人はピンチになると・・・

 

皆さん

いつも雅の遊び字ギャラリーにお越しいただきましてありがとうございます

皆さんにはお変わりなくお過ごしでしょうか

 

三月になり

春がやってきたようにも思いますが

まだまだ寒い日もあります

 

ですが

三月となると

どんなに寒くても

気持ちの上では春で

真冬の厚手のコートを着ることもなくなり

 

徐々に

服もバッグも靴も

春の装いに

ゆっくりと変化しているという感じです

 

桜が大好きな私としては

指折り数えて

逢える日を待っています

花粉症とは戦いながら・・・

 

季節の変わり目です

どうぞ皆さんもご自愛くださいね

 

 

それでは

今日の作品です

人はピンチになると

真価が問われる

ですが・・・

 

昨年末のお話しです

年内の講座の最終日を終え

自宅に戻ってきて

「あ~」

「今年も一年元気で 無事に全講座を開講できて本当に良かった!」

と思って

 

荷物を置き

服を着替え

ソファーに座り

スマホを見たところ

画面が真っ暗!!!

 

電源を入れていないから

真っ暗!!!

というのは当たり前なんですが

 

電源を入れても

真っ暗!!!

 

「えーーー!!!」

「なんでーーー???」

「ついさっきまで見ていたのに???」

 

ですが

真っ暗と言っても

本当の意味では

全く電源が入っていないということではなく

 

全体としては

真っ暗なんですが

一番上の部分にだけ

うす~く

グリーンのラインが一本

端から端まで入っています

 

ですが

他は真っ暗で

一回電源を落として

もう一度立ち上げると

一旦開くのですが

暫くすると

また真っ暗になり

どうにもこうにも・・・

 

今の時代

スマホがないと生きてゆけない

なんて言いますが

まさに私もそうです

 

昔ならば

アドレス帳を持っていましたが

今となると

連絡先は全てスマホの中で

 

プレイベートは勿論のこと

仕事も全て

LINEかメールか電話でのやり取りなので

スマホが壊れると

ただただ

真っ青になってしまいます

 

ですが

今回は不幸中の幸いで

年内の仕事が

全て終了しておりました

 

そして

完全に壊れていないので

今携帯ショップに行けば

データの移行ができるはず

はず!

はず!

きっとできるはず!

心からの希望的観測です

 

でも

当日は予約も無理なので

明日にでも・・・

 

そんな訳で

私は本当に運がいいです

全ての仕事が終わっていたので・・・

 

「スマホちゃん ここまで頑張ってくれて 本当にありがとう

そうでなければ

たちまち

色々と難儀なことになるところでした

 

とにかく

まだ電源がちょっとでも入る間にと思って

家族に

「スマホの調子が悪いので 繋がらなかったら 家の電話によろしくです!」

とLINEで連絡をし

取り合えずやれやれ

 

リスクのある体とわかってから

末子が毎日朝晩

おはようと

おやすみのLINEをくれるので

連絡がつかないと

倒れているかと心配をかけてもいけないので・・・

 

そして次の日

携帯ショップに行ってみると

画面が真っ暗で

上に一本だけ

グリーンのライン!

 

今までそんな事象がないらしく

センターにも問い合わせてくださいましたが

 

結論としては

何故そうなるのかという理由は

さっぱりわからず

間違いなく

故障はしているとのことです

 

新しいスマホに替え

データも移行してもらって

なんとか

事なきを得ました

本当にやれやれです

 

 

そして

話は変わりますが

それから数日して

洗髪していたら

左の耳にお湯が入ったようで

聞こえなくなり・・・

 

ですが

時々そんなこともあり

すぐに聞こえるようになるので

気にしていなかったのですが

 

一向に塞がったままで

左耳が

ボワ~ンとしていて

 

シャンプーをつけ

指で頭皮を動かすと

左耳には

ゴリゴリという音が聞こえます

生まれて初めて聞いた音です

 

なかなか元に戻らないので

段々不安になってきて・・・

 

「お湯が入っているだけよね???」

「それとも・・・」

「もしかして 突発性難聴???」

 

今は亡き母が

突発性難聴だったので

もしかしたら遺伝もあるかと思い

メニエールの持病もあったりで

益々不安になり・・・

 

でも

洗髪の途中でなかったら

もっと心配だと思うのですが

お湯が耳に入ったので・・・

 

ですが

お風呂を上がっても

まだ聞こえず・・・

 

いつもすぐに聞こえるようになるので

「なんで???」

と思いながら

 

今時のことなので

スマホですぐに調べてみたら

 

心配ないとのこと

20分程したら聞こえるようになるということで

一安心!!!

