているように感じます

 

そして

究極は

・生きてるうちに

ということです

 

この言葉を言ってしまったら

もう伝家の宝刀のごとく

話は終わってしまいますが

やっぱり

・生きてるうちに

ということだと思います

 

世界一周とまでは行かなくても

60代になったら

色々なことへの出し惜しみが

一番勿体ないように感じます

物に対しても

人に対しても

 

物に対しても

というのは

値段に関わらず

好きな服や

好きなバッグや

好きな靴を買ったとして

 

人に会う時とか

特別な時にと思って使わなかったら

その場面がなかなか登場しないかもしれません

 

洋服だったら

バッグや靴以上に

大事に大事にしまっていたら

時代遅れになるかもしれません

 

靴も

ローヒールだったら

長く履けるかもしれませんが

ハイヒールだったら

年齢と共に履く機会が減ってしまうかもしれません

 

 

以前バッグを購入した

ショップのお若い店員さんが

「大事にしまったりせず・・・」

「いっぱいいっぱい使ってあげてくださいね

と言われた言葉がとても素敵だと思いました

 

店員さんとして

バッグを大切にされていて

人としても

バッグを愛されていて

 

そして

きっと

バッグが大好きで

ご自分のお仕事にも

誇りを持っておられるのではないかと思いました

 

<物は使ってこそ!>

だと思います

 

残される我が子達も

遺品整理をしたとして

新品の物が出てきたら

「お母さん なんで使わんかったん?」

と思うのでは・・・

 

くたびれた物ばかりが残るかもしれませんが

残される者としては

新品がたくさん残っているよりも

くたびれている方がいいのでは・・・

 

まぁ売るとなるならば

新品がいいでしょうかね?

物によるでしょうが・・・

 

ですが

我が家には

売って喜ぶような物もないので

全て業者さんに処分していただくことになりそうです

 

そんなこんなで

私は洋服にも

バッグにも

靴にも

一軍

二軍

三軍と決めずに

 

お人に会う時も

仕事に行く時も

近所のスーパーに行く時も

いつも同じスタイルです

 

そして

母の教え通り

「買いたい物は買いや!」

をだいぶ歪曲して

食べたい物を

食べたいだけ食べる!

 

「あかんやん!」

「そら太るやろ!」

ということなのですが

 

食べた物は

もれなく

きちんと身になっております

自分でしていることなので

笑うしかないです

 

ですが

「あぁ 元気なうちに食べておけば良かった!」

この後悔だけは

人生の最期でしないが確定です

「ははは~」

 

そして

色々なことへの出し惜しみが

一番勿体ないですが

 

人に対しては

会いたい時に会う

ということです

これも

お互いの健康も

お互いの寿命も永遠ではないということです

 

楽しい話ができる間に会って

楽しい時間を共に過ごすという

 

気持ちさえあれば

いつでもできるようで

タイミングなどもあり

いつでもできないかもしれない

特別なことなのだと思います

 

そして

言葉の出し惜しみも勿体ない

 

ありがとうと思うなら

きちんと

ありがとうと言う

 

ごめんなさいと

言わなければならないことがあるならば

必ず

ごめんなさいと言ってから

最期の日を迎えたいと思います

 

時間は無限ではない

時間は有限である

 

人の寿命は

若かろうが

年を重ねていようが

誰にも分かりません

 

60代の私は

平均寿命としては

まだ残りの人生があるかもしれませんが

 

健康寿命としては

残りがどれだけあるのか

全く分からないです

 

内臓的には問題がなくても

足腰はまた別の話です

 

そう思うと

元気なうちに

生きてるうちに

興味のあるうちに

好奇心のあるうちに

色々なことをしようと思います

 

 

今日の作品の

人生も木登りと同じかも

年齢が高くなるほど

視野が広がる

ですが・・・

 

本当の木に登ることは

当然できませんが

人生の木登りはまだ続けばいいなぁと思います

 

知識の蓄積と経験の重なりにより

年齢とともに視野が広がると信じて・・・

 

 

皆さんにとって

素敵な一週間でありますように

それでは

また日曜日にお逢いしましょう

 

 

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