 

ところがところが

20分はとっくに越え

1時間経っても

2時間経っても

3時間経っても

一向に

左耳の閉塞感が続いたままで・・・

 

20分程したら聞こえるようになると

むしろ調べたことで

余計に不安になり・・・

 

「3時間はおかしいよね!」

「やっぱり 突発性難聴?」

「たまたま 洗髪と突発性難聴が重なったの?」

と4時間近く

モヤモヤした気持ちでいたら

 

突然

シュコ!!!

みたいな音がして

次に

スコーーン!!!

という音がして

左耳が聞こえるようになり

 

それと共に

左耳からお水が

ドバッ!!!

 

本当は

タラ~!!!

くらいなんですが

 

人生で初めて

耳から水が流れるという

変な感触を味わったので

なんだか

大袈裟に感じてしまいました

 

なにはともあれ

何事もなく良かったです

 

20分程で聞こえるようになるというのは

あくまでも一例だったのか

私が特例だったのかわかりませんが・・・

 

日頃は

何事もすぐに調べることができる時代で良かったと思うのですが

 

その時は

すぐに調べることができる時代でなかったら

様子を見て

これほど心配にならなかったかもと

勝手なことを思ったりの4時間程でした

 

なにはともあれ

事なきを得て

やれやれです

 

そして

スマホの故障と同じく

年内の仕事が全て終わっていて

本当に良かったと思いました

 

勿論

閉塞感のままでも

仕事には行きますが

きっと不自由に感じると思うので・・・

 

 

日頃元気であること

目が見え

耳が聞こえ

口で話せ

手足も使えること

本当にありがたいことで

感謝するべきことだと

つくづく思いました

 

 

それから年が明け

一月二日

長子夫婦に

ショッピング施設に連れて行ってもらいました

 

私はどうしても見たいお店は二軒だけだったのですが

長子夫婦は色々見たいとのこと

 

長子が

「終わったら電話して!」

とのことだったので

「わかった!」

と言って別れました

 

私がどうしても見たいお店は

二軒だけなのですが

一軒目でかなり時間を使ったので

取り合えず

一回長子に電話をしてみました

 

ところが

電波の状態が悪いのか

一向に繋がらず・・・

 

何度が電話をしてみたのですが

さっぱり繋がらず・・・

 

一月二日ということで

人出は超満員!!!

 

それから

何度かけても

電話は繋がらず

(お正月のこの人出で このまま電話が繋がらなかったらどうなるの?)

と思って

 

若い人が行きそうなお店を一軒一軒見て回るという

とんでもないことになってしまい・・・

 

一軒一軒のお店も広く

超満員なので

探し出すのも一苦労!!!

 

その間

何度か電話もしてみたけれど

相変わらず

全く通じず

 

場所を変えてみたり

そんなことをしても

なんの意味もないと思いながらも

昔よくしていた

スマホを振ってみたり・・・

 

自分だけが困ることだったら

のんきな私なので

「困るけれど まぁええか!」

「なんとかなるやろ!」

と思えるのですが

 

家族とはいえ

自分以外に迷惑をかけることはしたくないと思うので

私にしては珍しく

段々気持ちが煮詰まってきて・・・

 

(このまま 探し出せなかったらどうしよう???)

(迷子として 呼び出してもろおうか!!!)

(でもこの場合 子供が迷子になったのではなく 親が迷子になったけれど!!!)

などなど

色々考えながら探し回り

 

行きそうなお店を

一軒一軒

人をかき分けかき分け

探し回り

 

幸いにも

五軒目で

遠くに長子を見つけた時には

 

私は子供の頃

迷子になったことはなかったけれど

迷子になって

親の顔を見た途端に

チビちゃんが大泣きする気持ちが

還暦過ぎて

初めてよくよくわかりました

 

還暦で生まれ変わるなんて言いますが

赤子になったということでしょうか?

 

長子夫婦は

大型のシューズショップにいて

長子の伴侶が

試着をしながら

店員さんと話していて

長子は傍で見ていました

 

私が店に入り

遠くの長子を見つけると

長子も私を見つけて

小走りで

傍に駆け寄り

 

「電話が全然繋がらへんから どうしよかと思った!!!」

「迷子になったと思って 泣きそうになったわ!!!」

「放送で呼び出してもらおうかと思った!!!」

と私が言ったら

 

長子が

「なんで電話せえへんかったん???」

と言ったので

私ちょっと

「?????」

になり・・・

 

すると

長子が

「普通の電話!!!」

「○○○○ー○○○○」

「覚えてるやろ!」

「今かけてみ!」

「かかるやろ!」

 

「!!!!!!!!!」

そして

かけてみたら

なんのことなく普通にかかり・・・

 

そうなんです

私LINEの電話をしていたんです

 

最近

普通の電話をかけることもなくなったので

すっかり忘れておりました

 

すると

長子が

「LINEは電波が悪い時あるしな!」

と言い

「まぁ いよいよやったら こっちから電話したと思うで!」

とのこと

 

長子の伴侶にも

「迷子の放送したら ちょっと面白かったですね!」

と言われ

笑いが起き

無事生還いたしましたという感じです

 

長子には

LINEの電話をしたとは

一言も言っておりませんが

我が子の方は

おっちょこちょいで鈍くさい母ということを

十二分に理解していたようです

 

マスクはしているとはいえ

悲壮な顔で探し回り

悲壮な顔で

長子に駆け寄り

 

一人興奮して

会えた喜びに

とてつもなく安堵するという

一人百面相を演じた気分です

 

探している最中は

携帯のない時代は

(ほな ○○時にここに集合ね!!!)

やったから良かったけれど

と思ってみたり・・・

 

(あの時代やったら こんなことにならず!!!)

と思ってみたり・・・

 

(そう言えば もっと昔は 駅に伝言板あったなぁ!!!)

と思ってみたり・・・

 

余談ですが

最近では

あの駅にあった黒板が

エモいということで

復活したというお話を聞きました

昭和のよき時代の思い出ということでしょうか?

 

そして

いつの頃からか

エモいという言葉も聞くようになりました

 

エモいとは

英語のエモーショナルに由来するようで

 

切なさや懐かしさを含み

心が揺さぶられて

なんとも言えない気持ちを表すということのようですね

 

いつもながらに脱線しましたが

もといもとい

相変わらず

我ながら色々と嘆かわしいです

 

 

今日の作品の

人はピンチになると

真価が問われる

ですが

 

私は

年々

実際の視野も

物事を考える視野も

どんどん狭くなっていて

 

ピンチが訪れた時

どっしり構えることができずに

恥ずかしながら

あたふたしております

 

私の話は

非常に小さい話ですが

コロナ禍になり

色々な人が

ピンチどころか

大ピンチになりました

 

真価が問われたことも多くあったのだと思います

残念ながら

淘汰されたことも多くあったのだと思います

生活様式が変わったり

今までの常識が常識でなくなったものもあります

 

今でも

コロナに罹患したというお話しをお伺いします

ということは

コロナ禍とはもう言わなくとも

まだこの世には

コロナは存在しているということなのですね

 

勿論コロナについて

忘れたわけではないのですが

気持ちとしては

だいぶ薄れているようにも思います

 

ロナ禍という大ピンチがやってきて

真価が問われ

それぞれが努力をして

今日があるのだと思います

 

そう思うと

たとえどんなに大変なことが起きても

人はやっぱり強いのだと

痛感します

 

これから先

世の中的には

もうピンチはやってきてほしくないと

誰しもが願うところですが

そうもいかないのでしょうね

 

その度に

人は真価が問われるということではないかと思います

 

私の場合は

すご~く

ちっちゃな話ではありますが

 

ピンチがやってきて

真価が問われた時

あたふたせずに

ぶ~ちゃんの見た目だけでなく

 

心の方も

冷静沈着に

どっしりと構えられる人でありたいと思います

あくまでも

希望的観測ですが・・・

 

 

皆さんにとって

素敵な一週間でありますように

それでは

また日曜日にお逢いしましょう

 

 

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